第574話 2006年 7月21日

知らない人にはついていかないゾ ☆☆☆  
幼稚園で事件が発生したとみさえが聞き、自転車で駆けつけるみさえとしんのすけです。幼稚園前にはパトカーが止まっていて、園長が刑事2人と話をしていました。しんのすけがあわてて、園長を逮捕しないでほしいと訴えかけます。と、2人の刑事はどこかで見たような…そう、またずれ荘で張り込みをやっていた、にがりや京助と汚田急痔だったのです。今日は防犯の話をする目的で来ていたようです。最近、悪い大人が子どもを連れ去る事件が起きています。その手段を園児に聞いてみると、「身内が交通事故にあったとうそを言って車に乗せようとする」(風間君)、「お菓子を買ってあげると近づいてくる」(ネネちゃん)、「カブトムシを見せてあげるからおいで」(マサオ君)、「かなりシロアリにやられていますねと不安をあおる」(しんのすけ)…最後のは別の犯罪ですが、ともかく知らない人から声をかけられたら用心しないといけないということで、実際にやってみることにします。犯人役を誰か…とのことでしたが、当然ながら園長しかいません。子ども役は、まずネネちゃんです。きっぱりと園長の誘いを断るネネちゃんでした。次にしんのすけですが、やはりきっぱり断るのかと思ったら、どうしてもというならもらってあげてもいいのだと…。次に風間君ですが「親が交通事故にあった、病院に連れて行ってあげるから車に乗りなさい」と迫られても断り、念のために家に電話して確認すると完璧な対応でした。しんのすけもやってみますが、しんのすけは相手の車を心配して大爆笑を誘うのでした。相手がきれいなおねいさんでも悪い人かもしれないから用心しなくてはいけないとのことですが、しんのすけはうっかりついていってしまいそう…。次に、犯人が手を出してきたらどうするかという訓練です。マサオ君が園長につかまれたところ、大声で助けを呼びました。が、園長はさらに演技にのめり込んでマサオ君は泣いてしまいます。次はボーちゃんですが、ボーちゃんはそのまま地面にひれ伏しました。それもひとつの手ですが、体力的にかなわないので大声を出すのがやはり最良のようで。しんのすけはというと、つかまれても服を脱いで逃げるのでした。さてその後、みさえは犯罪がおきそうな場所をチェックし始めました。帰宅後、みさえはひろしにも話をします。ひろしは、しんのすけがちゃんと理解しているかどうかをテストすることにしました。そこでサングラスにマスクで変装して、道を歩くしんのすけを待ち伏せて声をかけるのでした。ちょうど通りかかった風間君が交番に通報し、ひろしは汚田によって、未成年者略取の現行犯として逮捕されてしまうのでした。 翁妙子
横山広行
横山広行
高倉佳彦
しんのすけ
みさえ
ひろし
風間君
ネネちゃん
マサオ君
ボーちゃん
よしなが先生
まつざか先生
上尾先生
園長
風間ママ
ネネママ
マサオママ
にがりや京助
汚田急痔
コピーをとるゾ ☆☆☆☆  
みさえは、おケイさんから借りたレシピ(おケイおばさん自作)を返してほしいと電話で言われました。そこでみさえは一生懸命に書き写していたのですが、しんのすけがそれならコピーをとればいいと提案しました。そこでコンビニへ出かけることに。コピー機はすぐに発見しますが機械に弱いみさえを心配に思うしんのすけでした。みさえはOL時代にやっていたから大丈夫とのことでしたが、メーカーが違うとかで苦戦します。ちゃんと操作手順を示すタッチパネル式モニターがついているので万全ですけれどね。と、コピー機に運転免許証が残されていました。前に使った人が忘れてしまったようで、みさえは後ろの人にコピー順を譲り、免許証を店員に渡しました。が、譲った人が大量のコピーをしているようで順番が回ってきません。そこでみさえは、別のコンビニに向かいました。そこでは、老女がコピーの仕方がわからずに困っていました。みさえは手伝ってあげようとしますが、さっきのコンビニと違ってタッチパネルのモニターが見当たらずに困ってしまいます。結局、老女がスタートボタンを見つけて難なくコピー完了となるのでした。さてみさえの番です、白黒コピー10円でいいかとのことで原稿をセットしますが、しんのすけがやりたがって15%縮小設定のボタンを無意識のうちに押してしまい、コピーされたものは小さすぎて何も見えない状態になってしまいます。みさえはしんのすけに100円玉を渡して何か買ってきなさいとその場をしのぎます。が、ひまわりの分も込みで100円のつもりだったようです。しんのすけの訴えるまなざし攻撃により、200円を渡すことになります。さてみさえはコピーを再開しますが、白黒コピーの結果、ハンバーグが石のようになっておいしくなさそうでした。仕方なく、1枚50円のカラーコピーにすることに。きれいにコピーされ、順調にコピーを終えるみさえです。その頃しんのすけは、2つのお菓子で迷っていました。ひまわりはすぐにほしいお菓子が決まるのですが…結局しんのすけは疲れて、他に何かないか店内を探します。そして、コピー機を見つけます。しんのすけは売り物の写真集をカラーコピーしていたのですが、当然ながら犯罪ですから、コピーは丸めて捨てられることに。みさえがしんのすけを叱っていると、ひまわりが若い男性についていって店を出て行ってしまいます。みさえが追いかけるのですが、しんのすけもコピー機の上に乗って身を乗り出しているとスタートボタンを押してしまい、しんのすけの手がコピーされたのでした。それを見たしんのすけは、コピー機に顔を押し付けてスタート、顔のコピーをとるのでした。さらに、何か他のコピーもとったようで…。帰り道、最近のコピー機の性能はすごいという話になり、最後にコピーしたしんのすけのお尻を見せるのでした。 中弘子
横山広行
横山広行
大森孝敏
しんのすけ
みさえ
ひまわり
最新原作44巻が発売されたということで、しんのすけの着ぐるみは双葉社へ。社長と会ったしんのすけは、社長からクレしん特製のiPod® nanoをプレゼントしてもらいました。それも3つも。さらには原作44巻を10万冊…ではなくて100冊プレゼント、という告知でした。