英語は勉強するほどダメになるレビュー
読めて聴ける英語英語学習関連本英語は勉強するほどダメになる~"英語コンプレックス"を生み出すもの

2009.03.18 英語は勉強するほどダメになる-英語コンプレックスを生み出すもの


英語は勉強するほどダメになる~"英語コンプレックス"を生み出すものを読みました。

この本は、内容的にかなり共感しました。

著者は、ベテラン留学カウンセラーで、すでに、留学で人生を棒に振る日本人―“英語コンプレックス”が生み出す悲劇 などの数々の留学関連本をだされている栄陽子さんです。

この本を読んで、特に心に留まった箇所が2箇所ありました。

①英語を勉強するのではなくて、英語で何かを勉強すると飛躍的に伸びる

てっとり早く、私が蛍光ペンで線を引いた部分を、そのまま引用させてもらいます。



 「英語で"何か"を学びなさい」「『英語を』勉強するのではなく、『英語で』勉強しなさい」  ~中略~

 英語を目的としているうちは、簡単な日常会話以上に英語はうまくなりません。 

 しかし、英語で何かを学ぶと、驚くほど英語のレベルが上がるのです。 

 それは経済でも、文学でも、芸術でも料理でもいいのです。英語を使って何かを勉強する、

 このことを通してこそ、おそらくみなさんが憧れている「国際的に活躍する」レベルの英語に達するのです。

 

                       (以上、"英語は勉強するほどダメになる"p83~p84より引用)



私も実体験から、多いに共感できます。

今でも、英語で野球見たり、サッカー見たり、英語で自己啓発書を読んだり、色々英語で何かをやってます。

英語で何かを学ぶと、本当に一皮むけます。

それには、好きなことから入るのが一番です。

  
☞ サイト内参考ページ: 英語は好きなことから~私の好きなこと
英語で学ぼう!シリーズINDEX


②英語は母国語以上のレベルにはならない

この言葉も説得力があります。

私は、この言葉を、「日本語を大切にしろ」という著者からのメッセージとして受け止めました。

近年の、「我が子には何が何でも英語を」という日本の多くのお父さん、お母さんたちに警鐘を鳴らしている一文のような気がします。

英語も、もちろん大切ですけど、日本に生れて、日本で生活するには、まず日本語です。

日本語ができて、次に英語です。

この考えには私も、全く同感です。


【書籍紹介】

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①タイトル: 英語は勉強するほどダメになる~"英語コンプレックス"を生み出すもの
②著者: 栄陽子
③出版社:扶桑社
④出版年月日:2008年9月1日
⑤定価:735円(税込)
⑥ページ数:166ページ
⑦書籍サイズ:
⑨詳細を見る&購入する:⇒ アマゾンジャパン  セブンアンドワイ icon  



   ☞ その他の栄陽子さんの本






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