第688話 2009年12月 4日
上尾先生の秘密の週末だゾ | ☆☆☆ | |
土曜日の春我部駅、デパートに向かうまつざか先生がいました。ノベルティーグッズをもらいに行くようですが、どうせつまらないものしかもらえないのだろうと思っていると、妙にうれしそうに切符を買う上尾先生の姿がありました。まさか男では…しかも前夜も上尾先生はウキウキしていて、これから新たな命をはぐくむって素敵なことだとか言っていたのです。絶対に怪しいと思ったまつざか先生は、上尾先生にだけは先を越されなくないと尾行することに。上尾先生が列車に乗り込んで席に着くのを、まつざか先生もデッキ部分で見ていました。「よしなが先生のみならず上尾先生にまで先を越されたらアプリちゃんおつぼねっちゃう〜」とか言っていると、「アプリちゃんって誰?」という声が。「梅は英語でジャパニーズアプリコットと言うから…」と、ここで聞いてきたのがしんのすけだと気がつくまつざか先生でした。そもそもなぜ電車の中にいるのかと思っているうちに電車が動き出してしまいました。しかもこの電車は特急のようで、栃木までノンストップのようです。まつざか先生は銀座に行こうとしていたようなのですが…。まつざか先生はみさえに電話連絡をして、そして事情をしんのすけに話すことに。上尾先生は世間知らずなところがあって悪い男にだまされたらいけないとか言っているうちに栃木に到着しました。上尾先生が降りたので、まつざか先生としんのすけも降りました。すると駅前で、上尾先生はなかなか美形の男と待ち合わせしていたようで、しかもいい車に乗ってどこかに行ってしまいました。帰ろうとするしんのすけでしたが、まつざか先生はもっとあの男のことを知らないと(住んでいる家や年収とか家族構成や…←「何言ってんだこの人byしんのすけ」)。そこでタクシーに乗って追跡することに。 もしかして上尾先生は農家の嫁になるのではないかと思っているうちに、着いた場所は一面の畑地帯でした。ここでしんのすけが大きな声を出してしまい、上尾先生にばれてしまいました。実はここは「週末農業体験」の畑でした。男はコーディネーターであって彼氏などではないようです。畑は春我部にもありますが、週末くらい退屈な日常生活や嫌な同僚ややかましい子どものことなど忘れて、大自然の中で新たな命をはぐくみたかったとのことです。嫌な同僚とは誰のことなのやら…。 しかし上尾先生は、畑を耕す段階で出てきたミミズに驚いてしまうありさまでした。もう見ていられないとまつざか先生がお手本を見せることに。なかなかやりますねとコーディネーターから言われ、すっかりまつざか先生はやる気になってあちこち耕すのです。もしもこのままコーディネーターといい感じになったらと思うまつざか先生でしたが、コーディネーターは妻子持ちでした…。 帰りの電車で、大量の野菜をお土産にもらって喜ぶしんのすけ、一方でまつざか先生は一人暮らしなのに大量の野菜をもらっても…と不機嫌でした。 |
中弘子 | |
高橋渉 | ||
高橋渉 | ||
針金屋英郎 | ||
しんのすけ まつざか先生 上尾先生 | ||
幼稚園でバザーだゾ | ☆☆☆☆ | |
ひろしが帰宅すると、みさえが暗い顔で座っていました。1週間も手袋を編んでいるようですがまだ完成していないようです。夕食は3日連続でカップラーメンになってしまう有様で…。さらに、深夜になってもみさえは寝ずに手袋を編んでいました。 数日後、ふたば幼稚園でバザーが開かれました。防衛隊のママたちも出品するのですが、風間ママは手編みのカーディガン(1000円)、マサオママは手編みの手袋(700円)、ネネママは手作りのウサギのぬいぐるみ3個セット(750円)、それぞれ上手だと子どもたちもほめていました。が、ネネママの手にはばんそうこうが…。みさえの出品物はというと手編みのマフラー(600円)になっていました。しかしあまり上手には編めていないようで、他のママたちは苦笑いするしかありません。 果たしてママたちの品が売れるかどうか、子どもたちは心配していました。みさえも手袋を編んでいたはずですが、ヨーデル(ハードルの間違い)が高すぎたとのことで変更したようです。きっとカーディガンが一番に売れるとか、手袋やぬいぐるみもすぐに売れると評判です。しかししんのすけはというと、ぬいぐるみはありきたりだしウサギというのもどうかとか言ったためにネネママが怒り、手に持っているのが売り物だということを忘れていたのか握りつぶしてしまい、2個セット430円に変更となりました。ありきたりでもかわいいのだからいいじゃないのとネネちゃんたちがフォローしますが、しんのすけは別のところにもっとかわいいのを売っていたと言うのです。そこで再びストレスがたまったネネママが机を叩きつけたら、売り物のぬいぐるみを1つ叩き潰してしまいました。結局、ぬいぐるみは1体のみで200円となってしまいます。ばら売りにしたということでごまかすネネママでした。さて、客がやってきました。ネネママがぬいぐるみを少し前に出すと、マサオママも手袋を前に出すという作業の繰り返しとなりました。しかしそんな2人の努力もむなしく、客が買ったのは風間ママのカーディガンでした。その後手袋もぬいぐるみも売れますが、案の定マフラーはなかなか売れません。ママたちが感激する中でみさえだけ浮かない表情のままです。一方防衛隊のみんながしんのすけを励ましますが、しんのすけはあまり気にしていない様子です。さて、この日は冷えるようで子どもたちがトイレに向かっていき、みさえが温かいものを買ってくるとその場を離れている時にマフラーが売れたのです。いったい誰が買ったのでしょうか…。 別の日、ひろしが靴を履いて鞄を持って…というところをしんのすけが見ていました。鞄の中には例のマフラーが入っていたのです。足は臭いけれどいいところがあるとつぶやくしんのすけでした。 |
阪口和久 | |
平井峰太郎 | ||
平井峰太郎 | ||
高倉佳彦 | ||
しんのすけ みさえ ひろし 風間君 ネネちゃん マサオ君 ボーちゃん 風間ママ ネネママ マサオママ よしなが先生 園長 副園長 | ||
マフラーがほしいゾ | ☆☆☆ | |
デスペラートにみさえが来店しました。例のマフラーは誰が買ったのかわからないものの、売れたことでみさえはうれしそうです。ふとヨダが自分にも作ってもらいたいと言うのですが、みさえはドキッとしました。言ったヨダとしても、あんなマフラーじゃもらっても…ですし、みさえもまた徹夜してもあのマフラーじゃ…。ということで、ヨダがマフラーを視聴者に対して募集するのです。画面の下のほうを指さして「宛先はこちら」と言うのですが、そこにはスタッフロールが流れているだけです。もちろん本当に募集はしておりません。 | ムトウユージ | |
ムトウユージ | ||
ムトウユージ | ||
門脇孝一 | ||
みさえ マスターヨダ |