2017年 報恩講
日時 2017年10月5日(木)〜7日(土)
布教使 福嶌 龍徳師(熊本)



 
大谷幼稚園のお参り

  
楽入りの大逮夜


参詣者の風景

 
お初夜兼追弔法要
 
ボーイスカウトも参拝しました。


親鸞聖人の一生を描いた伝絵(報恩講の時、お飾りいたします)

2016年 報恩講
日時 2016年10月5日(水)から7日(金)
講師 佐々木伸麿師(石川県)
 


大谷付属幼稚園のお参り(孫、秀悟も参加)


2015年 報恩講無事終了
日時 2015年10月5日(月)から7日(水)

講師 三島清圓師(岐阜県)

スクリーンを使って、分かりやすく法話して下さいました。
荘厳
 


6日 大谷幼稚園のお参り 10時
 
   
   御伝抄(親鸞聖人の一代記朗読)6時


   お初夜兼追弔会(音楽法要) 7時 法話
 
7日 御朝事 午前7時半 法話
   
   満座 10時半 法話

楽が入りました。


2014年 報恩講


本堂の荘厳



追分の亀田様から大願寺の報恩講に飾って下さりと頂きました。
ひまわりの大輪が綺麗でした!


大願寺でしている華道会の展示をしました。

 
御伝抄拝読(若院)                    献灯献華
 
初夜勤行兼追弔会
 
大谷幼稚園参拝
 
住職お話                         札幌雅楽会の付けもの


お初夜兼追弔法要(献灯・献華)

ほうおんこう
報恩講

 
浄土真宗の寺院において、年中行事に中で最も大切な行事が、「報恩講」です。
報恩講とは、如来のみ教えを私たちに身をもって明らかにしてくだされた、
宗祖親鸞聖人の恩徳を讃えると共に、そのみ教えを聴聞する行事です。
 全ての真宗の行事は、その法要をご縁として一人一人が念仏申す身で
あることを喜び、確かめていくのが本意ですが、特にこの報恩講は、
日ごろ仕事や家事に追われている方々も、できる限り時間を割いて、
仏恩法謝、仏法聴聞の場に身を置くことが大切です。
 私たちは、いつも利害や、地位や、名誉などにとらわれて、本当に尊
いものを見失っていないでしょうか。
 親鸞聖人は、九十年の御一生を通して本願念仏の教えこそが、凡愚の
我々が救われるべき真実のみ教えであり、真に尊ぶべきものであること
を明らかにしてくださいました。今、遇い難きみ教えに遇うことができる
のも、ひとえに親鸞聖人のご苦労、ご遺徳のおかげであります。
 ですから本来、浄土真宗のご門徒であるならば、何はさておきお参り
しなければならないのが、この「報恩講」であるといえましょう。
「報恩講」を歴史的に見ますと、聖人の曾孫にあたられる本願寺の第三世、
覚如上人が親鸞聖人の三十三回忌ごろに「報恩講私記(式文)」を
著されたことから、それまで大谷の廟堂で勤められていた「御報恩念仏会」が、
その前後に形式が整えられて「報恩講」となり、しだいに一般寺院、
そして各家庭へと普及していったものと思われます。
 本山では、毎年十一月二十一日より二十八日まで七昼夜にわたってお
勤めされますが、この十一月二十八日が聖人の御正当の忌日にあたるこ
とから「ご正忌」ともいわれます。また、ご門徒の家庭においても、お内仏で
報恩講をお勤めします。
 親鸞聖人の御一生をみるに、聖人ほど自分自身をごまかさずに鋭く凝
視された方は、おられないと思います。聖人は、世俗に押し流されて、
我欲の生活に沈んでいく自分の姿の中に、人間の弱さを深く自覚され、
罪深く悩み多い自分こそ注がれていた弥陀の本願に、うなずかれたのです。
 このように救われ難い私自身が明らかになった時に、そこに如来の大悲に、
包まれている我が身が知らされるのでありましょう。
 教えを聞くということは、私自身を明らかにさせていただくことなのです。
 ですから、まずお寺に足を運び、聞法の場に身を置くということが
最も大切なことであり、法に照らされて私自身が明らかになっていくこと
よって、そこに自ずから報恩謝徳という心がこの身に備わってくる
のではないでしょうか。
 このことからも、報恩講には是非とも家族そろって参詣し、感謝の中に
聞法にいそしまれる生活を送っていただきたいものです。
 仏法という鏡なくしては、決して私自身を見ることはできないのですから。
にょらい だいひ   おんどく     み    こ           ほう
如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
し しゅうちしき   おんどく             しゃ
師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし






   

                          (正像末和讃より)