トレイルのルール(?)

「ルール」なんて決まったものはないけど。気をつけたいこと。

   

・他人に迷惑をかけない、ゴミを捨てない等”常識的”な行動をする。ってそんなの山じゃなくても当たり前

   

山を楽しんでるのは自分たち”MTBer”だけじゃない。ハイキングやバードウォッチング等山の楽しみ、また山で働く人もいる。同じ山を楽しむ者として立場は平等のはずだがいかんせん”MTB”は新参者であり、まだ理解されてない部分がある。ゆっくりハイキングしている人の側を猛スピードで走り抜けたりしたらどうだろうか?

たった一度や二度のことでも当然「MTB(er)はあぶない」ということになる。

実際ぶつかったりしてトラブルとなり「MTB乗り入れ禁止」となっている山もある。

自分たちは「危ないヤツら・認められていない」と卑屈になる必要はないが、走り方次第では凶器となるのは事実。

ある意味「強者」として遠慮というか余裕が欲しい。当然あぶない走り方、スピードの出しすぎは厳禁。

たとえ直接すれ違ったりしなくても、どこで見られているか分かりませんよ!

歩行者等すれ違うときはゆっくりと、細い場所では止まって譲る等やさしさが欲しい。

その際挨拶や会話なんか出来れば好感度アップでしょ。

ぶっ飛ばしたいエクストリーマーは残念ながら(?)MTB専用コースがおすすめ。

   

・「トレイルインパクト」MTBだけでなくハイカーなんかも同じことが言えるが山道なんかを走ると当然ある程度土がほじれたりとか大小の影響がある。それが大きいと道が「荒れて」最終的には走ることも困難になる場合がある。

基本的には道には手を加えるべきでない、それはMTBだけの道ではないし、また持ち主との関係もあるし。枝や石があって危ないからよけるというくらいなら問題ないだろうが。

聞いた話ではジャンプ台なんか作っちゃった輩もいるらしい。もっての他。

ある人が言うには馬が一番道を荒らすらしい。そしてなんと自転車が一番道に優しいという。

ただし「うまく乗れば」ということだが。

「うまく」と言ってもむつかしい。せめて2つだけ気をつけたいと思う。

(1)「道をはずれない」雨上がりで水たまりやドロドロの場合でもよけて道でない部分を走ると”道”が広がってしまったり、さらに荒れることなる。

(2)「タイヤロック、ドリフト(ブレーキング等でタイヤを引きずる)」をしない。

不可抗力の場合もあるが故意にはしない。地面が削られ、また雨が流れるなどしてさらに削られ、急速に荒れていく。見た目に派手でかっこよさそうに見えることもあるが本当に分かってる人はやらない。

(1) (2)

(1)道の真ん中が削られているのが分かるだろうか       (2)ひどすぎる       

この溝にはまってこけるなんてこともあるので要注意!

   

地元MTBerとの関係:近くにMTBを乗る山がない人は、探したり出かけたりして乗ることになる。

そこには地元のMTBerがいたりする。中には地元のショップやMTBerが管理しているトレイルもある。

彼らにすれば「よそ者が来た」とうけとることもあるだろう。

その場合でも上記のことを守れば大きな問題になることはあり得ない。

地元MTBerも快く迎え入れてくれることをお願いしたい(自分がそういう立場なので)。

MTBer同士積極的にコミュニケーションをとって楽しみたい。

ただし場所を秘密にしてたりすることもあるのでおおっぴらに公表したり、我が物顔で走るのは要注意だ。

    

楽しいトレイルライドを!