第628話 2008年 5月 9日
オラ、ボディーガードになるゾ | ☆☆ | |
しんのすけが退屈そうに外を歩いていたら、ななこおねいさんから声をかけられました。しんのすけはすかさず近寄りますが、ななこさんが手の甲をハチに刺されたと知って、しんのすけは激怒するのでした。しんのすけは修業を積んで必ず守ると言い残して立ち去りました。 その後幼稚園にて、しんのすけは茂みをつついて黒磯を呼び出しました。そして、ボディーガードの弟子にしてほしいと頼み込むのでした。黒磯は断りますが、あいちゃんが許可するのでした。黒磯が大ファンだというハリウッド俳優を招待することになっていて、記念写真とサインと頼んでくれるというわけで、さっそくしんのすけにボディーガードの心得をたたき込むことに。一番重要なことは、揚げ物を控えたりピーマンを残さず食べること、ではなく自分を犠牲にしてでもガード対象の人を守ることです。まず、周囲に怪しい人がいないかどうかを調べることでした。するとしんのすけが、怪しい人を発見しました。しかしそれは園長だったわけで、園長と判明している以上は怪しい人ではないとのことで…。 黒磯いわく、守りたい人に危険が迫ったら、自分が盾になるのが大事だとのことです。そこで、近くを歩いていた風間君を指名して守ってみようということになりました。しんのすけは風間君に危険が迫ったといって風間君を突き飛ばしました。風間君は木に激突したうえに股間を打つことになってしまいます。が、危険というのは単にハエが近づいてきていただけでした。どうせなら本当にピンチになった時に…と思っていると、突然手錠をかけられる風間君です。ネネちゃんからリアルおままごとに引き込まれようとしているのでした。今こそピンチだと叫ぶ風間君でしたが、しんのすけは走り去ってしまいました。 その後も黒磯によるボディーガード講座は続きます。大事な人を守るのはほんの一瞬のことだけど、その一瞬に備えて体を鍛えること…なのですが、ひたすら鍛えていたのは黒磯だけで、夕方には黒磯だけが疲れ果てた状態なのでした。 翌日、今度は実践訓練とのことであいちゃんが初めて寝返りを打った記念日パーティーのボディーガードを手伝うことになったしんのすけです。ちゃんとした黒服とサングラスを借ります。周囲に常に注意を払い、あいちゃんになにか危険が迫りそうならすぐに対処できるようにしておかなければなりません。特に今のところ不審人物はいない感じでしたが、しんのすけがパーティー参加の若い女性にデレデレ状態、さらにお尻を出して踊る始末なのでした。 そしてあいちゃんが登場しました。まずはシャンパンを開栓というところなのですが、開けた栓が飛んで行ってしまいます。するとしんのすけが突然動き始めました。それは、単にテーブルにあったフライドチキンを食べたかったからなのですが、ちょうどあいちゃんに向かって飛んでいたシャンパンの栓をしんのすけが顔面で受け止める形となり、結果的にボディーガードの任務を果たしたこととなり、会場は拍手喝采となるのでした。 そのまた翌日、今度はななこおねいさんのボディーガードになると張り切っていたしんのすけでしたが、ハチに刺されたと知った四十郎がボディーガードになろうとしているのでした。ななこおねいさんはしつこいのは嫌いだというので、嫌われたくないしんのすけはボディーガードを辞めることとするのでした。 |
中弘子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ 風間君 ネネちゃん あいちゃん 黒磯 園長 ななこ 四十郎 | ||
新茶をもらったゾ | ☆☆☆☆ | |
シロウマ宅配便が野原家にやってきました。おケイから新茶が届いたようで、新茶はこの時期しか飲めないわけなので高そうでした。さっそく飲もうと迫るしんのすけですが、みさえは貴重なものだからしっかり飲もうとのことでした。すると、そこに電話がかかってきました。それはおケイからのもので、みさえはそのまま長電話モードに突入です。その頃、ひまわりが新茶の袋をいたずらしようとしていたのをしんのすけが取り返しますが、結局袋を破いて新茶を一部こぼしてしまいました。とりあえず集めて、近くにあった茶筒に移そうとします。しかし茶筒には別の茶葉(後にほうじ茶だと判明します)が入っており、両方の茶葉が混じりあってしまいました。しんのすけは海苔の缶を見つけだし(中身の海苔は一気に食べてしまいました)、混じった中で新茶が多い部分だけを拾って移しました。それ以外の部分はごみ箱へ捨て、さらにじゅうたんの上に残った細かい茶葉はガムテープで集めてごみ箱へ。これで完璧な証拠隠滅が完了したと思うしんのすけでしたが…。 みさえが電話を終えて戻ってくると、ひまわりが渋そうな顔をしています。こぼれた茶葉を口に入れていたようで、みさえがよく見るとひまわりのよだれかけには茶葉がたくさんくっついていました。かくして、しんのすけが新茶をこぼしたことがばれてしまいました。しんのすけがごまかそうとしたことを とりあえずみさえも入って、ほうじ茶入りの新茶をより分ける作業をすることに。新茶のほうが細かいので、ザルでふるい分けようとしますがすぐに詰まってしまって失敗しました。結局、手作業で新茶とほうじ茶を分けることに。途中苦労しながらも、どうにか分類ができました。ようやく分けた新茶を海苔の缶に移していくみさえでしたが、しんのすけがくしゃみをしてしまい再び混じってしまいました。結局再び混じってしまった分はあきらめ、わずかに缶に移した新茶を一部急須に移して熱湯を注ぐのですが、間違えて缶のほうに熱湯を注いでしまうみさえでした。それでも新茶を無駄にはしたくないみさえなのです。 そしてひろしが帰ってきて冷蔵庫を開けると、薄い緑色の液体が入ったペットボトルが大量に冷やされていました。これが新茶だとのことなのですが… |
翁妙子 | |
貞光紳也 | ||
貞光紳也 | ||
樋口善法 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり | ||
エンディング。試写会の時でしょうか、DJ OZMAおよびしんのすけと同じ格好をしたダンサーが何人も集まって「人気者で行こう!」を歌っている様子が流れました。 |