|
||
読めて聴ける英語>英語学習関連本(日本語)>「英語学習7つの誤解」レビュー | ||
2008.10.24 「英語学習7つの誤解」レビュー 大津由紀雄さんの「英語学習7つの誤解」を読みました。 この本は、かなり共感できる点が多いし、説得力もあります。 特に、文法に関する点が良いです。 大津さんは、英文法不要論を唱えている人を2つのグループに分けて解説しています。 見解@「英文法などない」 見解A「英文法はあるが、英語学習には不要である」 先日読んだ、「英語は逆から学べ」がまさに、見解@でした。 「英語は逆から学べ」では、かなりのページをさいて、「英文法などない」と解説していました。 英語学習するのに「英文法が必要ない」という考えは一理あるとは思ったものの、「英文法が存在しない」という考えは、ちょっと無理があると思って読んでました。 今回、「英語学習7つの誤解」を読んで、その考えが根本的に間違っているということがわかりました。 やはり、英語に文法は存在しているし、英語を外国語として学ぶ場合は、文法が大切であるという考えを私も指示したいと思います。 「海外ドラマ」を教材にしてからの私は、とにかく、「生の英語を追いかけることが大切だ」と思い、ホームページでもずっと主張してきましたが、よくよく考えてみると、「海外ドラマ」を教材にする前に、発音や、文法は一通りやってきてました。 もし、発音や、文法をやらずして、いきなり、「海外ドラマ」に入っていたら、今ほど上達が早くなかったかもしれません。 そんなことからも、基礎的な学習は不可欠なような気がします。 最後に、本文より、大津由紀雄氏の英語学習7つの誤解を紹介させてもらいます。 【英語学習7つの誤解】 誤解@ 英語学習に英文法は不要である 誤解A 英語学習は早く始めるほどよい 誤解B 留学すれば英語は確実に身につく 誤解C 英語学習は母国語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である 誤解D 英語はネイティブから習うのが効果的である 誤解E 英語は外国語の中でもとくに習得しやすい言語である 誤解F 英語学習には理想的な、万人に通用する科学的方法がある (大津由紀雄著 英語学習7つの誤解 ページ3より引用) 【書籍紹介】
|
||
英語学習関連本(日本語)>読めて聴ける英語 | ||
Knowledge is power. | ||
© 2002-2008 Yometekikeru Eigo, All Rights Reserved. |