2000/08:上高地・乗鞍サイクリング他
8/17:今日は奈川渡ダムへもどりTEPCO館へ。電気やダムについての展示館だ。ダムと発電所の見学もできる。
150m下の底まで下りて発電所を見学。すごすぎるスケールでかい。関東の電気がたった3本の電線で始まっているのもなんか感動。
ダムの底 発電器を回す水車
8/18:いよいよメインイベント、乗鞍ヒルクライム(実際に乗鞍マウンテンサイクリングというヒルクライムの大会が毎年あり、出場者は3000人にのぼる人気の大会。)距離22km、標高差1400m!カミサンは最後まで行けるか不安そうだ。
7時半、天気晴れ、出発。無理をしないようカミサンにアドバイスしながらゆっくり登る。標高が高く涼しいので走りやすい。
しかし日の当たるとこはやはり暑い。30分ごとに定期的に休憩、水分・食料補給。思ったよりもいいペースで登れている。
標高2100m冷泉小屋あたりになるとだいぶガスってきて気温も下がってくる。休みすぎは禁物だ。
登っていると他にも自転車の人がいる。ツーリングというよりはヒルクライムの練習のようなレーサーでガンガン登るような人が多い。
標高2400mくらいになると周りの木々は低くなりハイマツが広がる。山頂近くの雪渓も近くなり、ゴール付近も良く見えるようになる。
大雪渓のあたりは路上駐車も多くなり、クルマも渋滞し始める。大雪渓は今年は雪の残り方が少ないようだ。それでもスキーしている人がいる。
もう残り1km切った。渋滞のクルマをすりぬけラストスパート!そしてゴール!気分はパンターニかビランクか!タイムは3時間50分。
大会で優勝するような人は1時間を切る。ま、自分たちは休憩しながら、写真撮ったりしながらだし。関係ないが。
カミサンも思ったほど疲れてないようだ。悔しいのは昔あった「標高2700m」のカンバンが無くなっていたこと。その前で写真撮りたかった。
標高2715m岐阜県、長野県県境
しかしガスっていて景色はやっぱり良くない。しばらく待てば晴れるだろうか。とりあえず昼御飯だ。食堂で奮発してカツカレー!
待っていてもなかなか雲が晴れる様子はない。雲がやってくるとかなり寒い。レインウェアを着込み耐える。
1時間近く待ちあきらめて下ろうとしたとき、雲がうっすらと切れた。写真には写らないくらいうっすらだが、高原の町、登ってきた道がうっすらと見れた。良かった!
下りに入る。標高が低くなるごとに暖かくなる。雲の下に出て景色も良く見えるようになる。
自分たちがのぼってきたくねくねした道も見渡せる。下りも写真を撮ったりしながらゆっくり下り1時間ほどで駐車場に帰ってきた。
すぐ近くの温泉に入る。いい気持だ。満足満足。カミサンごくろうさま。自慢できます。
そして乗鞍高原をあとにした。いい盆休みでした。