<詰めドリラー>

○解答集○

問題その1) 左右の選択
難易度 ☆

問題のタイトルどおり、ここは単なるエアーを獲得後右に行くか左に行くかしか考えられない。
どちらを選んでもそれほどの変わりがないブロック配置だが、ここで注目してもらいたいのが時間の短縮と安全度である。
慣れないドリラーなら右に行くのが常である。×ブロック@の落下を気にし、進行方向としてそのまま右に行く。
しかし最も安全なのは左である。
×ブロック@は×ブロックAにくっつく事がわかれば、エアーを回収してもすぐに潰される事はない。
なおかつそのくっついた×ブロックはススムにとっては屋根になるわけで、その下を気楽に掘り進む事が可能である。
そしてもう一つの利点は、時間の短縮である。数えてもらえばわかるとおり、右行きと左行きでは左の方が早く下へと
近づくのである。これを微々たるもんと思うのはまだまだ初心者の域を超えられない。
こういった積み重ねが最終的なタイムボーナスとして大きく還元されるのである。
この問題だけでは扱えないが、このマップの上にある×と緑のブロックの上に他のブロックがあるかどうかによって
その後の危険認知をすることも可能である。






問題その2) 267M/エアー50%以上
難易度 ☆☆

まずはススムの置かれている立場を瞬時に読み取る事が重要である。
267Mという位置でエアーが50%以下という状況などありえないと思うが、いずれにせよ×ブロック掘ってエアー回収が基本。
初心者の場合、×ブロックを掘る事を躊躇するが下手にパズルを楽しんでいるヒマなどない。迷ってる最中に潰される事も
ありうるし、エアーの消費ももったいない。
さて、ではどの回路でエアーを取り、下へと進むか?
これには3パターンの掘り方があるが、実はプレイヤーのクセが顕著に表れる。
まずは一つ目。左の青ブロックを掘り、そのまま左下に降り、真下の×ブロックBを壊しエアー回収。
200M台に関わらず、この行動をとる場合当然青ブロックの上にある緑ブロック@の落下が気になるところ。
しかしエアーを取って左に掘り進めば、これに潰される事はまずない。この状況判断が重要である。
そして2つ目。右の黄ブロックを掘り、そのまま右下に降り、真下の緑ブロックを掘る。後は左の×ブロックCを壊し
左に突き進めばエアー回収となる。
この場合ももちろん危険度はまったくない。黄ブロックの上にある緑ブロックAの落下がまずきになるが、普通に掘り進めれば
潰される事などありえない。また黄ブロックの下にある緑ブロックを消した事により×ブロックDの落下が気になるが
×ブロックBとくっつく事がわかるので、屋根が作られエアー回収まで×ブロックに潰される事はない。
最後に3つ目。右の黄ブロックを掘り、そのまま右下に降り、真下の緑ブロックを掘る。続けてその下の赤ブロックを掘り、
左の青ブロックを掘り、さらに左の×ブロックEを掘りエアーの真下へ。そのまま下に掘り続けて落下してくるエアーを回収。
これは下待ち回収方法を好む人が使うやりかたで、下へ進む事が優先、エアーは落下させて回収という時間短縮を狙うもの。
ただこのマップではどうもその差がわかりづらいので特別いい方法でもない。掘りグセです。
これでももちろん緑ブロックAの落下は心配する事がない。
これら3つを比較しても、それほどのタイム差はないが、こういった状況で常にいろんな選択肢を考えられれば、立ち止まる事はないと思う






問題その3) 226M/エアー50%以上
難易度 ☆☆

理想的な正しい解答は1パターン。
右の青ブロックを壊しその下の緑、黄ブロックを続けて掘り落ちる。後は右の×ブロック@を壊してエアー回収。
その後の行動として、すぐにエアー左の赤ブロックを掘って、真下に落ちればいいだけ。
始めに壊した青ブロックによる×ブロックAの落下が他の×ブロックと重なり屋根になることがわかっていれば
エアー回収後迷わず赤ブロックを壊して下に行けるであろう。
ここの状況で悠長にやってしまうダメなパターンは青>緑>黄と壊し、そのまた下の赤ブロックを掘り右の青ブロックD
を掘り×ブロックBの落下を待ってエアーを回収すること。200M台でエアー残量があるのならこの行動は
単なる時間のロスに過ぎない。
しかし下待ち方法として最後の青ブロックDを掘った後すぐさま×ブロックBの下に入り上堀りで×ブロックを壊し、
下に掘り進めエアーの落下待ちをするという行動は充分ありえる。
もう一つ考えうるのが、右に掘り進め、その後下に掘り進み×ブロックCを壊してエアー回収という方法。
しかしこれができるのなら先述の解答パターンができて当然なので却下。
結論のところ、200M台で×ブロックを壊し惜しむのは論外であるという事。






問題その4) 見逃してはならない 131M
難易度 ☆


図1


図2

何のへんてつも無いマップ。解答は単純に下に掘り進み続けてエアー回収すればいいだけのこと。
上から降ってくる×ブロック@も屋根となるので何の心配もなく下へ。
ただし、これが700・800M台でエアー残量少なしって状況なら話は別。もちろんエアー上の×ブロックA
を掘ってエアーを回収したところでプラマイゼロ。あとあとのことを考えるとここは無傷でエアーを回収したい。
その場合ある重要なテクニックが必要である。
とりあえず屋根は作れるので下の赤と緑ブロックまで掘り進む。そして左右の選択である。
このマップを見る限りどちらへ行ってもエアーは取れそうだが、緑ブロックB及び青ブロックCが下まで続いている事がありうる。
つまり緑ブロックBは見えてる限り2個だが実は下にまだ2個つながっていて4個の緑ブロックであるかもしれない。
もしそうであり、あやまって緑ブロックBを掘ってしまいその右横が×ブロックだったら終わりである。(図2)
青ブロックCの場合も同様のことが言える。
×ブロックAの上にいる時点で少なくともこのマップの2段下が見えるはずで、その時前述のハメを喰らわないために
左右どちらに行けば理想かがわかる。これがヒット確認(用語集参照)。
もしそこでどちらに行っても時間のロス、またはハメを喰らうようであれば×ブロックAを壊してエアーを回収しよう。
もちろんこれはエアー残量少なしって時の「時間かエアーか?」って選択の状況である。
しかし誤まってハメを喰らうのであれば、ヒット確認は重要である。






問題その5) 323M
難易度 ☆☆☆


図1


図2

解答は3パターン。それぞれ違った戦略があるのでどれが理想かは断定できないが、300M台ということもあって
1つの方法はとりあえず却下。しかし時にはよく使われる(っていうか覚えていても損はなし)のでそれを先に紹介。
エアー残量が少なくなる700M台以降でこのような状況があれば、すぐさまとるべき行動でもある。
赤@>緑A>青B>黄C>青Dと掘り進み、赤ブロックEに下に入り、ディレイをかけて赤ブロックEを上堀りすれば
エアーを安全に回収できるのである。(図2)
エアーが×ブロックに囲まれている状況はよくあるので5・6手先までのブロックの移動を読めればこの方法がすぐにできるはずだ。
では、ここでの解答の一つ目。
落下してくる赤ブロックFを気にせずに掘り進みたいのであれば、赤@>緑A>青Bと掘った後、×ブロックGを上掘りして
エアーを回収。それでもやはり赤ブロックFは再び落ちてくるが、エアーを取ってそのまますぐに逃げるように黄C>青Dと
掘り進めれば潰される心配はない。
またこのマップではわかりづらいが赤ブロックFの落下タイミングがわかれば結局のところ、赤ブロックFの下に入り込み
上堀りで赤ブロックFを壊した後、即行で×ブロックG壊しエアー回収、すぐに右に出て青B>黄C>青Dと行ける。
そんな時間の差はないと思うので、どちらでもお好きに。
そして2つ目。
これは300M台というエアー残量が充分で、なおかつ次が2色面(400M)であることを考えてのアクティブプレーである。
赤@>緑A>青B>黄C>青Dと掘り進み、×ブロックHを上掘り。続けて下の青ブロック、緑ブロックも掘り進み
なおもその下の×ブロックIも堀って行く。後は上から落ちてくるエアーを回収できるまで下待ちで掘りつづける。
時間短縮でもあり、まったくもって余計なことを考えずに安心してエアーを回収できる。
もちろんこれが300M台であるからのこと。こう思い切った迷わぬプレーを一度できるとその後のドリル人生変わるよ。(笑






問題その6) フォローは的確に 21M
難易度 ☆☆☆


図1


図2

ほんとはこんな状態になっちゃいけないんだけど、でもよくこんな風にハメられる。
やはりエアーは一つでも逃したくない。ここは時間をかけずにエアー2つを回収することを考える。
もちろん最初は右上のエアー回収。いろいろブロックが積み重なっているので潰される危険性がある。
しかし下手な焦りよりまずは安全地帯を探す事が重要。それが見つかれば次の行動をゆっくり考えられる。
何とかエアーの下に行きたいのでまず右の緑ブロック、続けて右の赤ブロック、×ブロック@左の緑ブロックを壊せば
×ブロック@の左が安全地帯となる。ここまで来れば後は余裕を持ってエアーの動向とその回収法を探ればよい。(図2)
ではここからエアーをどう取るか。ここで誤まった行動は左の緑ブロックを壊してエアー落下を待ち回収すること。
結局×ブロックに囲まれてしまう。ここでの正しい回収方法は青ブロックAを上掘りし左上に上ってエアー回収。
あとは左に掘り進めれば元の位置に戻れる。
始めに言ったようにあまりこういった状況を生むような堀り方はすべきじゃないが、ドリ2・ドリGではクリスタルブロックなどの影響で
こういったエアーの取り逃しはありえる。その場合でもこのような焦らぬ判断が必要だと思う。






問題その7) 630M/エアー30%
難易度 ☆☆☆☆

600M以降は掘るスピードもあり、もちろんブロック落下も早い。エアー回収も瞬時の判断が必要。
しかしその勢いあまってハメを喰らう可能性も高くなる。
ここではやってはいけない行為を先にあげる。というよりやってしまいがち。
このマップでは×ブロック掘ってエアー回収の一択。×ブロック@を掘ってエアー回収となる。
これがドボン。避けるつもりの上から落ちてきた青ブロックAが青ブロックBとの連鎖によってタイムストップ発生。
つまりススムは身動きとれずに×ブロックの下敷きに。これが連鎖ハメ。
これはドリラー攻略必須のエアー即回収をやるからこそくる、思いもよらないハメでもある。
ということで正解は×ブロック@を壊しそのまま下の緑ブロックCも壊す。後は青ブロックAとBの連鎖が消えてから左上に登ってエアー回収。
ここでは2つの事に落ち着かなければならない。まずは連鎖がおこるという事、そして緑ブロックCを壊せば
そこが安全地帯であるということ。
しかし600M台ということとエアーが30%ということでどうしても×ブロック壊してエアー回収をサクっとやりたくなるところ。
こういった心理がはたらくからこそ連鎖ハメのかっこうの的となるわけです。
ある意味、正解のパターンが出来た人はドリラー中級者で、ハメられた人が上級者とも言える!?






written by REBETEN

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