第629話 2008年 5月16日
ヒミツのキャラクター弁当だゾ | ☆☆☆ | |
幼稚園にて、昼食の時間になりました。ネネちゃんがウサギのキャラ弁(キャラクター弁当)を見せて、みんなに自慢しています。ママが頑張って作ってくれたものの、もったいなくて食べられないようで…。するとしんのすけが勝手に手を出し、ウサギの耳部分のウインナーをつまんでしまいます。しかも、トイレに行って洗っていない手で…。さて風間君はそういう子どもっぽいのはいいやと思うのですが、そういえば朝、ママから弁当箱を大好きなものだと言って渡してくれたことを思い出します。ステーキか懐石弁当なのかと想像しながらふたを開けると、それはもえPのキャラ弁でした。風間君は周囲の視線を気にしますが、どうやら誰にも見られていないようです。しかし、ものすごくうれしいけれど人前では食べられないと嘆く風間君でした。もしもしんのすけに知られたら、幼稚園中に広まってしまうと困っています。すると、突然もえPが現れました。どうして隠すのかと問いかけるもえPでしたが…と、それは風間君の勝手な想像のものでした。 ここでついにネネちゃんが、風間君のはどんな弁当かと聞いてきました。しんのすけが追い打ちをかけるように、人に見せられないものなのか、もしかしてしんのすけのキャラ弁なのかと問い詰めました。が、すかさずボーちゃんに話を振る風間君です。するとボーちゃんのは、ボーちゃんのキャラ弁でした。マイケチャップを鼻水代わりに塗って完成とのことです。ここで風間君が、ケチャップを借りてもえPを隠してしまえばと思うものの…そんなことはできないようです。こうなったら、風間君の弁当に話題が向かないようにしなければと思っていると、ネネちゃんが今度はマサオ君に話を振りました。マサオ君はおにぎりを出して、自分のキャラ弁だと言うのですが…白けきってしまいました。仕方なく風間君は、ビリーの運動(当時ブームだったダイエットDVD)をまねして弁当箱を振り回し、もえPを崩してごまかす作戦を考えるも、やはりわざとらしくてそんなことはできないようでした。苦し紛れに、今度はしんのすけに話を振る風間君です。すると、しんのすけのはアクション仮面カップ焼きそばでした。寝坊して弁当を作る時間がなかったようで…。でもしんのすけは、アクション仮面キャラ弁だと喜んでいます。風間君が、焼きそばを作ってきてあげると言いますが、自分の弁当を一緒に持っていこうとして外に持っていこうとするも失敗、そこによしなが先生がやってきて弁当箱の取り合いになって、風間君の弁当箱を床に落としてしまいました。どうにかふたに乗ったままだったので食べられるわけですが、もえPの姿はわからなくなってしまいました。結果、風間君は微妙に笑っているのでした。 |
浜崎達也 | |
平井峰太郎 | ||
平井峰太郎 | ||
橋本とよ子 | ||
しんのすけ 風間君 ネネちゃん マサオ君 ボーちゃん よしなが先生 風間ママ ネネママ | ||
オラたちが決めるゾ | ☆☆☆☆ | |
雲の上で、しんのすけとひまわりが、いろいろな人の様子を見ています。どうやら、この中の誰かを両親に決めなければいけないようで…。最初に見たのは、若いころのひろしとみさえです。粒あん・こしあんのことで口ゲンカしているわけで、絶対に嫌だとのことです。 迷っているので、お試し期間をもらえることになりました。まずはお金持ちの家に行ってみることに。そうすれば何でも買ってもらえるとのことで、風間君の家の子になってみることにします。想像通り豪華な食事(国産黒毛和牛ステーキとロイヤルヴィンテージミルク)なのですが、どことなく何かが違うと感じるしんのすけたちでした。 今度は庶民の暮らしも見ておかないととのことですが、ひろしとみさえは相変わらず細かいことでケンカしていてパス、ヨガ体操しているマサオママのところに行くことにしました。あっさりした和食の食事でいい感じ…と思ったら、マサオママが突然叫んでテレビをつけました。「太王湿疹記」(太王四神記のパロディ)が始まり、しんのすけとひまわりも韓国国旗やヨン様のうちわを持たされることに。やっぱり、何かが違うと思うしんのすけたちでした。 今度は桜田家へ。ネネパパと一緒にWiiのようなゲームで遊ぶしんのすけでした。いい雰囲気かと思うのですが、ネネママの料理を一口食べると、やはりしつこいお味ということで…指摘されたネネママはウサギのぬいぐるみを殴るわけで、しんのすけが「いつものママじゃない…のかな?」と。結局、普通の家庭でも何らかの問題を抱えていることはよくあるわけですね。ところが、お試しチケットがもうなくなってしまい、消費期限もギリギリでこのままでは生まれてこないことになってしまうとのことでした。 すると、そこに楽しい笑い声が聞こえてきました。それは、さっきまでつまらないことでケンカしていたひろしとみさえでした。そんな楽しそうなひろしとみさえを見て、しんのすけはそこに行くことを決めるのでした。しんのすけが先に行き、後でひまわりがついてくる…と、それはしんのすけとひまわりが見ていた夢の話でした。見守っていたひろしとみさえも幸せそうな感じです。「うちに生まれてきてくれてありがとう」 |
中弘子 | |
平井峰太郎 | ||
平井峰太郎 | ||
門脇孝一 | ||
しんのすけ みさえ ひろし ひまわり 風間ママ ネネママ ネネパパ マサオママ 園長 副園長 隣のおばさん おケイ ふかづめ竜子 魚の目お銀 吹出物マリー 四郎 カスカベ書店店長 川口 | ||
エンディングは「金矛の勇者」の紹介でした。 |