2004アテネオリンピックマウンテンバイク日本代表選考会in八幡浜

(2004/05/30)

4年に一度のオリンピック、その代表を決めるレースが四国・愛媛県八幡浜市で開催された。

当日は朝10:00から女子がスタート、13:00からスタートのスケジュール。

山口県柳井港からは昼夜を通じて1〜2時間おきにフェリーが松山へ行き来しているため、早朝に出発することにした。

が、当日見事に寝坊し7:00に家を出て、柳井港に8:35着、なんと5分前に出港していた!次の便は9:45分。そうなると松山着が12:10分。女子スタートは初めから諦めていたが、男子スタートも間に合わない可能性が高い・・・。とにかく待ち時間、フェリー内でレース会場「八幡浜市民スポーツパークMTBコース」までの道のりをたたき込む。松山から八幡浜までは約70km。途中高速を使っても1時間以内はきつそう。

フェリーを降りて、松山市街を迷わず抜け、松山インターへ。しかし高速が片側1車線のため前に詰まったりしてなかなか思うように走れない。やっと八幡浜へ入った頃とうとう13:00、スタート時刻が来てしまった。八幡浜駅前を過ぎると小さなMTBという看板が出始めた。13:30どんどん山へ入っていきやっと会場に着いたが、なんと駐車場は満車、路上駐車だらけ!遅く着いたこともあり一番遠い駐車場へ誘導された。当日は雨の予報だったが幸い(?)晴れて蒸し暑い。駐車場から走って山を登りやっと会場に着いた。まだ2/7周目であった。ちなみに1周目は我らがBSアンカー・雷蔵がトップ!

「オリンピック」というネームバリューと、市政施行70周年事業として八幡浜市ががんばったこともあり、当日はMTBのことなどおよそ知らないようなお年寄りから子供まで詰めかけていた!自転車、とりわけマイナーなMTBの状況からすると感動的な光景であった!!このようなことで一般にMTBを知ってもらう機会が増えるのは嬉しいことだ。

 

入口の看板。  右の画像のグランドがスタート&ゴール地点。

   

 

3周目、先頭は雷蔵(アンカー)、竹谷(スペシャライズド)、色川(ジャイアント)に絞られた。

しかし4周目雷蔵がバランスを崩した際に足をつり、脱落。色川も竹谷から離され、

   

 

竹谷独走!お決まりのゴール前の自転車持ち上げポーズ。なんと竹谷のバイクは前後100mmストロークのフルサスフリーライドバイク!テクニックのなさをパワーとバイクでカバーしたということか。

雷蔵は残念だったが、竹谷には日本代表としてがんばってほしい。日本代表とは言え、まだまだ世界との差は大きいのだから・・・。

男子 1位 竹谷賢二(フォード・スペシャライズド)、2位 色川浩樹(ジャイアント・ジャパン)、3位 山本和弘(キャノンデール・マキシス)

女子 1位 中込由香里(SY-Nak スペシャライズド)、2位  片山梨絵(トレック)、3位 深井薫(ゲーリー・フィッシャー)  

   

BSアンカーの選手のレポートは

ブリヂストンサイクルのホームページでご覧になれます。