第544話 2005年 9月16日

エキスパンダーできたえるゾ ☆☆☆☆  
ひろしが押し入れを捜索中です。一度しまうと二度と見つけられないという名物押し入れブラックホールだそうですが…探しているものはみさえがおいしい紅茶を買ってくるから探しておいてほしいと言われたらしいティーセットでした。しんのすけも手伝うように言うひろしですが、しんのすけは応援団になってしまいます。一喝後ようやくしんのすけも押し入れを開けるのですが、その時古い箱が落ちてきました。何かというと、エキスパンダーでした。筋トレのために昔勝ったものだったのです。しんのすけもバネ1本でやってみます。さすがに1本ならばしんのすけにも伸ばせましたが、もっと伸ばしたいということでひろしに片側を持たせて目いっぱい引っ張りました。そしてしんのすけが手を離し、バネの反動で取っ手がひろしの股間を直撃してしまいます。結局ひろしはエキスパンダーを片づけてしまおうとしますが、飽きたらすぐに捨ててしまうとか言われて結局続行することに。そして、バネを5本セットしてひろしに渡すしんのすけでした。さすがに5本はきついとのひろしでしたが、結局挑戦することに。そして見事に伸ばすのですが、その時しんのすけは写真集を見ていたのでした。ひろしは力を使い果たしてしまい、バネを髪の毛に挟んでしまいます。とそこに、宅配便がやってきました。こんな姿では出られないということでしんのすけにハンコを渡します。留守だということにしようとのことでしたが、結局宅配の人に見られてしまって笑われてしまいました。さらに、そこに電話が。駅にいるみさえからでしたが、急に雨が降ってきたので迎えに来てほしいとのことです。頭に挟まったエキスパンダーをどうにかしないと表に出られないので、まだティーセットが見つかっていないからダメだと答えるひろしでしたが、その時しんのすけが見つけ出してくるのでした。ひろしは帽子をかぶって車に乗って駅に向かいます。駅前に着いたところでしんのすけがみさえたちを迎えに行くことにするのですが、直後急ブレーキの音が。そこにはしんのすけの傘が転がっており…慌ててひろしが駆け寄りますが、しんのすけは女性運転手をナンパしていただけでした。そして、まだエキスパンダーが挟まったままのひろしは女性運転手や周囲の人に笑われてしまいます。みさえはコンビニで傘を買って帰ることに…。 田村安彦
義野利幸
平井峰太郎
高倉佳彦
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
アロマ〜な気分だゾ ☆☆☆  
アクションデパートにて、アロマテラピー用品担当の羅弁田鴨美(らべんだ・かもみ、24歳)がアロマグッズを売っていました。ところがこの日は客の食いつきがかなり悪いようです。そこで、税込み15750円の商品を実際に使って香りを漂わせます。と、そこにみさえたちが通りかかり、香りに引きつけられるのでした。そして羅弁田はさっそくセールストークを始めます。しかしみさえは、お金がないからとあっさり立ち去ってしまうのでした。しかし羅弁田がジャスミンやらラベンダーやらハーブの名前を出すと、しんのすけがそれらを女性の名前だと思ってしまいます。ただ、その場はみさえも強い意志でしんのすけをその場から引きずっていきました。ところがちょうどその時、別の客がダイエット効果のあるものがあると聞いたとかいうことを話していて、それがみさえの耳に入りました。みさえは立ち止まり、この瞬間羅弁田の勝利が決まりました。というわけでみさえは加熱蒸散用ポットと、バスタイム用のジャスミン、安眠用のラベンダー、ダイエット用のグレープフルーツと3種のハーブオイルを買ってくるのでした。しんのすけはどうせ無駄遣いなのだし、どうせならステーキの匂いのほうがいいと言うのですが…みさえはお腹だけでなく心を満たしてくれるものも大事だといってアロマの必要性を主張するのでした。とりあえずポットをセットして(電気式なのでコンセントに挿す)、グレープフルーツを試してみます。さっそくいい香りが部屋中に漂ってきて、海辺でくつろぐ感じになるみさえですが、なぜかそこに焼きそばのにおいが漂ってきます。しんのすけが焼きそばのお菓子を横で食べていたからで、仕切り直しとなりました。今度こそ癒しの空間を…と思っていたらサンマのにおいが漂ってきました。隣のおばさんが焼いていたにおいが漂ってきたようで、結局アロマは中断となります。夜になり、みさえたちはお風呂に入ります。いつもの入浴剤の代わりに、ジャスミンを1滴入れるといい香りが広がってくるのですが、1滴ではちょっと足りない感じです。そこでもう少し入れようとしますが、しんのすけが入れたがって手を滑らせ、1本5000円分を丸ごと入れてしまうことに…。香りが強烈過ぎてかえって不快な気分になってしまいます。寝る時は安眠のラベンダーをセットして眠りにつきますが、どうやら蚊がいるようでみさえは眠れません。結局アロマポットをコンセントから抜き、代わりに電気蚊取りをセットすることになってしまうのでした。 萩田寛子
平井峰太郎
平井峰太郎
門脇孝一
しんのすけ
みさえ
ひまわり
羅弁田鴨美
エンディングコーナーは今回から「しんちゃんのぶりぶりブログ」と名前が変わりました。芸術の秋ということで音楽スタジオにやってきたしんのすけです。「ありの歌」を歌うやなわらばーの2人との対面を果たし、3人でバンドを組むことに。曲のイメージを絵にして披露したりして、外に出て歌うのでした。というわけで、エンディング後にはその絵がプレゼントされますという告知が流れました。