基本体術
他キャラと異なり連打による派生はなく、1段のみ。
横振りながらも見た目より上への厚みがあり、シャドーエルフレベルのジャンプ攻撃なら難なく落とせる。
リーチ面でも優秀で、ノールに対して打ち勝てるのは嬉しい。
単体で見ればかなり性能は高いが、杖>杖が非連続なので注意。
またしゃがみ杖は上下の攻撃判定の厚みが増し、立ち杖に比べて遥かにダウンさせにくいという性質がある。
これを利用して犬なんかを徹底的に殴るのが有効。

毒針
他キャラでいうところの強攻撃にあたる攻撃。
発生がやや遅いものの杖よりもリーチが長く、杖よりもさらに上下の厚みがある。
よって一部キャラのダウン追い討ちや、Gスコーピオンの始末に使える。
ダメージは微々たるものだが一定の確率で敵最大体力の4分の1のダメージを与えるクリティカルヒットが発生することがある。
また気絶値が高く、敵を気絶させやすいのもメリット。
杖キャンセル毒針が連続になることと、毒針の隙が少ないため毒針>杖が連続ヒットするため、主な用途は杖からのコンボ。

タックル
Aボタン押しっぱなしにするか、素手状態でDボタンを押すことで出る。
ダメージは毒針よりほんの少し高い程度だが、判定が非常に強いのが特徴。
シャドーエルフは勿論、トログロダイトのジャンプ攻撃すら落とす。
ザコにヒットさせた場合は浮かせることができ、そこにさらに追撃可能。
キャンセル毒針や、ノーキャンセル杖、ノーキャンセルダッシュ杖などが候補。
魔法無しプレイではなにかとお世話になる技だ。

ジャンプ
非常にふんわりとした起動を描き、ジャンプ中レバー制御でかなり着地点をずらせる。
決して性能がいいわけではないが、敵の大群を飛び越えたりするときには使える。
ジャンプ攻撃はニュートラルとレバー下入れの2種があるが、どちらもあえて使う必要はない。

バックステップ
素早くBボタンを2回押すことでできる。
動作中は無敵で、終わり際に若干の隙がある。
とっさの回避には勿論のこと、実にさまざまな技からキャンセルして出すことができる。
さらにバックステップはダッシュ、D行動でキャンセル可能で、これを利用することで行動の幅が広がる。

アイテム
使用可能な基本アイテムはダガーとオイルのみ。
使用速度は並程度で、ダガー>ダガーは連続ヒットするので十分使える。

魔法
Mミサイル
LV1の魔法。
LVに応じて3〜5発まで発射される。
単発のダメージは低いが、全部当たればかなり高い。
敵の数が少ないほど効果的。
ボスとザコとではザコを優先してホーミングするので、ザコ同伴のボス戦では効果が発揮されにくい。
LV1の魔法はこれだけなので気軽に使える。

Lボルト
LV3の魔法。
発射後レバーで上下に制御できる点、ダウン追い討ちに使える点が優れており、非常に使い勝手がいい。
LV3は全てこれに費やそう。

Fボール
LV3の魔法。
威力、効果範囲の両面においてLボルトに劣る。
使う必要なし。

Iストーム
LV4の魔法。
全体魔法なので相手の状態を問わずヒットする。
敵が一度氷付けになってからダウンするので、ダウン追い討ちの時間が稼げる。
よってボス戦で大変活躍する魔法である。

Wファイア
LV4の魔法。
モーション中にレバーを1回転させると一度周囲を炎で覆ってから前方に発射される。
やはり威力と攻撃範囲の両面で同LVのIストームに劣るので忘れていい。

Cエレメンタル
LV5の魔法。
Iストーム同様全体魔法で、ボス戦のお供。
向きによって呼び出す精霊が異なる。
基本的にどちらでもいいが、左向きの炎の精霊は一部敵に対して無効化されるので、そのような敵には右の水の精霊を使うこと。

Pイメージ
LV6の魔法。
発動後数秒間無敵になれる。
やばそうなときの保険は勿論、安全にカーソルを合わせたいときの繋ぎや、一部ボス戦において活躍する。
汎用性が高く使い勝手がいい。

Fストーン
LV6の魔法。
ザコを即死させられるが、アイテムを落とさないデメリットがある。
強いザコは落とすアイテムがおいしいので、あまり使いたくない。
同LVのPイメージの性能がいいので出番はほとんどないのが実情。
唯一活躍するのが浮遊城のオーガで、こいつは何故かこの魔法で倒してもアイテムを落とす。

Rグラビティ
LV7の魔法。
ダメージはそれほど高くないが、LV7の魔法はこれだけなので、ボスに対する先制攻撃として使用するのがメイン。
ただし浮遊している敵には無効。

メテオスウォーム
1P専用のLV8の魔法。
レッドドラゴンを倒していればナグパ戦後に覚えるが、最も出回っていると思われる2/4Ver.ではバグで使用回数が0回のままになっている。
よってお目にかかることはまずなく、基本的にデモ画面専用技と化している。

パワーワードキル
2P専用のLV8の魔法。
メテオ同様のバグによりお目にかかれない魔法。
こちらはデモにすら登場しないため、ファイナルストライクに並ぶレア度を誇る。

ファイナルストライク
パーティプレイ時専用の魔法で、使用にあたっていくつかの条件がある。
その条件とは、
・MUを含む3人以上のパーティである
・MUがウィザードリーの杖を装備している
・パーティの合計経験値が200万以上である
この3つを満たした上で、3人以上が同時にA+B+Cを押すことで発動。
効果はシンを除く全ての敵を一撃死(シンに対しては1.5ゲージ分のダメージ)させ、
その反動として全員の体力が1ドットになり、ウィザードリーの杖が壊れる。
効果が非常に高い反面、リスクが非常に高い。
よって主な用途はシンのトドメとなる。

応用体術
ここではバックステップキャンセル(以下バクステキャンセル)を用いた行動について例を挙げて解説する。
バクステはほぼ全ての行動にキャンセルをかけて出すことが可能であり、
そのバクステ自体はダッシュかD行動でキャンセル可能なことは基本体術の項でも述べた。
この性質を利用することで攻守において非常に役に立たせることが可能。
まず攻撃面だが、ダッシュ杖>バクステキャンセル>ダッシュ杖というのが基本形となる。
これは敵との距離がある程度あるときに有効であり、攻撃力の高いダッシュ杖を連続して出すことができる。
ただしバクステからのダッシュ杖の繋ぎにもよるが、基本的には非連続(しっかりできれば連続)なので使いどころは選ぶ必要がある。
また敵との距離が近いとダッシュ杖を出す前にダッシュがヒットしてしまうので、これも型を変える必要がある。
そこで距離が近いときや確実に連続ヒットさせたいときには、ダッシュ杖>毒針>タックル>バクステキャンセル>ダッシュ杖としてやる。
タックルは勿論素手状態時Dボタンの方だ。
タックル後は長い時間追撃判定が残るので余裕を持ってダッシュ杖を当てにいける。
繋ぎが容易な反面、ダメージの低い毒針とタックルを多く交えているため、総合的なダメージが落ちてしまう。
そこで、一度タックルで浮かせたら後は基本形のダッシュ杖>バクステキャンセル>ダッシュ杖に切り替えよう。

次に防御面におけるバクステキャンセルの利用法だ。
MUはダッシュ必殺技がないため、敵を攻撃しているときにその奥に敵がいるとき、無理矢理ダッシュ必殺技で巻き込むという芸当ができない。
しかしそのまま目の前の敵を殴っていると奥の敵から攻撃を受けるので、ここは回避行動を取る必要があるわけだ。
このとき攻撃の硬直が消えるのを待ってから上下に軸をずらしたりスライディングで距離をとってもいいが、それだと間に合わないということも往々にしてありうる。
そこで攻撃をバクステキャンセルし、さらに相手と反対方向へダッシュでキャンセルすることで、迅速に相手との間合いを取ることが可能となる。
ダッシュしたら飛び道具に当たらないように上下にずれながら移動すること。
特にゴブリンの群れを相手にしているときは重要なテクニックになるぞ。

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