では次は戦闘の心得。
戦闘に使うモンスターは基本的には攻撃力の高いものがいい。
少なくともスターターレベルならそれでいい。
そして次は戦闘支援カードを選択する。
これも基本的には攻撃力をアップするものがいい。
これで相手の耐久値をこちらの攻撃力が上回れば(同じでもよい)勝てる。
・・・・・・・のだが、実際にはそう上手くはいかない。
相手も当然戦闘支援を使ってくるだろうし、多くのモンスターに特殊能力が備わっているからだ。
そこでそのへんの基本的な読み合いを解説しよう。

まず基本値で既に相手の耐久力をこちらの攻撃力が上回っている場合。
お互い戦闘支援を使わなければこちらが確実に勝てるというケースだ(言い忘れたが自分が侵略側を前提とする)。
「お互い使わなければ」なので、当然防御側である相手は戦闘支援を使ってくることが予測できる。
この時防御側使うであろう支援は大別して2種類。
耐久力をアップさせるか、先制をとるか、だ。
耐久力アップの場合はさらに単純に+9の場合と戦闘支援カードによる耐久力アップの2種類がある。
単純に+9の場合なら、こちらも攻撃力に+9以上となる支援をつければ勝てる。
戦闘支援カードによる耐久力アップの場合は、効果がどれほどになるかがまちまちなので予測しづらい。
この場合は単純に攻撃力をアップしても勝てる見こみは薄い。
こんなときには相手の戦闘支援を封じる戦闘支援カードを使えばいいが、
そのような戦闘支援カードはレアリティが高いので、いきなり使える戦術ではない。
では防御側が先制を付けてきた場合はどうだろうか。
この場合最も手堅いのは耐久値をアップさせること。
相手の攻撃力がよほど高くなければまず成功するが、
攻撃力を3アップしつつ先制を取ってくるフェレット、珍獣族に使うことで攻撃力をアップさせつつ先制を取れる突進には注意。
耐久値アップができないか、できても不安が残るならこちらも先制をつけることになる。
そうすれば相手が先制をつけても打ち消し合って、こちらが先に攻撃できる。
この場合は相手の支援が耐久値アップで且つそのアップにより倒しきれない場合がヤバい。
そうなるとその後の反撃で負けることが考えられる。

とまぁ、基本的にはこのような読み合いとなる。
だが実は色によって戦闘支援の可能性を絞ることが可能である。
これを知っていれば相手の手札の色と枚数を見ることで、ある程度使われるであろう戦闘支援を予測できるのだ。
まず初めにそれぞれの色と、それに備わっている可能性のある戦闘支援の種類を列挙しよう。
黄:先制、耐久
青:攻撃、耐久
赤:先制、攻撃
緑:先制、攻撃、耐久
である。
さらにそれぞれの内訳を見てみよう。
黄:ビーパ&AI(先制)、ブラッギス(耐久)
青:エンペラー(攻撃)、アーマートード&セイレーン(耐久)
赤:ウォーリアー(攻撃)、フェレット(先制+攻撃)
緑:アマゾーネ(先制)、コングボス(攻撃)、カブトス(耐久)
である。
そして攻撃や耐久のアップ値はフェレットを除いて全て+9で固定。
フェレットのみ+3である。
種類がたくさんありそうで実はそんなにないことが分かってもらえると思う。
なのでできるだけ早い段階でこれらを全部覚えてしまったほうがいい。
それだけで戦闘に勝つ確率は数%でも上がるはずだ。
実際にはモンスターごとの特殊能力や、多岐にわたる戦闘支援カードも絡んでくるので複雑になる。

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