LAST MATCH 1997年12月14日

第77回天皇杯全日本サッカー選手権3回戦 対清水エスパルス 戦 (日本平スタジアム)

「負ければ解散」というなかよくやった。誇りに思う敗戦。

清水エスパルス 福島FC

得点者(清)31分 伊東、56分 澤登(PK)、 83分 オリバ 

スターティングメンバー

清水エスパルス 福島FC
GK 真田 雅則 GK 25 菊池 直喜
DF 斉藤 俊秀 DF 15 桜井 栄志
11 森岡 隆三 河原 忠明
19 西澤 淳二 20 宗像 洋
MF 安藤 正裕 MF 24 馬上 俊彦
サントス 16 八城 修
大榎 克巳 19 川田 浩二
14 戸田 和幸 碓氷 幸一
伊東 輝悦 11 鋤柄 昌宏
10 澤登 正朗 FW 12 川口 裕之
FW オリバ 13 瀬川 誠

交代

(清)77分 23アレックス(西澤)、 84分 24市川大祐(安藤)、 88分 佐藤由紀彦(大榎)
(福)45分 28竹元義幸(川口裕)、 68分 9水島光(八城)、 85分 松木秀樹(川田)


試合内容

福島はJリーグの清水相手に序盤は健闘したが、好機をものにできず力尽きた。
前半、守りを固めてカウンター攻撃に出た福島は、MF鋤柄を起点にロングボールでFW陣が何度となく相手守備陣を突破。
18分には川口裕が、19分には瀬川がゴール前でフリーになり、シュートを放ったが、相手GK真田の攻守に阻まれた。
35分すぎにも立て続けにシュートを狙うなど、前半は互角の勝負を展開した。

一方、守備陣はGK菊池の美技やDFの体を張ったスライディングで序盤は清水の攻撃を封じた。
しかし、前半31分、絶妙のセンタリングを清水・伊東が冷静に頭で合わせて先制を許すと、後半は一方的に攻め込まれる展開。
澤登のPK、オリバのヘッドで2点を失った。
福島は鋤柄が後半15分にラフプレーで退場したのが響き、反撃できなかった。
後半40分から福島サポーターによる「福島FC」コール。
プレーが止まってもコールは止まらない。それが私達の気持ちだった。