大会ルール |
はじめに |
大会前 |
カツオ氏と白兵氏のチームは「西スポ代表」である。
くじ引きの結果、チーム西スポ代表は1回戦第1試合に決定した。
第1試合にしていきなり優勝候補の試合ということで会場はにわかに盛り上がりを見せた(ような気がする)。
対して俺のチーム「西スポ燃えジャス第3回優勝組(ややうろ覚え)」は相方になる予定だった人がこれなくなり、
現地での縁組みもままならず個人エントリーとなった。
っていうかこのネーミングは恥かしいザンス。
「優勝」の履歴を誇示しているようにもうかがえる上に、1人なのに「組」ときたもんだ。
勘弁してください、カツオさん(w
それはともかく俺のチームは第5試合に決定した。
順調に行けばチーム西スポ代表とは準決勝であたることになる。
この時点で西スポ勢による1,2フィニッシュはなかったことに。
そして第1回戦第1試合が始まる・・・・・
第1回戦第1試合 |
作戦開始直後、カツオ氏は中州に渡る。
そこで何故か水中にいるガンダムに対して水上からビームを浴びせる。
ブーストを駆使して川の真上から射撃を行っていた。
その後、自らの意思なのか操作ミスなのかは判断しかねるがカツオ氏も水中へ。
しばらくガンダムと交戦するもまもなく上陸。
この辺でいつのまにかGMが白兵氏に落とされていたようだ。
上陸後、カツオ氏はバズーカガンダムにややおされる形になる。
ガンダムにてバズーカを選択するものが少ないためか、それとも単純に読み負けたのかバズーカを多めに食らう。
その後、水際だったため再び水中へもぐることになる。
そこにはいつのまにかGMがおり、回避困難な水中で瀕死であったためGMに落とされてしまう。
そして水上に復活する。
ここで先ほど水中にて交戦したGMに対してビームを浴びせる。
だが、相方のシャア専用ズゴックがガンダムに落とされてしまう。
今落とされてはまずいので、カツオ氏はガンダムから逃げる逃げる。
この後混戦になり、カツオ氏がGMを落としてすぐさま白兵氏がガンダムを落として作戦終了。
危ない試合だったがチーム西スポ代表が1回戦を抜けた。
*注目*
バズーカガンダムは世間での評価は低いが決して侮れる相手ではない。
基本的に水上対水中では水上が有利。
そのため水中側は水上からの攻撃をかわすため崖下に密着することで狙われにくくすることが多い。
それを撃つためにはブーストを駆使して真上かそれより奥側から撃つ必要がある。
ただし上手くブーストを使わないと水中に落下してしまう。
この試合でカツオ氏が開始直後の場面で意図的にもぐったのかどうかは定かではないが、
水中の敵に対して敢えてもぐる必要はないと思われるので、あれは操作ミスだったのではないだろうか。
ビームライフルのような誘導性、前ビハメによる爆発力もないが、
ダウンを奪えることの安定性と単発の威力が高いのが強み。
使い方次第では充分に強い武器なのではないだろうか。
第1回戦第5試合 |
というわけで、俺はビームライフルガンダムを選択。
敵はシャア専用ゲルググとシャア専用ザク(マシンガン)。
そして俺の相方CPUはガンダムだった。
作戦開始直後、俺はもぐらたたきをすべく水中の敵をサーチサーチ。
・・・・いつのまにか遠くでシャア専用ゲルググが上陸しているのをサーチにて確認。
こうなってはもぐらたたきをやっている場合ではないので、ゲルググの相手をすることに。
そのゲルググとはほぼ五分の試合展開となる。
前ビハメをその場ビームで返したり返されたり。
お互いの体力が削れていく。
その間にCPUガンダムが落ちる。
流石にマシンガンザク相手では荷が重過ぎたか。
その様子を戦力ゲージにて確認しつつもゲルググを無視するわけにはいかないので、依然ゲルググと交戦。
その後なんとかゲルググを落とすことに成功。
すでにHPがやばいためマシンガンザクの相手はしていられないと判断。
俺はゲルググ×2の逆転コースを狙うことにした。
復活したゲルググをすぐさま追いかけて交戦。
この時もほぼ五分の試合展開となる。
しかし五分では体力が減っているこちらが不利。
だがここでゲルググを落とせば・・・・・。
そんな思いをはべらせつつ一心不乱にゲルググと闘う。
そして俺がゲルググに落とされた直後、戦力ゲージが大幅に減少し作戦終了となった。
「何!?」俺は自分の目を疑った。
計算ではまだ落ちても余裕があったからだ。・・・・が、その理由はすぐにわかった。
リプレイ画面でCPUガンダムを落とす赤ザクの勇姿が映る。
・・・・・・・しょぼん。
*注目*
加えて、マシンガンザク相手にCPUでは荷が重い。
確かにベルファストは連邦有利だが、それは連邦が人間2人の時の話。
相方がCPUでは上陸を容易に許してしまう。
ここはCPUのそばで闘い、共闘戦線を張るべきだった。
あーんもう、俺のバカ。
第2回戦第1試合 |
第3回戦第1試合 |
作戦開始。
しばらく両名とも崖下で様子を見ている。
だが先に白兵氏が上層に昇った。
それをカツオ氏が追う。
しばらく交戦した後、ビームハメにでもあったのか白兵氏があっさり落ちてしまう。
これを見てカツオ氏は下層に一気に逃げる。
そしてすぐに復活した白兵氏と合流する。
そしてそのままカツオ氏を追いかけてきた赤ズゴックをビームハメで秒殺。
この後はゲルググ・・・といきたいところだが、ゲルググは白兵氏に任せてカツオ氏は赤ズゴを再び狙う。
そして数秒後、赤ズゴックは落とされてしまう。
後はゲルググを落として終了だ。
赤ゲルをサーチすると、白兵氏がかなり追いこんだようで既に瀕死。
ガンダム2人に追われては赤ゲルとて逃げ切れない。
復活した赤ズゴが追いつく前に赤ゲルを落として作戦終了。
チーム西スポ代表の勝利である。
*注目*
そして白兵氏との連携、赤ズゴを先に2回落とすことでゲルググを再出動を防ぎ、
白兵氏が落ちてからのカツオ氏の逃げっぷりは見事であった。
ここで敵に立ち向かってしまっては2体を同時に相手にしなくてはならないため非常に不利であり危険である。
この状況判断の的確さも勝利の秘訣であろう。
尚且つ赤ズゴ破壊直後、邪魔される前にケリをつける。
まさに戦術的連携と戦略の成せる業であろう。
準決勝 |
作戦開始、両名ともドームの外で様子を見ている。
かなり長い間ドームの外で様子を見ていたが、やっとドーム内に入る。
ここでカツオ氏は赤ザクと交戦。
ガンダムにとってマシンガンザクはカモ。
カツオ氏はこれを難なく落とす。
だがこの間に白兵氏がドムを落としてしまっている。
いったい何があったのだろうか。
すぐさま復活したザクを追い、あっさりとこれを落とす。
あとはもう1回ザクを落とせば終了。
ここで3回目のザクを2人がかりで狙う。
ドムも必死で援護するがかなわず、カツオ氏のライフルが切れたところで白兵氏のビームが刺さり作戦終了となった。
*注目*
この試合は相手の作戦ミスといわざるを得ない。
ガンダムとザクとではかなりザクが分が悪く、ドムはそれを援護しなくてはならない。
そのためにもドムはザクと同じ敵を狙い、ガンダムにはウザがられる必要がある。
だがお互いに別の敵を狙い、各個撃破になってしまった。
こうなってしまってはジオンに勝ち目はない。
戦略の勝利である。
決勝戦第1試合 |
初めに言ってしまおう。この試合はあっさりと決着がついた。
カツオ氏はガンダムを主に狙うも、ガンキャノンへの牽制も怠らず、時にはガンキャノンと闘ったりと臨機応変さが目立つ。
両方にまんべんなくダメージが蓄積されていき、まず先に白兵氏がガンキャノンを落とした。
そしてすぐさまガンダムを狙いそれを落として作戦終了となった。
*注目*
連邦側がガンダム&ガンキャノンというありえない組み合わせできたのがそもそもの敗因。
それでも戦い方次第ではいけるのだが、完全に翻弄されていた感が伺える。
戦術より戦略がものを言うゲームであることを顕著に表している。
決勝戦第2試合 |
作戦開始直後、両名は連邦の初期位置から右にいったところの大きな柱を挟んで、ジオン軍と対立した。
長い間、この柱を挟んでの様子見合いが行われた。
この均衡を崩したのは白兵氏。
柱を横切ってジオン側に向かい、それを見たカツオ氏がそれを追う。
その後は赤ゲル&ドム戦のセオリー通りにゲルググを狙う。
だが場所が狭いこともあり、かなりの混戦となる。
やや連邦おされ気味か?とも思われたがゲルググを落とすことに成功。
すぐさまドムを放置し復活したゲルググを狙う。
ドムはこれを阻止しきれずゲルググが再び落とされて作戦終了。
こうしてチーム西スポ代表の優勝が決定した。
*注目*
他に、今までも「カツオ氏がそれ(白兵氏)を見て」といった表現があったが、
シャア専用ゲルググ&ドムの組み合わせの勝利はドムが握ると言っても過言ではないだろう。
如何にドムがウザがられるか、がカギとなる。
だがこのチームのドムはその役目を完全にこなしきれていなかったようだ。
容易にゲルググ×2を許してしまったことからもそれが伺える。
これはカツオ氏のモニターに映った白兵氏を見ているのではなく、白兵氏のモニターを見ているのである。
しょっちゅう見ろとは言わないが、余裕があったら相方のモニターを見るのは重要だ。
何故なら相方が今何をしているのか知るのにはこの方法が最も効率がいいからである。
こういった気配りが重要なのだ。
総評・おまけ |
大会での使用MSの割合はやはり世間的に強いとされているコンビが多く見られた。
その中で異彩を放っていたのがカップルで参戦していたコンビだ。
カップル、ということは当然男女のコンビであり、大会唯一の女性参加者であった。
俺はこれを見ててっきり「記念参加?」と邪推してしまった。
そしてMS選択画面で彼女はなんとグフを選択。
これに驚いたのは俺だけではないだろう。
そしてその試合はそのカップルが勝利を収めた。
終始グフに注目していたところ、戦略面でやや未熟さを見たが、対空ヒートロッドを使うなどの技術が見られた。
その後の試合は俺がスト33rdに興じてしまったため定かではないが、
いつのまにかどこかで沈んでしまったようだ。
とにかく、大会を湧かせたそのグフ使いに乾杯。
最後に優勝者のコメントを載せて終了とさせてもらおう。(敬称略)
カツオ「実力がでなかった。3機しか落としてません。」
白兵「調子がでなかった。」