番外編:協力ノス々メ

マナーを知れ
「なんで俺が1回も落ちてねーのにテメーが4回も落ちてんだよ!」
「ぉぃぉぃ、高級機なんだから特攻すんなよ。」
「なんでキャノン使ってるとこにガンダムでくんだよ・・・」
・・・・・・・・・長くこのゲームをやっていればかなり高確率で誰しもが思うことである。
敢えて言おう。初心者援軍はウゼェと。
だがまぁ、最初はみんな初心者だ。
上のような文句を言う(思う)彼らだってただ初心者というだけでウザがっているわけではない。
せめて初心者なら初心者なりにわきまえてもらい、知るべきことを知ってもらえればそれでいいのだ。
そうすれば上級者としても初心者をサポートしやすく、結果的に勝利に結びつく。

というわけで、
「やってみたいんだけど、相方に迷惑をかけたくないからチョット・・・」
「ガンダムかゲルググでしかやったことないんですけど」
「何故か俺が援軍に入ると冷たい視線を感じる」
「むしろ俺がやっているときは誰も入ってこない・・・」
等と感じる人は御一読あれ。

まずは基本くらい覚えとけ
初心者と一概に言っても様々だ。
本当に1回もやったことのない人や、そこそこやったことはあるがなかなか上達しない人などがいる。
とりあえず前者の場合はあまり人がいない場所や時間を見つけて1人用で練習することを勧める。
なんの基本も知らずに協力プレイをしては、ただただ足を引っ張るだけだからね。
なかなか上達しないという後者の場合も、上達の参考にはなると思われるので目を通してもらいたい。

まず、ほんっっっっっっとうに全くの初プレイであるならば、少しでも長くプレイできるようにコストの安いMSを・・・・と、その前に「コストって何?」って輩はモビルスーツ詳細コスト考察に先に目を通しておくこと。
で、話は戻って、初プレイ時はコストの安いMSを使用すること。
まずはこうしてコストとはどういうものか、といったシステム面の知識や、ステップによる回避などの戦術的基本を学ぼう。
お勧めMSは連邦ならGM、ジオンならザクがいい。
とりあえずこれらのMSを使って、

  • 横ステップによる回避
  • サーチとジャンプの使い方
  • 射撃のしかた
  • 落ちた時の戦力ゲージの減り具合
    くらいは覚えておこう。

    それで、ひとまず操作になれてきたら高級機へ乗り換えてみよう。
    連邦ならガンダム、ジオンならゲルググだ。
    GMやザクとは違い、格段に使いやすいその性能に感動することであろう。
    今度はこれらの高級機を使って、基本に磨きをかけよう。
    だがまだ協力プレイは早いぞ。早まるな。
    まだまだCPU戦で基本を充実させることが先だ。
    腕前としてはサイド7スタートで黒海南岸森林地帯(5面)までいければ合格だ。

    このくらいまで上達したら次は低コストから中コスト程度のMSに乗り換えよう。
    連邦ならGMかガンキャノン、ジオンならザクシリーズやズゴックあたりがお勧めだ。
    今度は低→高の時と違い、ものすごい不自由感を感じるだろう。
    だがそれでいいのだ。
    それこそが今まで「MSの性能に頼ってきた」証拠であるからだ。
    そこで今度は、

  • 狙って射撃を当てる
  • より上手いサーチとジャンプの使い方
    あたりを覚えよう。
    これでも同様にサイド7スタートから黒海までいければ合格だ。

    ここまでくればもう1人で戦う上での基本はもうできている。
    搭乗MSはもう好みによって変えてもいいだろう。
    連邦はタンク以外はクセが少なく使いやすい。
    ジオンはザクシリーズ、ズゴック、ゾック、ドム、ゲルググあたりが使いやすい。
    まぁ、参考までに、ね。

    さぁ乱入・・・その前に
    これだけではまだ相方に迷惑をかけかねない。
    基本はできているのに何故か?
    相方に迷惑をかけないためには実際に戦う際の技術の他に、コストに関する知識が重要だ。

    ゲーセンのインストにもコストは高いとか安いとかいった漠然としたことしか書いていないのだが、
    実際にはきちんと数字が割り振られている。
    細かい数字についてはモビルスーツ詳細を参照のこと。
    可能ならば全MSのコストは頭に叩き込むべし。
    まぁ、いきなりは無理だろうが、何度も覚えようとしているうちに覚えられる。
    実際上級者でなくとも、中級者くらいでもそのくらいは覚えているはずだ。
    とりあえずは自分の使っているMSのコストから覚えていけばいいだろう。
    それと後はノーハンデならば総コスト600ということを踏まえて計算できるようになれば完璧なのだが、いきなりそれは無理と言うもの。
    まずは「絶対にやっちゃいけない」組み合わせを覚えよう。

    まず、連邦ならばガンダム&ガンキャノン、ガンタンク&ガンタンク。
    ジオンならばゲルググ&ゲルググ、コスト200同士だ。
    何故ダメなのかは少し考えれば分かること。
    分からないなら分かるまで考えろ。

    で、この4つの組み合わせ(正確には4つとは言えないが)を覚えて、それ以外の組み合わせになるように協力乱入しよう。
    覚えられなかったり、自信がなかったりしたら低コスト機を使っておけば問題ない。
    逆に相方が既に低コスト機を使用していたら、思いきって高コスト機を使うのもアリだ。

    連帯責任ということ
    戦術的基本とコストの知識を得たならば、協力プレイ解禁。
    友人とやるもよし、見知らぬ人とやるもよし、だ。
    だが、まだこの時点では1人で戦う上での基本しか知らない筈だ。
    協力プレイでは「援護」というものが必要になってくる。
    では具体的にどうやればよいのか。

    まず、初心者のうちは「死なない」ことを第1に考えよう。
    上級者の立場から見て、「勝手に特攻して死ぬ相方」と「自分がピンチの時にかやの外にいる相方」とでは圧倒的に後者のほうがマシだ。
    まずは慎重に、変に欲を出して手柄を立てようなどと思わず、しっかりと相方の後を追うようにしよう。

    そうして、相方が攻撃をヒットさせたらその相手に追い打ちをいれたり(使用武器、味方と敵との距離、自分を含めた位置関係などにより誤射の可能性があるが)、逆に攻撃を食らっていたら敵を攻撃して被害を最小限に抑えたりする。
    自分が敵に狙われたらなるべく自分からはしかけず、できるだけ慎重に、慎重に粘る。
    相方が近くにいれば援護を期待できるし、無理して早死にするよりはマシだ。

    こうやって援護と言うものを覚えていこう。
    慣れてきたら自分から攻撃をしかけるのもよし。
    ただしそこには読み合い等が発生するので、その辺のことは作戦成功の為の術を参照のこと。

    そして上手く連携ができたとき、そこには奇妙な連帯感が生じていることだろう。

    対戦が終わった後
    勝ったにせよ、負けたにせよ、礼儀は重んじよ。
    特に、自分のせいで負けたときには相方に会釈の1つもすべきだ。
    何も声を出さずともよい。
    そこには共に戦ったものだけが分かり合える、あの感覚が、そこにはあるからだ。

    このようなことがきっかけで数分前まで赤の他人であった戦友と語ることもあろう。
    「いやー、すいません。先に落ちちゃって・・・。」
    「いえいえ、こちらこそ援護できずにすいませんでした。」

    「あの赤ザク強いですね。」
    「えぇ、マシンガンの使い方が上手いですねぇ。」

    「どうです?もう1回いきますか?」
    「えぇ。今度はガンダムでいっていいですか?」

    こんな会話がおこりうるのもこのゲームの面白さの1つ。
    さぁ、存分に楽しもうじゃないか。

    やっちゃイヤンなこと
    例え相方のせいで負けたとしても文句は言うなよ。
    「てめぇが援護にこねぇからハメられたじゃねぇかよ!」
    「そっちこそ勝手に突っ込んでんじゃねーよ!」

    相手の使用MSに文句は言うなよ。
    「つーかジオング厨房ウゼーんだよ!」
    「そっちこそガンダムウゼーんだよ。」

    相手の戦法に文句は言うなよ。
    「バッタウゼー!」
    「バッタごとき落とせねぇ、てめぇがわりぃ。」

    相手に遺憾を覚えさせる名前はつけるなよ。
    「〇×△#$%!」
    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(萎)」


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