第541話 2005年 8月26日

あつくるしいゾ ☆☆☆  
ネネちゃんが気分よく川原を歩いていると、「熱帯夜」と書かれたシャツを着た怪しい男に声をかけられました。その男はやけに気合が入りまくっている人でした。名前は熱繰椎造(あつくるしいぞう)、幼稚園の先生を目指していて、いよいよ明日から実習だとのことだそうで、幼稚園児のネネちゃんに声をかけたりしていたのです。さて、そんな椎造の目の前にしんのすけが現れます。何をして遊んでいたのかというと「一人キャッチボール球無しバージョン」…。それを聞いた椎造は、きっと友達がいなく、勝手に愛に飢えているのだと思い込んでしまいます。さらに、しんのすけが見せたケツだけ星人を見て、問題行動を起こしており、このままではひねくれた孤独な大人になってしまい、将来犯罪を起こすかもしれないとつぶやきます。そこで、友達になってあげてまともな人間にしてあげようと言う椎造です。しかしその様子を聞いていたしんのすけは、椎造こそまともな人じゃないと感じています。椎造(年齢は22歳と判明)が一緒に遊ぼうと声をかけますが、知らない人についていってはいけないとみさえから言われているわけでしんのすけは拒否します。22歳なのに5歳児と一緒に遊ぼうとするということは、きっと孤独な大人で将来犯罪を起こたりするだろうと、さっきの椎造と同じことを考えます。そこでしんのすけは、椎造と一緒に遊んであげることにします。しかし、その遊びは「ボールのないサッカー」で、やっぱりひねくれていると感じる椎造でしたがしんのすけがしたいようにするべきだと考えて早速遊びを始めます。が、椎造がボールを扱っているのに、まだしんのすけが持っていることになっていたりしていて、椎造は苦労します。それでもなんとかしばらくボールのないサッカーを楽しみますが、ここで椎造がウサギ嫌いということが明らかとなります。しんのすけはそろそろ帰ろうとしますが、椎造はまだ遊びたいようです。そこでしんのすけに頼み込み、ボールのないサッカー遊び延長です。しかし、しんのすけは椎造に素質がないと言い放ちます。それでも椎造は食らいつき、仕方ないからもう一度やらせることに。そして椎造は思いっきり燃え上がって遊びに集中します。そこに風間君とマサオ君とボーちゃんがやってきて、椎造と顔を合わせるのでした。 翁妙子
平井峰太郎
平井峰太郎
高倉佳彦
しんのすけ
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
熱繰椎造
かたたたたき券だゾ ☆☆☆ げんこつ
みさえが縫い物をしています。完成しましたが縫い目がバラバラ…。まあ近くから見ないとわからないしと妥協するみさえです。そしてみさえが裁縫箱をかたづけようとすると、何か紙切れが入っていました。何かというと、「かたたたた きけん」(しんのすけの発音)ではなく「かたたたきけん」でした。母の日のプレゼントだったようです。しんのすけはしらばくれていましたが、なんだかんだで思い出すのでした。幼稚園で母の日のプレゼントを作った際、似顔絵・感謝状・首飾り・トロフィーいろいろ考えたもののどれも面倒だということで一番楽な肩たたき券にしたとのことです。そんな理由だと知り、絶対にちゃんと肩たたきさせないと教育上よくないと思ったみさえは、今すぐ肩たたきをしてもらおうとします。しかし、しんのすけは今故障中だとか、ガス欠でおやつを要求してきたりするのです。ちょうど3時だったというわけでみさえはおやつを出しますが、しんのすけはまだ肩たたきをしようとしません。なぜかというと、券の裏に食後30分間はお休みと書いていたからです。ここはげんこつですぐに始めさせるみさえです。しかし、すぐに手を止めるしんのすけです。鼻がかゆいとか背中が、耳の後ろが…そして今度は、お尻がムズムズしてきたようです。やる気がないからかゆくなるのだと言って仕切り直しです。しかし、しんのすけはあくびやらくしゃみやら…。かえって肩が凝ると感じるみさえですが、ここでやめては何にもならないわけで、リズミカルにやってほしいとしんのすけに言います。例えば太鼓を叩くようにということで、しんのすけはうまく太鼓を叩きます。が、その太鼓の音で昼寝していたひまわりが目を覚まします。そして、しんのすけがみさえの肩をたたき始めると同時にひまわりが太鼓をたたき出し、いつしかものすごくペースが速くなって痛い肩たたきになってしまいます。結局しんのすけはツボがわかっていないとことで、みさえがしんのすけに手本を見せることに。みさえはなかなかうまいようで、その後ひまわりもやってもらうことに。すっかりみさえがやる側になってしまうのでした。 萩田寛子
平井峰太郎
平井峰太郎
門脇孝一
しんのすけ
みさえ
ひまわり
「しんちゃんの夏のおもいで」第5弾です。今回は浴衣姿で花火大会に繰り出すしんのすけです。でも、やっぱりしんのすけは花火よりおねいさんがいいようで…。