第571話 2006年 6月23日

むさえちゃんのお見合いだゾ ☆☆☆  
みさえが洗濯を終えてむさえを起こそうと思ったところに、隣のおばさんが声をかけてきました。見合い写真を持ってきていたのでした。むさえにとのことですが、むさえはそんなタイプでもないわけでお断りしたとのことです。ところが、先方もかなりの変わり者で、割れ鍋に綴じ蓋で案外うまくいくのでは…と写真だけ預かってきていたのでした。しんのすけが先に写真を見てみると、案外男前だとのことです。それでもむさえは嫌がるのですが…ひまわりが代わりにお見合いしたがるわけで。その夜、ひろしからもお見合いを勧められるのですが、むさえは絶対にやらないと一点張りです。むさえが言うには、結婚はお見合いではなく恋愛でいきたがっているようで、今のところはまったくそんな気がないようです。相手の実家は北海道で海産物の会社をやっているので、親戚になれたらシャケやイクラやカニとか送ってくれるのではと野原一家で盛り上がりを見せるも、むさえはまったく気分を変えようとしません。ちなみにひろしとみさえの運命の出会いはどんなだったのかというと…ひろしが忘れてしまったようで、秘密が解けず残念でした。ところが翌日、一転してむさえがお見合いに応じることになるのでした。が、日曜だし善は急げということでわずか2日後にお見合いということが決まります。いよいよ当日、みさえが付き添いでお見合いに参加したわけですが…むさえの感想は料理がおいしかったということのようです。相手は普通だそうで、手ごたえはまるでない感じでした。みさえも、変わり者と聞いていたわりには普通だったという感想なぐらいで…。ところが、そこに隣のおばさんがやってきました。そして見合い相手が、急にイグアナが見たくなったので会社を辞めてガラパゴス諸島に行くから、今回のお見合い話はなかったことにしてほしいと言ってきたそうなのです。やはり相当の変わり者のようでした。どうせむさえも断るつもりだったようですが、先に断られたのはちょっと悔しかったようです。その後しんのすけとむさえが、どうしてお見合いしようと思ったかを語りあいます。しんのすけたち家族を見ていたら、会ってみるのもいいかと思ったそうでした。 翁妙子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
大森孝敏
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
むさえ
隣のおばさん
おためし英会話だゾ ☆☆☆  
「英会話のナイス」という英会話教室のテレビCMを見ていたみさえと隣のおばさんです。実は、この英会話教室でロベルトがバイトをしているらしいのです。で、最近駅の南口にも教室ができて、ロベルトがそこでも働くとのことで、しかも体験レッスンなら無料だと隣のおばさんから言われたみさえはさっそくしんのすけを連れて教室へ。すると、そこで宇集院夫人とその息子・魔朱麿(ましゅまろ)と(アニメ放送上では約10年ぶりに)会いました。そして、いよいよ親子に分かれて英会話教室の始まりです。と、そこにロベルトが現れてしんのすけやみさえと楽しく語り合いました。その様子を見た宇集院親子は、野原家のくせに外人と知り合いだなんて…と複雑な気分です。さて教室の始まり、しんのすけが知っている言葉ということでいきなり"I love you."とロベルトの横にいる女性講師(名前はキャサリン)に迫りました。とりあえず、ロベルトとキャサリンがあいさつの会話を実演します。その後参加した子どもたちも言ってみるのですが、みんな緊張しているためかうまく言えません。その後キャサリンは電話がかかってきたからというわけで一時退室し、その間はロベルトだけで進めます。しんのすけが大きなジェスチャーを交えて話したことで、ロベルトも同じように体を動かしてみると、子どもたちに大受けです。そこでロベルトは、体を使えば覚えやすいしいいと感じるのでした。その頃、親は別室で家庭でも普段から英語に接する環境づくりが大事だという話を受けているのでした。さて、キャサリンが教室に戻ってきた頃には子どもたち全員がフラダンスのように踊りながら英会話をしている様子を見て固まっているのでした。一方で、親も英語でほめてあげようと言われるものの恥ずかしくてなかなか言えないようでした。が、なかなか言えないという態度は子どもによくないからと、みんな必死でほめ言葉を練習するのでした。さて帰宅後、宇集院家では、魔朱麿がフラダンスしながらしゃべっているので驚く宇集院夫人でしたが、それでも無理やり抱きしめてほめてやるのでした。一方野原家では、二人とも恥ずかしがることもなく英語?をしゃべりまくるしんのすけと、いちいち"You did it!"とほめるみさえの姿があるのでした。 翁妙子
ささきひろゆき
ささきひろゆき
若松孝思
しんのすけ
みさえ
ひろし
ひまわり
むさえ
宇集院夫人
宇集院魔朱麿
クレしん原作本を題材に、「子育てにとても大切な27のヒント」を執筆した汐見教授に会うため、東京大学にしんのすけがやってきました。そして実際に会います。本にあった「おバカな子でも大丈夫」というのが誰のことなのかとしんのすけが聞いてみると、やはりしんのすけのことのようで…。ただ、東大生もバカばかりだそうで、バカだけどみんな一生懸命に勉強してくれるそうです。