「攻撃は最大の防御」という言葉があるが、闇雲に攻撃してもあたらない。
まずは少しでも長く生き残るため、引いては味方に迷惑をかけないためにも防御を覚えよう。
防御、といっても盾でガードするというのは極めて特殊な例であり、初心者が狙ってやるようなことではない。
防御の基本は避けだ。まず敵弾をかわせるようにしよう。
本作はロックオンした敵に向かって正確に弾を撃ち、直線的な軌道がほとんどであるため、敵MSに対して横に動いていればまずあたらないといっていいだろう。
ただし相手との距離や敵弾の速さによってはこれではかわしきれない場合が生ずる。
その際にはステップを活用する。
ステップの方向もやはり相手に対して横方向だ。
これでほとんどの攻撃をかわせるが、遠距離支援型MSの攻撃は弾速が速い傾向があり、見てからではかわせないことも多々ある。
そのような攻撃に対しては先読みでステップを活用していこう。
上記の方法で正面からの敵MSの攻撃は難なくかわせるはずだ。
だが敵は必ず2機いる。
側面や背後から狙撃されることなど日常茶飯事である。
そこで活用するのがサーチ、そしてロックオン警告である。
自分が死角から狙撃されるケースは必ずと言っていいほど目前に敵機がおり、その相手をしているときである。
このような時は相手に弾をあてることばかりに気がいってしまい、周囲に目が向けられなくなる。
そこで最初に活用してもらいたいのがサーチである。
敵MSがよほど目の前にいない限り、*5秒に1回程度はサーチボタンを押してもう一方の敵MSの位置を確認しておこう。
このとき長時間眺めている必要はなく、ほんの一瞬でいい。
相手が自分を狙えるところにいるのかどうか、という情報さえ手に入ればまずはそれでいい。
これによって相手がまだ遠く離れていて自分を狙っていないようなら再び目前の敵に集中する。
自分を狙える距離にいるならさらに自分をロックしているかどうかを確認する。
確認の仕方は後述。
もししていないならやはりそちらを気にしつつも目前の敵を狙い、ロックしているなら回避に専念しよう。
では自分がロックされているのかどうかを知るにはどうすればよいか。
それは至極簡単で、1度か2度プレイすれば気付くと思うが自機がロックされると画面に警告がでるのだ。
警告のでる場所は画面の四方のいずれかで、その方向がそのままロックされている方向、つまり敵MSの方向である。
これを見れば自分がロックされているか否かは簡単に分かる。
だがこれだけでは相手がどのくらいの位置からロックしているのかがわからない。
そこでサーチボタンで逐一相手の位置を確認するわけだ。
だがこの方法も欠点がある。
サーチしている間が直前までの目前の敵に対して無防備な状態なのである。
この隙を狙われると具合が悪いので、目前の敵とあまり距離が離れていないとなるとそうそう隙を作るわけにもいかない。
そこで活用するのがレーダーだ。
レーダーを見れば自機と敵機との距離が振り向かなくてもわかる。
これを見て、目の前の敵の相手をするのか、背後の敵に備えて回避をするのかが決まる。
しかし実戦において混戦状況で冷静にレーダーが見れるようならそれはもう上級者だ。
最初のうちはサーチとロックオン警告を活用していき、慣れてきたら意識してレーダーに目を向けられるようにしよう。
*5秒に1回程度
この表現はやや誇張。
実際には暇があったら見ておく、というくらいになる。
ただ最初のうちはサーチを意識して使うようにすべき、ということである。
ホーミング性能を有する武器が極端に少なく、必ずロックオンした相手に正確に撃たざるを得ないため少し動くだけでかわされてしまう。
つまり適当に撃ってみてもなかなかあたらないのだ。
そこでまずはこの問題を解決しよう。
攻撃を確実に当てるためには相手が動けない状態、つまり隙を攻撃すればよいのだが、相手が上手ければ上手いほど容易に隙を晒してはくれない。
こればっかりは最初はどうしようもないので、隙を狙うという方向性以外から考えてみる。
そのためにはなるべく弾速の速い武器を装備&使用しよう。
ザクならばマシンガン、ガンダムならビームライフルを装備し、その他のMSも弾速の速い武器を使おう。
まぁ、それでもかわされる時はかわされるが、それでも相手に回避行動をとらせると言うこと自体に意味があるのでよしとしよう。
回避行動をとればそこに隙ができるので、相方にその隙を狙ってもらえばよい。
非常に他力本願な戦法だが、特攻して犬死にするよりは遥かにマシだ。
そのためにも相方と同じ敵を狙うのが効果的だ。
これを意識するだけで大分違ってくるはずだ。
また、武器によっては移動しながら攻撃できるものがある。
そのような武器を使う際には攻撃と回避を兼ねて横かあるいは斜め前に移動しながら撃つのが効果的。
隙がないわけではないが狙いにくいのもまた事実。
これもできるだけ意識して使えるようにしよう。
最初のうちはコストの安いMSに乗ること。
攻撃よりも回避を重視し、なるべく生き残るようにすること。
武器はダメージよりもヒット率を重視し、横に歩きながら撃つこと。