読めて聴ける英語英語学習関連本(日本語)グレゴリー・クラーク先生の英語学習本

2008.05.24 グレゴリー・クラーク先生の英語学習本

これまで、かなりの数の英語学習本を読んできました。

今日は、その中から、最も影響を受けた本を紹介したいと思います。

多摩大学名誉学長のグレゴリー・クラーク"Gregory Clark"先生の著書です。



先生の著書は2冊あるのですが、まず最初に読んだのが、「クラーク先生の英語勉強革命」です。

この本のメインは先生の提唱する"ディープリスニング"です。

ディープリスニングとは、クラーク先生が編み出したリスニング方法です。

きっかけは、クラーク先生が香港領事館に勤めていた時、本国、オーストラリアに、香港のラジオで放送される中国政府の緊急発表を英語に翻訳していち早く送る必要がありました。

その時、クラーク先生は、放送内容をテープに録音し、何回も何回も必死で聞いて英語に訳したそうです。

最初は、わからなかった中国語が、何度も集中して聞いてゆくうちに段々とわかったきたのだそうです。

5分のテープを何時間もかけて繰り返し聞いたそうです。

これがクラーク先生のディープリスニングの原点です。

以後、クラーク先生は、ロシア語や日本語など複数の言語をこの方法を軸に習得されました。


次に読んだのが"グレゴリー・クラーク先生の「暗号解読法」"です。

出版はこちらの方が3年先なのですが、私は後から読みました。

この先生の、2冊の本は内容的に、かなり似通っています。

最初、本屋で「暗号解読法」を発見しぺらぺらめくってみた時、内容が、すでに読んだ「英語勉強革命」と結構重複しているような気がしたので、こちらはあえて購入する必要ないと思いました。

しかし、「暗号解読法」には、日本語の他に、英語オリジナル文章が掲載されていたので、英語で読んでみたくなり購入しました。

"グレゴリー・クラーク先生の「暗号解読法」"は、バイリンガルブックです。


【この2冊の本から得たこと】

クラーク先生の本を読んだのは、海外ドラマで英語学習を始めて3年目くらいの頃です。

すでに、海外ドラマの英語音声をテープに録音して、何度も繰り返し聞いていたので、リスニングの重要性というのは十分承知していましたが、この本を読んで、さらに深く聞くということを意識するようになりました。

集中して、聞くことの大切さを学びました。


【この本の入手方法】

「暗号解読法」が1993年、「英語勉強革命」が1996年出版で、現在すでにどちらも絶版となっています。

普通の本屋では買えません。

まずは、最寄りの図書館等でチェックして見て下さい。

図書館で見つからない場合や、どうしても、購入したい場合は、古本屋を頼るしかありません。

ネットでは現在、イーブックオフやアマゾンで購入することができます。

ちなみに、5月24日現在、イーブックオフでは「クラーク先生の英語勉強革命」が350円、「グレゴリー・クラーク先生の「暗号解読法」が158円で販売中です。

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アマゾンマーケットプレイスでは「クラーク先生の英語勉強革命」が260円で「グレゴリー・クラーク先生の「暗号解読法」が1円で販売中です。

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【比較表】

アマゾンで購入する イーブックオフで購入する
クラーク先生の英語勉強革命 260円より 350円
グレゴリークラーク先生の暗号解読法 1円より 158円

※値段は、あくまでも2008年5月24日現在の価格です。すべて中古品の為、値段は絶えず変動しています。


【関連サイト】

グレゴリー・クラーク先生のホームページです。

http://www.gregoryclark.net/

基本的に英語サイトで、一部、英語と日本語のバイリンガルページもあります。

英語の読み物としてよい教材になるサイトだと思います。





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