山口県某K戸峠

K戸峠は山口県Y口市とA東町の境にある峠(標高約380m)。西側の裏には国道のトンネルが貫いている。

道は軽トラが通れるくらいの完全ダブルトラックのジープロード。長さ約5km。斜度はきつくなく、緩やかに高度を上げていく。

標高が300m辺りを過ぎると景色が開けてダイナミックな風景が広がる。しかし峠は展望無し。おまけにゴミの不法投棄現場と化していた。A東町側は舗装済み、国道まで500m程しかない。斜度が緩やかなため、下りでもそれほどスピードは出ない。むしろこがなくてはならいかも(汗)。ガードレールが無いところがほとんどなので、オーバースピードで落ちないように。初心者でもゆっくり走れていいかも。軽トラに注意!

   

03/12/26

山口に帰ってきて初の本格トレイルライディング。休みの度に天気が悪く、フラストレーションがたまっていた。

この日も天気予報は雪だったが、十分な防寒着を持って出かけた。

現場付近に来ると、小雨が降り始めていた。まだ雪になるほど上空は寒無いらしい。雨よりは雪の方が良い。

とりあえずクルマをデポする場所を探す。人気のない邪魔にならない場所を探すのがポイント。よく営業マンがサボってるような場所ね(笑)

小雨が降ったり止んだりしているが、山の中なので雨がある程度防げると踏み、とりあえず走り始めた。

序盤はやや斜度があり、道が荒れ気味だが、だんだん斜度は緩やかになり、走りやすくなっていく。

空気が冷たいので喉がやや痛い。「クマに注意」とかカンバンがあるのが恐い。マウンテンバイクはこういう危険とも隣り合わせの自己責任の遊びだ。ヘアピンカーブでは時々舗装部分が出現(浮き砂利で滑らないように気をつけよう)。

松茸が採れるらしいです。松茸泥棒と間違われないようにしましょう。

   

途中で分岐あり。下るのと登るの。下はまた今度行こう。登り続けていると下りの道も見渡すことができた。小川の側を走る林道だ。

 

   

たんたんと走ると徐々に高度を上げていき、視界が開け、ダイナミックな風景が広がる。雨はとりあえず止んでいる。しばし休憩。こんな山の中でほとんどの人が見たことがないだろう景色を眺めているのも不思議でおもしろい。

   

また山の中に入っていくと、ゴミの不法投棄場所に出くわした。こんな山奥までわざわざ来て馬鹿なことをする奴らがいるのが情けない。通り過ぎると舗装に変わりだんだん下りだした。なんとあのゴミ捨て場のあたりが峠だとは・・・。

 

   

ちょうど小粒の雪が降り始め、予定があるので引き返して下り始めた。やはり下りは冷えるが、斜度が緩やかなため、結構下りでもこがなければならず、体が冷えすぎることは無かった。ガードレールが無いところがほとんどなので、オーバースピードで落ちないように。途中で1台軽トラが後ろから来た。A東町の国道からは峠がすぐなので利用する人もいるのかな?

なかなか初心者向きのゆったりした林道だ。