2004年4月のコミックス感想文


 2004/4/2(金) 

『デスノート』1巻 大場つぐみ/小畑健 ジャンプコミックス

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いやぁ、素晴らしい、ホントに面白いですよ、この漫画は。
連載開始当初よりこの漫画の面白さには唸らされてましたが、
こうして単行本としてまとめて読んでみても「やっぱりこの漫画って面白ぇーっ!」と叫ばずにはいられません。
サイコサスペンスという少年漫画的でない雰囲気を出している一方で、
追うものと追われるもの、キラとエルの二人による対決という少年漫画的熱い展開もあって、
とにかく飽きることなく非常にのめりこんで読めます。

キラとエルの二人の対決を軸に、小出しにされる設定や謎解き的要素を含んだ展開は読み応え充分。
また、読んでてたまに感じられる隙が絶妙というか、
例えばデスノートを隠す為の発火装置なんかは、
そもそもデスノートは燃えるのかどうかに触れられてないのはものすごく片手落ちに思えるのですが、
これはそもそも、作者によって仕組まれた隙なんじゃないかと。
他にも144ページでリュークに影が出来ているのは何かの伏線なんじゃないのかとか、
ともかく絵やセリフから発せられるすべての事柄、またちょっとした違和感や意図的な(?)綻びから、
あれこれ無限に想像できてしまう楽しさは極上のものがありますな。
いや、実際には自分の考えすぎで伏線でもなんでもないって場合もあるんだろうけど、
それでもあれこれ考えを張り巡らせる楽しみがあることには間違いないですし。

あと、原作者の大場つぐみさんの謎の多さも、
この漫画のミステリアスな雰囲気と相まっていい方向に作用してるんじゃないでしょうか。
以前、ネトランのちゆちゃんのコラムを読んで知ったのですが、この原作者の正体に関しては諸説あるようですね。
まさに、この漫画上のエルの存在を地で行く感もあり、ものすごく面白く感じます。
著者コメントにさえ、何らかのメッセージが込められてるんじゃないかと思えてきますしねぇ。

また、原作のパワーを最大限に引き出してる小畑健の圧倒的作画力もやはりすごいですな。
週刊レベルを超えた作画にも、扉絵の格好よさにも、
あと何と言ってもリュークの造形のよさも特筆ものですな。

あらゆる面においてかなり極まっており
個人的にはかなり楽しめましたし続きが非常に楽しみな漫画ですよ。



『武装錬金』2巻 和月伸宏 ジャンプコミックス

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本誌連載の方は掲載位置がとうとう最後尾にまで来て、もはや風前のともしびという危惧もありますが、
この漫画には蝶サイコーな不死蝶がいるじゃないか、何度だって蘇るさー、
という事で、みんな大好きパピヨンが蝶ハッスルする2巻が遂に発売。

しかし、2巻を読んでると相変わらず正統派少年漫画してて熱いんですが、
戦闘シーンは文字の多さからか多少爽快感を阻害している部分も感じたりして。
この頃って掲載位置がずるずる下がっていった時期でもあったと思うのですが、
そんな閉塞感を一気に打ち破ったのが、
というか作者が暴走始めた結果生まれたのがこの漫画の救世主、パピヨンこと蝶野功爵。
いやはや、ビキニパンツで縦横無尽に駆け回るそのお姿の弾けっぷりと来たら(笑)

現在の連載でも蝶野の蝶ハッスルで息を吹き返してくれればいいなぁと期待しつつ。




 2004/4/8(木) 

『ういういdays』1巻 犬上すくね バンブーコミックス

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この漫画読みたさでライオリを毎月チェックしていた者からしてみれば、待望の第1巻。
1話ごとのページ数が多くないから、単行本の刊行ペースも遅くなってきますしね。

付き合い始めの高校生カップルの初々しさが、犬上すくねさんらしい軽やかな作風で描かれ、
甘酸っぱさと小っ恥ずかしさを最大限にもたらしてくれるこの内容に終始頬も緩みっぱなしです(笑)
いや、無条件に犬上すくね漫画が好きとはいえ、
この純情ラブラブ一直線な内容はやっぱりいいですよ。

あと、巻末のゲストページで後藤羽矢子さんが書いていた「脚線にメロメロ」ってのに激しく同意。
あのスカートの翻り方も反則ですが、スカートの下から見えるフリフリがまた何とも言えない訳です、はい。




 2004/4/9(金) 

『こはるびより』1巻 みづきたけひと 電撃コミックス

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いやね、恥ずかしながらね、半勃ちなんですよね。
頬を撫でるそよ風のように股間をゆるゆると刺激されて、こうムクムクと頭をもたげてくるんですよね。
何と言うかものすごくダメだと思いますよね(この漫画もオレも)

しかし、これは『これが私の御主人様』1巻を読んだ時と同じ感情というか、
視覚から入ってくる萌え情報を脳で知覚することなく、ダイレクトに股間の辺りに情報が伝達されていく感じです。
考えるな、感じろ!(萌えを)

内容は、人形フェチの主人公と、メイドロボの二人がおりなすドタバタコメディ萌え過多気味って感じで。
煩悩の赴くままに行動する主人公と、それに振り回されるメイドロボのゆいという構図が非常に良いわけですが、
煩悩に走るといってもそれが直接的なエロに走らず、
あくまで僕ら読者を萌えさせるための萌え方向へ若さが暴走していくという点が、
この漫画の最大のポイントにして、最高のポイントでもあるかと。

作者のコメントを読んでると、萌え過多気味の方向性に迷いがあるように見受けられるのですが、
このままでも全然問題ないと思うし、いっそ開き直ってしまった方がいいのかなぁとも。
個人的にはかなり好きな漫画ですよ。




 2004/4/10(土) 

『おれはキャプテン』1、2巻 コージィ城倉 マガジンKC

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毎週マガジンを読んでたのに、この漫画を読み飛ばしてたとは何たる不覚。
評判いいのにつられて手を出してみたらこれが殊の外面白く、単行本購入してきました。
コージィ城倉というと、スピリッツで連載していた『ティーンズブルース』が中途半端なところで終わってしまい
残念に思ってたのですが、この漫画の面白さを知った今では、
むしろこの漫画のほうに全力投球してもらいたいうという気持ちが強いですよ。

幽霊部員的存在だった主人公が野球部のキャプテンに任命された事から始まる野球漫画なのですが、
このキャプテンが目指すチーム作りがとにかく面白い。
守備はとにかく捨てて、打って打って打ち勝つ事だけを考えたチーム作り、
点を取られてもそれ以上に点を取るという一見大味ながらもそれが理論に裏打ちされているという理論派野球、
でも理論的ではあってもどこか脆さと危うさを感じさせる薄氷を踏むかのような展開が
ドキドキハラハラ感を増させていて非常に面白いです。

部員達も実績が伴ってるからこそ、ある程度はキャプテンの方針に納得はしているものの、
どこか疑念を捨てきれないでいるのは、まさに読者の気持ちを代弁したものでもあり、
今後の展開で「この野球で本当に大丈夫なのか?」という気持ちを
「この野球で本当にやりやがったー」という驚きに変えていく事こそが、
この漫画の面白さの核となっていくんでしょうな。




 2004/4/13(火) 

『バジリスク 甲賀忍法帖』4巻 せがわまさき/山田風太郎 アッパーズKC

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朧のドジっ娘属性が白日の下に!
そして、お茶をブチ撒けるという朧のドジっ娘属性の発揮が、弦之介のハートを鷲掴みに!(ぉぃ

そんなドジっ娘朧のほのぼのとは別に、伊賀甲賀の戦いは続いている訳ですが、
今巻の見所はやはり小四郎と豹馬の戦いですかね。
そして次巻へと続いていく、左衛門の変身能力と天善の不死能力による互いの化かし合いは
非常に燃えるものがあって面白いですよ。
このペースだと6巻ぐらいで完結しそうな感じですが、最後どう決着がつくのか楽しみです。



『目隠しの国』9巻 筑波さくら 花とゆめコミックス

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これにて完結。
個人的には誕生日の話で終わるのが一番気持ち良かったと思うのですが、
最後の雪山の話は、物語を完結させるための意図的な盛り上げを感じてしまい、少々イマイチ気味。
それでも、全体としてみるとやはり面白い漫画でしたよ。

欄外の作者コメントなんかを読んでいても、作者に愛されたキャラ、愛された物語であり、
お話自体に作者の人間性というか人の良さがにじみ出ていたようにも感じます。
とにかく、かなでっちゃんの笑顔が印象的なよい漫画でした。
この作者の次回作にも期待したいところですね。



『ああ探偵事務所』5巻 関崎俊三 ジェッツコミックス

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ああ、この作者の描く女性キャラはホントいいよなぁ。
なんか、エロ妄想を喚起させて止まないというか、
たまにあるサービス絵、微エロ絵に猛烈に萌えてしまうし。
今回は海の話もあり、水着もありで大変良きかな。
お話の方も大外れすることなく、順調に面白いですし文句ないですよね。



『ガタピシ車でいこう!! 迷走編』2巻 山本マサユキ ヤングマガジンコミックス

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トータルで6巻目になるこの漫画ですが、ネタ的には同じことの繰り返しなのに
全然飽きることなく楽しめて読めますよ。
基本的には車にまつわる苦労話が多いけど、
それ以外にも車とはあまり関係ない話があるのもアクセントになっていて良いのかな。
アクセントといえば、この作者の描く健康的お色気も目を楽しませてくれてよい感じですし。




 2004/4/16(金) 

『きみはペット』1〜9巻 小川彌生 講談社コミックスキス

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ドラマ化されたのもあり、いつか読もうと思っていたこの漫画。
しかし、どうもその刺激的なタイトルというか、表紙の絵の雰囲気というか、
漫画全体から放たれるオタ男子を寄せ付けないオーラに身じろぎし、気になりつつも読んでなかったのですが、
いざ読み始めるとこれがすごく面白くて、勢いで一気に読めてしまいました。
タイトルから想像するに、もっとエロエロでドロドロの愛憎劇が繰り広がられるものとばかり思っていたのですが、
そんな事もなく、ものすごくさっぱりとしたコミカルな話で読みやすかったです。

ヒロインのスミレがある日拾った美少年をペットとして自宅に住まわせるという、
タイトルどおりに刺激的な設定の話なんですが、
ヒロインスミレちゃんとペットになったモモとの、肉体関係なし、
まさに御主人様を癒す存在として家に居つくペットのモモという、
この奇妙な関係の二人が巻き起こすアレやコレが非常に楽しいです。
また、スミレちゃんにもペットのモモとは別に恋人が出来て、
この恋人とモモとスミレちゃんによる奇妙な三角関係の行く末も非常に興味深く読ませられました。

設定だけ聞くと、美少年をペットとして囲って、それとは別に恋人まで作るというこのヒロインには
感情移入の余地はまったく無いようにも感じられるのですが、
美人でスタイル良くてバリバリのキャリアウーマンとして気張って生きているヒロインも
モモの前だけでは自分の弱さを見せる事が出来、
その弱さを読者も知る事が出来るがゆえに、このヒロインに対してはものすごく親近感が湧くというか、
応援したくなる部分が出てくるんですよね。

話の展開としては、3歩進んで2歩下がるという感じで、なかなか大きな進展がなく
まぁ、そのぬるま湯さ加減が非常に心地よい部分もあったのですが、
最新刊9巻にして物語もようやく動き出してきた感もありますな。
やはりラストはスミレちゃんとモモのハッピーエンドしか考えられない訳だけど、
どのようにまとめていくのか非常に楽しみです。




 2004/4/17(土) 

『美鳥の日々』6巻 井上和郎 サンデーコミックス

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アニメも好調な『美鳥の日々』ですが、
そのアニメ放映に合わせたかのように、先月に続いて2ヶ月連続の単行本発売。
しかし、今巻はこの漫画らしい面白いエピソードが盛りだくさんで、
アニメと同じく原作も乗りに乗っている印象がありますな。

既存の脇キャラを使ったドタバタコメディを展開させつつ、新キャラも投入し、
またその新キャラがこの漫画お得意のどこかおかしい系のキャラで、
沢村の暴力に恍惚とした表情を浮かべる前生徒会長にしろ、セイジの初恋の相手にして腐女子の娘にしろ、
既存のインパクトある連中に負けないおかしい方向への極まりっぷりで最高です(笑)

あと、オタネタが微妙に散りばめられているのも笑えてよいですし、
腐女子の話や即売会の話も多少引いてしまう部分もあるけど、
極まりすぎて一周して同族嫌悪感も吹き飛ばす笑える話に仕上がってますし、良いですよ。
しかし、連載時には気づかなかったけど、44ページの売り子さんのTシャツの絵柄は、わはーたんなのね(笑)



『いでじゅう!』7巻 モリタイシ サンデーコミックス

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クリスマスにお正月、バレンタインとラブコメイベント目白押しですが、
そんな季節に後押しされるように、この巻では着実にラブコメ色を高めていってますな。
今までの奇人揃いの柔道部の面々によるドタバタコメディも大好きなんですが、
林田と森さんをメインにしたラブコメ色も嫌いじゃないんで、非常に楽しめてます。
次巻予告にも載ってましたが、森さんがようやく林田のことを異性として意識し始める展開に、
そして新キャララブコメ要員の加入と、次巻はラブコメ色が加速しそうですごく楽しみですな。



『茂志田★諸君!!』 モリタイシ サンデーコミックス

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モリタイシの短編集ってことで、いでじゅう好きとしては買わねばって勢いもあったのですが、
正直外れるのも想定しての購入だったけれども、これが意外に面白かったです。

表題の『茂志田★諸君』はサンデー超に掲載された作者の初連載作品なのですが、
全7話ってのもあり、キャラの特性を上手くつかみきれずグダグダのまま終わってしまったという印象もあるけど、
兄の変質的な妹LOVEっぷりがかなり極まっていて、そこはかなり面白かったですよ。
妹が魔法少女になってラブリーさを振りまいていたのもナイス(笑)

他にはいでじゅうの元になった短編や、ドラえもんのパロディ等、他の短編も面白かったです。
『トラやん』はシュールな見た目とは裏腹なぶっ飛んだ内容で大好き。

しかし、この短編集読んでるとおっぱい率がかなり高いというか、
作者が喜んでおっぱいを描いている印象すらありますな(笑)
これを見てると、逆にいでじゅうでは
描きたいのに描けないフラストレーションを持ってるんじゃないかなぁと思えてきたり。

でも、この短編集読んで思ったけど、この人の描くエロって、時にエロく時にギャグになるけど、
一歩間違えば単なる下品ネタになりかねない部分はありますよね。
これ見てると、いでじゅうでは無理にエロネタを持ってこなくてもいいような気がしてきましたが。




 2004/4/23(金) 

『ラブロマ』2巻 とよ田みのる アフタヌーンKC

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1巻目にしてとんとん拍子で進んでいった星野くんと根岸さんの関係に比べると、
2巻目は、この二人の関係にしろ、漫画自体にしろ安定期に突入している感じもして、
その点では多少の物足りなさも感じてしまいますな。

でも、季節ごとの定番イベントをネタにした話なんかは付き合っている二人だからこその味わいがあるし、
新聞部員や星野くんのお姉さんなどの新たなサブキャラを絡ませた話も
漫画全体が安定しすぎないような新鮮味を出しているのもあって良かったですよ。

この巻で個人的に好きなエピソードというと、文化祭の劇と、クリスマスの看病ですかね。
こうやって書くと、どちらもあまりにも定番過ぎるイベントだけど、
どちらも星野くんと根岸さんのストレートさが出ている気持ちよさと、
いかにも青春の1ページ的な爽やかさがたまらなく良いですな。



『ラブやん』3巻 田丸浩史 アフタヌーンKC

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タイトルにラブと冠しているのに、どうしてこれほどまでにラブロマとは正反対の漫画なのか(笑)
「本日の予定は任意の時間にネットうろついてオナニーして寝る」というあたり、
この漫画のダメさを如実に表現しているようにも思えます。

そんな訳で相変わらずダメすぎるカズフサが、メイドロボを購入したり中学校に闖入したりと、
例のごとくダメな内容が繰り広げられていて最高です。
でも最後の方はサバイバルゲームとかオナホールとかの話題になっているあたり、
カズフサがモテルようになるという当初の漫画の方向性はどこへやら。
ってか、ラブやん自体が愛の天使とは程遠いキャラになりつつある現状ですし、
そこら辺は作者的にも読者的にも大きな問題ではないのですがね(笑)
このままのペースで大いにダメ漫画道を突き進んでいってもらいたいです。




 2004/4/24(土) 

『ピピンとピント』1巻 大石まさる YKコミックス

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チチ、シリ、フトモモー!(挨拶)
この漫画を語る上で、この大石まさる的エロスを避けて通る事はできないです。
作者もノリノリで楽しんで描いているのが伝わってくる、お姉さんおっぱいに、スク水おっぱいに、幼なじみおっぱい。
そして、いかにも少年誌エロ漫画の主人公的な煩悩を全開に解き放ちながら
全裸女体にドタバタと絡まっていくその賑やかさが最高に良いんですよ。

そう、この漫画はとにかく賑やかで読んでて非常に楽しいです。
この作者の漫画は雑誌連載を読むよりも単行本で読んだ方が何倍も面白いと思いますし、
実際この漫画もそうだと思うのですが、
それはやはり、この賑やかさ、コマに凝縮できずにあふれ出る賑やかさは、雑誌でさらっと読むには辛いところがあるし、
逆に単行本を腰を落ち着けて読んだ方が、この賑やかさを面白く堪能できるんですよね。

あとは、この作者お得意の夏の田舎町を舞台にした話といい、
この作者の漫画が好きだった人は、ってかオレがまさにそうなんだけど、かなり楽しめる漫画になってますよ。

宇宙云々の話、地元商店街の人が宇宙とつながってるというのはムリョウっぽさも感じてしまうけど、
宇宙を絡めた展開が盛り上がるかどうかは今後の話次第ですし、
こちらの方でも面白くなっていけば万々歳だよなぁと期待しておきます。



『フルーツバスケット』14巻 高屋奈月 花とゆめコミックス

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フルバって新刊が出るたび漫画喫茶でずっと読んでいるのですが、
そのせいもあって、どうも記憶が飛び飛びでゴチャゴチャになってきている部分もあり、
今巻では「この馬の人っていつ出てきたっけ」みたいに思ってしまうこともしばしば。
一度最初から読み返しておさらいしないといけないなぁ。とは思っているのですが。
同じく、『しゃにむにGO』も漫画喫茶で読み続けている漫画なんですが、
これも新刊読むたびに、前巻の内容思い出せなくて「あれれ」っと思うんですよねぇ。

それはさておき、フルバ14巻。
今回はやはりラストの由希の発言ですかね。つまりはマザコン宣言ですよ(ぉぃ
でも、これって透くんと由希、夾の三角関係の終わりを暗示させるものなんですかね。
透くんが二人のうちどちらかを選ぶというよりは、二人のうちどちらかが身を引くという方が
この漫画的にはすんなりいきそうでもあり、
由希が自分の本心に気づいて身を引くってのはものすごくあり得そうな展開でありますが。
でも、まだまだ波乱もありそうだし、どうなるか楽しみにしていきたいところです。




 2004/4/26(月) 

『るくるく』3巻 あさりよしとお アフタヌーンKC

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今巻も順調に面白かったです。
あさりよしとおの漫画って「古きよき漫画」という印象が強くて、
実際、やってる事は古典的なコメディ漫画であり、オーソドックスな落ち物ラブコメでもあるのですが、
でも、1話完結の漫画として安心して読めて、しかも面白いというのは、この作者の実力故のものですよね。

この漫画の面白さの一つに、悪魔のるくが天使のようで、逆に本物の天使が悪魔っぽいという
あべこべのおかしさがある訳ですが、
今巻では、この設定を上手く使った台詞回しのうまさが目立ちましたよ。
最後の話の即身仏になろうという話は特に面白かったです。
天使のヨフィエルが天使のクセに「仏様になるぞー」と意気込んでみたり、
逆に悪魔が「入定しよー」と言って来たりと、
この宗教を面白おかしく茶化したネタは最高に切れていて、すごく好きです。
南米で最強の仏教を身につけたとかのネタもね(笑)




 2004/4/28(水) 

『よつばと!』2巻 あずまきよひこ 電撃コミックス

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2巻に入ってから加速をつけて面白くなっていってますなぁ。
これは自信を持ってオススメできる面白い漫画ですよ。
よつばの突飛な言動に拒否反応が出てしまう場合もあるんでしょうが、
そこさえクリアできればホントに楽しめるし、
よつばの言動も慣れてくれば愛着も出てくるってもんですよ。

2巻では隣の家の三姉妹の出番が多かったですが、
この三姉妹もキャラクター性がはっきりしてきて、話に絡め安くなってきているんでしょうな。
個人的に水鉄砲、プール、沖縄土産の回はすごく好きですよ。

あと、2巻読んでて気づいたのですが、この物語の時期って夏休みなのね。
よつばが元気に跳ね回っている感じと、夏休みの開放的な感じが上手くマッチしていて良いですな。




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