2006年5月の日記
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 2006/5/3(水) 

『よくばりサボテン』 アリスソフト

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このゲームをプレイして常時ニヤリングマシーンと化したオレが来ましたよ。
もはやこのゲームをプレイしている最中のオレのニヤリングを止める術はなく、
コテコテでベタベタなラブコメ満願全席とさえもいえる内容の前に為す術もなくニヤニヤするのみ。
「言い寄られ系ドタバタ学園ラブコメ」という看板に嘘偽りはなく、
登場してくるキャラ、登場してくるキャラ全てが主人公のことを好きになっていくというご都合主義全開。
これなんてエロゲ?(いや、エロゲですから)
ツンデレキャラがいてもツン1%デレ99%くらいな、万事そんな勢い。
女の子達にチヤホヤされベタベタされまくる展開のなんと激甘な事か!

また、このベタベタされまくる展開がなんともツボを心得たモノとなっており、
MU-6さんも書かれてますが、「小声グチ」とか「どもりごまかし」とか「一人反省会」とか
もうラブコメ好きにはたまらない要素のオンパレード。
そりゃオレみたいなベタラブコメ大好き人間にしてみれば、これで部屋中身悶えまくらないはずはないだろうと。

2800円という低価格ソフト故にパートボイスだったり、立ち絵グラフィックの種類が少なかったりと
なんだかんだで文句も出てきますが、そこら辺は低価格ソフト故に華麗にスルーしましょう。
ベタなラブコメスキーの諸氏は間違いなく楽しめるゲームなんじゃないでしょうかね。

とりあえず1周終了しましたが、自分としては珍しくメガネっ娘委員長であるところの勇美をクリア。
メガネ属性はないと自負する自分ですが、
そんなことが気にならないくらいにこのキャラの意地っ張りぷりというか、
言ってることと思ってることが正反対である素直になれないラブコメヒロインっぷりがたまらなかったんですよ。
また、主人公に誉められた事や、主人公とのやり取りを自分の部屋に帰ってから一人反芻して
ベッドの上で脚をバタバタさせつつ身悶えるみたいな描写が何度も出てきて、
そんなモノ見せられる度に、こっちがベッドの上でクッション抱えて悶絶ですよ!

最後の最後まで、ベッドの上でもお風呂の中でもメガネを外させなかったスタッフに敬意と敵意を感じつつ、
それでもこのキャラはメガネをかけてようがなかろうが、ものすごく好きでありました。
次は同じく素直になれない属性をもってそうな早月をクリアしてみたいところです。



そういえば、昨日くらいに1000万HIT達成してたようです。
おめでとうオレ(わーパチパチ)
サイト開設より6年と3ヶ月……って、1000万という数字も感慨深いですが、
6年3ヶ月もこのサイトを続けているって事にもかなり驚き。
身内向けサイトに始まり、偽春菜のゴーストとか作ってたり、オタニュース系日記サイトだったり、
漫画感想サイトだったりと、なんかもうよく分かりませんが、
まぁこれからもその時々の気の向くままに更新していこうかなと。
今まで当サイトを見てくださった方に1000万の感謝を。ありがとうございました。




 2006/5/7(日) 

涼宮ハルヒの舞台探訪でしょでしょ?



『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流 角川スニーカー文庫

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アニメを見て、漫画を読んで、そして原作ノベルに手を出すという、まさにスパイラルな展開。
もはや、自分の中のハルヒ熱を抑える術はなく、勢いのままに原作も読んでいきたい所なんですが、
人気のため原作が品薄でなかなか手に入らなくて大変でした。
現時点でも、「溜息」と「暴走」を入手してない歯抜け状態ですしね。

で、「憂鬱」なんですが、ここ最近のハルヒ熱により辛抱たまらなくなっていろいろなネタバレに手を出してしまい、
この1巻のラストの展開も分かってはいたんですが、それでもやはり面白かったです。

いきなり1巻ラストのネタバレで恐縮ですが、
ハルヒがあの夢のあと、ポニーテールにしてきた時なんて、もう最高でした。
この事実だけでどこまでも妄想の翼を無限に広げていけるオレのこの高揚感。
あの夢のあと、ハルヒがどのように目覚め、どのような考えを持ち、どうのように眠れぬ夜を過ごしたのか。
そして翌朝、ポニーテールにして学校へ出かけるハルヒの心情とか、
キョンと全然目を合わせず外を見ながら話すハルヒの心情とか、
午後になってポニーテールを止めてしまった心情とか、
もう、この辺りのことを考え出したらどうにも止まりませんっ!

今回この原作を読んでみて感じたけど、この物語ってとにかく妄想を刺激する内容が多いんですよ。
キョン視点で描かれる内容のために、キョンが見た範囲内での情報しかないので、
それ以外の情報を補うために読者による妄想補完が必然的に必要となってくるし、
そしてそのようにしてあれこれ思考を巡らせるのが非常に楽しいわけですよ。

市内探索ツアーの際、くじ引きでキョンと一緒になれなかったハルヒが拗ねるシーンも、
キョン視点で見るとさらっと流されてるのですが、
こんなに美味しい嫉妬シーン(?)というラブコメ要素を読者は見逃すはずもなく、
このシーンだけであれこれと妄想を働かせるのが楽しいのです。

これがアニメになると、「仇敵を見るかのような目つき」や「ペリカンみたいな口」という風に描写された内容を
視覚情報という素晴らしい映像として補ってくれて、
小説読者が妄想で補っていたモノを視覚情報による補完というアニメの最大の武器を活かしてくる訳です。
このようにして、映像により原作の内容をより美味しく味を引き出しているのが
ハルヒアニメの成功の要因の一つになっているとも思えるわけです。




 2006/5/8(月) 

Fate舞台探訪

 

このゴールデンウィークはハルヒの舞台探訪を主目的に関西に出かけてたのですが、
関西を舞台にしたモノはハルヒ以外にもいっぱいあるって事で、せっかくなのでいろいろと廻ってみました。

で、まずはFateの遠坂邸こと神戸の風見鶏の館。
ちょうどゴールデンウィークということもあり大変混み合ってました。
ただ、館の前で大道芸なんかもやってたし、館までの道ではイベントも催されてたし、
賑やかな感じで面白かったです。
ちなみに館内に入るのにはお金がかかるのでパスです(笑)


KANON舞台探訪

 

鍵っ子でなくともご存じの京阪守口市駅前。
KANONは秋頃から京アニの手によって再アニメ化されるようですが、
その際には間違いなくこの駅も出てくるでしょうし、それ以外の駅周辺施設も出てきそうな予感がしたので
いろいろと目に焼き付けておきました。


バーバーハーバー舞台探訪

 

バーバーハーバーといえば太陽の塔。
実は太陽の塔を自身の目で見るのは初めてだったのでそれだけで感慨深いモノが。
ただ、公園の閉園時間間近に行ったので、公園内部に入れなかったのは残念でしたが。
3巻に出てきた遊歩道は歩いてみたかったけど。

あと、左の写真は箕面の滝。
塔子さんとマスターの初デートの地ですよ。
原作通りに駅から歩いてのハイキング、登り2.8キロ、40分近くのハイキング。
ただ、原作通りのハードな左岸コースでなく、ソフトな右岸コースで。
それでも、前日のハルヒ舞台探訪の北高通学路で
すっかり足腰が弱っていた自分にさらに追い打ちをかける坂道は何とも辛かったですが。
でも、山道は渓流沿いの気持ちいい道で新緑も美しく、滝も百名爆って事もあり良かったです。
そして何より登り切ったあと、滝を眺めつつのビールが旨かった(笑)



今月のまんがタイム 『だって愛してる』

街子さんのヤキモチ妬きっぷりというか、旦那へのラブっぷりを見てると、
そりゃもう頬をにやけてくるし、体はクネクネしてしまうし、大変ですわ!


今週のジャンプ

プリティフェイスの叶恭弘の新連載が始まってましたが、前号から始まった『ToLOVEる』といい、
まさにジャンプらしいエロ風味ラブコメって感じで非常に良いですよ。
臆面もなく言ってしまおうと、オレはこういうヌルいエロコメが大好きなんですっ!
『エム×ゼロ』のぱんつはいてないっぷりや、『ToLOVEる』の全裸っぷりも非常に堪能しておりますよ。




 2006/5/13(土) 

『涼宮ハルヒの退屈』 谷川流 角川スニーカー文庫

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刊行順でいくと2巻目は「溜息」なんですが、アニメのブレイクなどの影響もあってか
未だにこの「溜息」だけが未入手なんで、先に3巻目の退屈に手を出しました。
まぁ、作品内の時系列的にも溜息は後回しにしても問題ないようですし、
正直、溜息を入手するまでお預け状態で待っているのに堪えきれないくらいに
オレ内部のハルヒ熱が盛り上がって来ていたので。

で、3巻目となる退屈ですが、短編集ですね。
アニメですでに放映された野球大会の話と、孤島の話、来週放映の「ミステリックサイン」、
そしてこの巻で一番面白く、後々の伏線ともなってくる「笹の葉ラプソディ」
アニメを見て自分の中でこの作品のキャラ達に対する愛着も増してきてるのもあって、
SOS団メンバーがどこかに出向いたり、一緒になってドタバタやってるだけで
なんだか楽しい気分で読めてしまう部分はありました。

「孤島症候群」なんて、この作品が持ってるSF的要素とは全く無関係な所で話が進んでますが、
それでも実に高校生らしい夏休み的バカンスとラノベらしいドタバタとがミックスされた内容は良かったと思います。
まぁ、結末としてはこんなモノかなぁという印象はありましたがね。
あと、フェリー内で寝顔を写真に撮られたエピソードは、ハルヒがその後何だかんだと悪態付いてましたが
キョンが思っているとおりの理由でハルヒが朝比奈さんに写真を撮らせたに違いないとか考えると
激しく妄想が止まらなくなってくるので正直たまりません。
ハルヒシリーズで好きな部分って、こういうハルヒの言動不一致な所というか、
表面上は強がってたりキツイ言葉を発してたりするが、内面は実は違うんじゃないかと
容易に想像できてしまうエピソードがあるところだったりしますし。

「ミステリックサイン」はアニメOPにも出てくるSOS団マークを元にした話ですが、
これを読んだあとにアニメの1話を見てみると、
冒頭に出てくるマークがちゃんとZOZ団になってるのに気づけて、思わずニヤリとできます。

あと「笹の葉ラプソディ」ですが、王道ではありますがタイムトラベルネタはやはり面白いモノだと再認識。
1巻で出てきたハルヒの中学時代エピソードや、
キョンに対して過去に会ったことがあるんじゃないかと聞いた話に繋がっていくのは、
やはりニヤリとさせられるモノがありますよ。
また、今回の話そのものが次巻の伏線ともなっていくあたりも面白いですね。



『涼宮ハルヒの消失』 谷川流 角川スニーカー文庫

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シリーズの中で一番面白いと評判のこの消失ですが、確かにこれは面白かった。
タイトル通りにハルヒがいなくなった世界が舞台になる今巻の内容ですが、
この作品世界が持つSF的要素を存分に活かしきり、
元の世界に戻りたい、ハルヒがいる世界、SOS団がある世界に戻りたいと奔走するキョンの意識と
読者である自分もまたハルヒのいる世界を楽しいモノと認識し、
元の世界に戻って欲しいと思う気持ちが見事にシンクロしていくこの気持ちよさ。
今まで何だかんだと文句を言ってきたキョンが積極的に行動を起こしていく姿に嬉しさも感じたし、
SOS団メンバー同士の繋がりの深さを感じ取れたのもやはり嬉しかったです。

また、ハルヒがいなくなった世界での長門の可愛さが異常な程の破壊力を持っており、
長門の潜在定期意識がこのような世界を望み、
キョンとのあのような関係を望んでいたんじゃないかと妄想し始めると正直たまりません。
また改変後の世界で、別の高校に通っているハルヒと古泉が集まり、朝比奈さんを巻き込んで
部室に集結するシーンがものすごく好きです。
拉致られた朝比奈さんが1巻の時と全く同じ反応を示してるのを見て、
最初にハルヒに拉致られた時もこんな感じだったんだろうなぁとか考えるのも楽しいです。
しかし、このシーンがものすごく爽快感があったのと、この世界の長門がものすごく可愛かったのもあり、
この改変後の世界ってのも悪くないなとか、このままの状態で世界が続いていったら
この世界でのSOS団メンバーはどのようになっていくのだろうかという興味が湧いたのも事実ですが。

あと今回は本編中では活躍が少なかったハルヒですが、
それ故にプロローグやラストのハルヒにいつも以上のおいしさを感じ取ってしまいました。
いつも通りのキツイ口調でキョンにクリスマスの予定を聞くハルヒや、
クリスマスに鍋パーティーを開くことを嬉々として語るハルヒや、
キョンが目覚めたあとキツイ口調から一転して笑顔に変わっていくハルヒとか、もう最高すぎます。
ハルヒのあのキツイ口調も、あれが単なる子供じみた照れ隠しというのが
ものすごく分かりやすく描かれていて、正直たまりません。
ハルヒの魅力はこの種の照れ隠し口調に凝縮されていると言ってもいいくらいですよ。

この巻で長門の魅力が開花し始めましたが、それでも個人的にはやはりハルヒが好きであり、
ハルヒとキョンというこの二人の行く末が一番気になるのでありました。




 2006/5/14(日) 

『しあわせももりんご』1巻 うさくん FOXコミックス

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とらのあなWebサイトにて掲載されているWebコミが単行本化されたモノなのですが、
こんなに素晴らしくも馬鹿馬鹿しい漫画をこれまで見逃していたとは何たる不覚。
この作者というと、丸っこくもほのぼのとした愛らしい絵でエロを描くエロ漫画家という印象しか無かったのですが、
まさかこれほどまでに馬鹿馬鹿しい漫画を描ける人だとは知らなかったよ。
系統的に古賀亮一とか小野寺浩二とかのように、
エロリビドーを活動源として清々しいくらいにお馬鹿な方向に突っ走る漫画家でありますね。

とにかくこの漫画が素晴らしいのが、登場人物達の中学性的エロ妄想とエロリビドーを
ものすごく馬鹿馬鹿しい方向へと一直線に向かわせて、それがとても笑えるというところでしょう。
エロとは言っても所詮中学生レベルで、肉体的なエロに結びついているのでなく、
あくまでエロ妄想であり、エロ本を買うことに執着していたり、
デパートの下着売り場でエロ妄想を駆けめぐらせてみたり、揺れる巨乳に想いを巡らせてみたりと
とにかくやることなすこと中学生レベルであり
しかもいい年した大人達までもがこのエロ妄想饗宴も参加しているという辺りが

また素晴らしくバカさ加減を引き出しています。

また、作中で作者による図解というか解説というか言い訳が1話に1コマ入ってくるのですが、
これがまた真面目な解説口調でありながら語っていることは非常に馬鹿馬鹿しいエロネタであるあたりも
非常にくだらなくて最高に笑えます。

もう、とにもかくにも全編にわたるこのくだらなさはかなり秀逸で、
気になった方は是非とも読んでいただきたい逸品であると思いますよ。

とらのあなサイトにて全話読めます

しばた@OHPのオススメ漫画でも絶賛




 2006/5/15(月) 

『涼宮ハルヒの溜息』 谷川流 角川スニーカー文庫

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ハルヒシリーズは消失が一番面白くて溜息が一番面白くないという話はよく聞くけど、
確かにそれには納得できる部分がありました。
この巻のハルヒはいつにも増してその傍若無人な振る舞いが際立っていて、
アレを見せられて物語に感情移入しろってのは確かに厳しい部分はあります。

ただ、今の自分はアニメを見て、先に3、4巻を読んだ後にこの2巻を読んでるという状況で、
この物語のキャラクター達にものすごく愛着を持てている状態なんで、多少のことは気になりませんでした。
むしろ、あの怒られたあとのハルヒのしょんぼりぶりと、昼休みに部室で一人ぽつねんとたたずみ
髪をポニーテールにしているときのハルヒの心情を考えただけで敢えなく絶頂。
何なんですかね、この思わせぶりでいてものすごくさらりと流してしまうこの作品の手法は。
もう、すっかりと作者の手の内で踊らされているというか、こういう何気ない描写の一つ一つから
あらゆる方向へ考えを巡らすことの何と楽しい事でしょう。
ハルヒが一緒に徹夜すると言い出した時の状況なんかも正直たまりません。

あと、アニメを見たあとだと、随所にあった意味不明なネタの理由を分かることが出来て面白かったです。
みくるビームに、シャミセンに、桜に、スタッフロールでのハルヒのセリフ等。

ところで、アニメの方はこの溜息の内容は放映するんですかね。
とりあえず、ハルヒのポニテシーンだけは見てみたい気もするんですが。




 2006/5/17(水) 

『ニニンがシノブ伝』4巻 古賀亮一 電撃コミックス

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電撃大王という雑誌が存在し続ける限り、この漫画も延々続いていくんだと漠然と思い込んでいただけに
この漫画が最終回を迎えるとは驚きでしたし、残念でありました。
ただ最終回を読んでみるとものすごく清々しく気持ちのいい終わり方をしており、
終わってしまったのは残念だけど、綺麗な幕引きが出来て良かったのかなとも思えたり。

今巻も相変わらずの古賀漫画していて、いつもの通り下ネタやオタネタなどを織り交ぜたギャグの応酬。
そして息つく暇のないギャグの応酬でありながらも、
それはドリフのように計算されたお笑いのようにも感じられる部分はありました。
またギャグだけでなく、忍や楓など、女性キャラによって彩られるワイワイきゃっきゃっした雰囲気も
非常に華やかでこの漫画を楽しくしていた要因の一つでしたよ。

シノブ伝は終わってしまったけど、また何か他の連載で戻ってきて欲しいですね。




 2006/5/20(土) 

『涼宮ハルヒの暴走』 谷川流 角川スニーカー文庫

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「エンドレスエイト」

ハルヒが望む夏休み、終わらない夏、といった様相。
中学時代や、入学当初のハルヒの事を考えると、今のこのハイテンションのハルヒってのは考えられなかった状況であり、
そのあり得ない状況を引き出しているのがSOS団という居場所と仲間を得たことによるモノだと考えると
それはそれでなかなか心地よくも感じられる部分はあります。
これまで、夏休みの想い出として出来なかったことを、
この高一の夏休みにすべてをやりきってしまおうというくらいの勢いでいる無邪気なハルヒを
「やれやれ」と思いつつも、何だかんだで目が離せないでいるキョンも上手に描かれていると思いますよ。
浴衣姿で花火をする無邪気なハルヒに目を奪われ、間違いなくときめいてしまったであろうけど、
その感情をごまかし否定する描写とかものすごくたまらないものがありましたし。


「射手座の日」

作中で古泉も言っていたけど、ハルヒとキョンの見えざる信頼関係が垣間見える部分があって
その辺りは非常に良かったです。
時系列的に「溜息」の後になるこのお話ですが、
コンピューター研の部長に対し「朝比奈さんや長門を景品に」と言った後に、
キョンに怒られて「私も含めて」と言い直すあたりは、
「溜息」の時にそのように言ってキョンが怒ったエピソードが影響してるのが見て取れるし、
それはつまり、ハルヒがキョンを意識している事の現れでもあり、
それと共に、こういった心情の変化がハルヒ自身の成長にも繋がっている部分も感じ取れて良いです。
また、キョンが今回は本当の実力で対決しようと言い出す辺りも、
古泉ではないけどハルヒに対する無自覚の信頼から現れたモノであると思えますし、
こうした二人の間に流れる空気の変化に非常に敏感に反応しつつニヤリと出来る部分はありますよね。


「雪山症候群」

「有希と何かあったの?」

ああ、もうハルヒのこのセリフだけで妄想の翼を無限に広げていけるオレがいるわけでして。
「消失」以降、有希の存在がこの物語において大きくなっているのは間違いないですし、
それはSOS団メンバー内の人間関係においても影響が出てきている訳ですな。
無感情、無感動、無口であった長門がSOS団の仲間と時間を共にするにつれ
感情の色を少しずつその内部に灯しはじめているのと、
その微細な感情の揺れを意識し、読みとれているキョンの存在と、
そしてそんな二人の関係にいち早く気付いたハルヒ。

ハルヒがこのセリフを投げかけたとき、キョンと目を合わせず明後日の方向を見ながら話していたという描写も
ハルヒの中の照れ感情と、キョンの返答に対する恐怖心みたいなモノが見え隠れしていて良かったです。
また、ハルヒがキョンと長門の変化に気付いたということは、
つまりハルヒはキョンのことをいつも見ていたからこそその変化に気付いたというわけであり、
このように考えた結果見えてくるハルヒの姿というモノは極上のラブコメしていてたまりませんな。

今回の話はしっかりとした決着がついておらず、いろいろな問題を投げっぱなしにしてますが、
異世界人やら、ハルヒが夢と勘違いしてるのかどうかとか、長門やら、
今後の展開でどのようになっていくのか楽しみなところです。




 2006/5/26(金) 

今月のアフタヌーン 『げんしけん』

4年にもわたって続いた連載も今月で最終回。
笹原の入学に始まり、笹原の卒業で終わるという展開であり、卒業式の風景は大団円にふさわしく、
これまでの4年間を懐かしげに思い起こすには充分すぎるシチュエーション。
何とも後味良く、気持ちのいい最終回だったと思いますよ。

あと、最終回云々とは別に荻上の可愛さが飛び抜けていて、ニヤリングが収まらん訳ですが。
髪を下ろした姿の可愛いこと、二人きりになった部室での可愛いこと、
自分からキスをねだってくる姿の可愛いことっ!
くじアンをアニメ化するらしいんですが、個人的にはそれよりもげんしけんの再アニメ化、
荻上の魅力がぎっしり詰まった再アニメ化を所望して止まないんですが!


今月の少年エース

『涼宮ハルヒの憂鬱』は今回で憂鬱エピソード完結。
ハルヒのポニテは縛った髪がもうちょっと長いイメージが自分の中であったけど、
実際はああいった感じに明らかに違和感ある風になってたんですかね。
この辺りアニメでどう映像化されるのか楽しみです。

あと巻末に掲載されてた読み切り、あらゐけいいち『日常』が面白かった。
最後のコマの晴れやかで清々しいVサインが印象的。
一発ネタなんで連載は難しいかもしれませんが、同作者の別の漫画は読んでみたいですなぁ。




 2006/5/30(火) 

しあわせももりんご第20話更新

あまりにも素晴らしすぎたので、これの紹介だけの為にサイト更新。
この漫画において校長とびわ子くんコンビの話と綾斗様ネタの回は特に好きなので、
今回の話も存分に楽しめましたよ。
どんどんエスカレートしていくびわ子くんの暴力と、屈辱と喜びの入り交じった表情をする校長はやはり最高です(笑)




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