ファイティングメイド公表第3弾です。
 リサの本職は戦闘よりも交渉である。暗躍する交渉人と言ってもよい。

リサ:「ご主人様、新しいホウキ買ってもいいですか。」
主人:「ホウキくらい、いくらでも買えばいいじゃないか。」
リサ:「わーい。じゃあ、兵器開発部に行ってきま〜す。」
主人:「(うちの兵器開発部でホウキなんか作ってたか?)」

 この一言で、開発費10億円も掛けさせられて作ったのが、このホウキである。

主人:「リサ。これは『ホウキ』じゃなくて『ヘイキ』だろ。」
リサ:「ホウキですよ。毎日これで、お庭の掃除してますから。」
主人:「なんでホウキにトリガーが付いているんだ。」
リサ:「これはホウキを掛けておくフックですよ。」
主人:「じゃあ、先端の銃口は何だ?」
リサ:「これは高枝バサミですよ。お掃除しながら、剪定もできる優れものです。」
主人:「(ホウキに安全装置まで付けるか?)」