MS-07 グフ

ザクとは違うね 確かに

コスト200
耐久力480
ロックオン可能距離490m
防御力B
移動速度45.5m/s
グフって
どうにもこうにも弱いMS。
それは何故か。
それはひとえに射撃武器である5連装マシンガンの弱さにあるといってもいいだろう。
いくら近接MSとは言っても射撃が弱くては近づこうにも近づきにくい。
近づけないので役立たず、射撃が弱いので援護もできないというダメっぷり。
そんなグフにも強いところはあるのだが、それら全てをもってしても「射撃が弱い」という弱点を克服することはできない。
そんなグフに活路があるとすれば・・・・・・味方との協力だ。
では味方との共闘作戦を展開する前に、まずはグフを知ろう。

強いとこ、弱いとこ
まずグフのメイン射撃武器である5連装マシンガンから。
これが弱いのは既出だが、実際どう弱いのか。
まぁ実際使ってもらえれば一目瞭然なのだが、とにかく当たらない。
ぱらぱらぱら・・・・とお情け程度のばらまきっぷりを披露してくれる。
グフより下位機体であるはずのザクのマシンガンのほうがよっぽど高性能だ。
いや、ザクはマシンガンという武器を携帯しているからこそなのだろう。
グフは手に内装しちまってるからあんなにへちょいんだ・・・・ということで納得。
いいから納得しろ。
でだ。この5連装マシンガンは文字通りボタン押しっぱなしで最大5発まで連射できる。
4発ほどヒットすると相手はよろけるのでそこに(距離にもよるが)ヒートロッドで追撃可能。
可能な限り毎回狙おう。そうでなくてはいくらなんでも攻撃力不足。

サブ射撃はヒートロッドであり、これこそがグフたらしめている武器だ。
攻撃範囲が前方に割と長く、横方向に対して全くと言っていいほどないのが特徴。
ボタンを押した後すぐにレバー左右どちらか+射撃or格闘ボタンで追加攻撃が出る。
左だと最初に伸ばしたその位置からそのまま左に振りぬき後方までカバーする。
右だといったん左にちょっとひいてから右に振りぬく。
右に振った場合は最初の攻撃が直撃した場合ダウン追い打ちとしてヒットするので、主にこちらを使うことが多い。
この効果から「適当に出して相手が横ステップでよけたらその方向に追加」という戦法が期待できるが、
追加が出るまでが遅すぎて相手の反撃が間に合ってしまう。

格闘攻撃は意外と言うべきか妥当というべきか、とにかく重要。
だが攻撃としての格闘が重要なのではない。
格闘間合い外で格闘ボタンを押すことで抜刀するのだが、グフはこの状態を維持したまま5連装マシンガンが撃てるのだ。
さらにこの状態だと盾を前に構えるので幾分か攻撃を防ぎやすい。
というわけで開幕は勿論、暇を見つけたら抜刀しておこう。
ちなみにこの状態はヒートロッドを使用すると解除される。
ヒートロッド使用後は暇を見つけて抜刀すること。

で格闘攻撃そのものだが、おしなべてリーチ不足が目立つ。
当たればそれなりに減らせるのだが・・・・。
狙いどころとしては至近距離でマシンガンでよろけさせたときや、隙に反撃として決める場合くらいか。
格闘攻撃が上手く使えればいけるかもしれない。

共闘作戦展開
グフは射撃が弱い。
だがチームプレイであるわけなので、その弱点を味方に補ってもらうことが可能。
その観点から、まずはベストパートナーを模索してみよう。

まず筆頭はマシンガンザクだろう。
ザクに高性能マシンガンで足を止めてもらい、そこに必殺のヒートロッドを決める。
まさに理想系。
コスト面での相性も申し分ない。
他にはアッガイも考えられる。
お互い弱キャラ同士だが、アッガイのバルカンによる足止め効果とロケット砲でダウンさせた隙に近づくという戦法はグフと相性がいい。
どちらの効果もミサイルザクでもできるところが泣けるが・・・。
他に考えられるのはドムかゲルググくらいか。
ただし彼らと組むなら足の1つや2つ引っ張ることは覚悟の上で。

てなわけで相棒にミサイルザクをつけて作戦を展開してみよう。
とは言っても既に語ってしまったが、グフのやることはマシンガンでよろけたところにヒートロッドくらい。
ヒートロッドでなくともヒート剣でもいいのだが、基本はロッドだろう。
で、普段は抜刀状態でマシンガンをばらまきながら虎視眈々とチャンスを待つ。
地味〜な戦いになるが、これがグフの戦い方だ。
とにかく焦らないこと。これにつきる。

やる気ないステップ
冒頭に書き忘れたが、グフには射撃の弱さのほかにもう1つ致命的な欠点がある。
それがステップ性能の悪さである。

初動が遅く、硬直が長いのがその性能の悪さの理由。
そのため、こと回避においてはゴッグの次くらいに苦労する。
この欠点をカバーするためには極力ステップを踏まないようにするしかない。
特に近距離での安易なステップは死を招くぞ。

後、このステップ性能の悪さがジャンプの着地にも影響を及ぼしている。
というわけでなるべくジャンプしないのもグフの基本となる。

非抜刀スタイル
前述の攻略では常時抜刀を推奨しているが、必ずしも抜刀しているほうがよいとは限らない。
それはヒートロッドの発生が遅くなるためだ。
ヒートロッドを良く使うスタイルならば抜刀は避けた方が良い。

折角なのでヒートロッドの使い方をば。
ヒートロッドは距離によってダメージが変わる。
密着時が最も高く、距離が離れると共にダメージが落ちていく。
密着ヒートロッドが確定するのは空中格闘ヒット時か、目の前で大きな隙を晒してくれた時くらいである。
つまり通常はヒートロッド直撃はないと思っていいだろう。
というわけでヒートロッドを出す時には上記のような確定状況じゃない限り、常に右に振ることをお勧めする。
確定状況じゃない、イチかバチかの状況ではあまり出すべきではないのだが・・・
それはさておき、この右振りぬきは
1、偶然当たっていたら追撃が入る
2、横ステップで回避されても望みが残る
という利点がある。
密着直撃時には追加を入れない方が減るが、そうでないのなら追加を入れたほうがよい。
そして右振りは最初の構えの部分にも攻撃判定があるので、
相手の右ステップ(自分から見て左ステップ)にも対応している。
だけど左ステップ射撃や後ろステップ射撃に無力なのは言うまでもない。

地形別戦略
射撃の弱いグフにとって地形は死活問題だ。
とにかく狭いところが有利なので自分から乱入する時にはジャブロー地下がお勧めかな?

サイド7:ベーシックな地形。ビルを使って回避力を高めたい。
グレートキャニオン:谷間や谷底にもつれこめば勝機あり。意外といいかも。
ニューヤーク:上手く狭いところに持ちこめば混戦を期待できる。
タクラマカン砂漠:広いので苦手。
黒海南岸森林地帯:やっぱり広いので苦手。
オデッサ:上層か下層に戦場が分かれるので結果的に狭くなりがち。いけるか?
ベルファスト:死を宣告されたも同然。生きてる限りがんばってみよう。
ジャブロー地上:上手く混戦に持ちこめれば勝機あり。
ジャブロー地下:狭いので「希望的観測上は」グフ有利。基本に忠実にがんばれ。


DX補足
空中格闘の追尾性能が強化。
ヒートロッドのカス当たりでよろけ発生。

戻る