2001年6月17日 ゲームファンタジア荻窪杯

大会ルール
  • 対戦形式は2人1組による2on2形式
  • 対戦前にジャンケンを行い、勝利側は連邦、敗者側はジオン軍を選択する
  • ステージは連邦軍側が任意に選択する
  • 試合は1本先取
  • その他は特に禁止事項はなく、ゲームのルールに従う

    はじめに
    今回は同店での2度目の大会となる。
    今回も前回の優勝チームである「西スポ代表」が参加しており、
    同様に筆者のDAN−Pも出場した。
    今回は前回とは違い単独での出場ではなく、当日急遽PIL氏と組むことになった。
    というわけで今回はこの2チームの様子を主に綴っていこうと思う。

    第1回戦「ドウブツのモリ」
    言い忘れていたが、上記のチーム名がDAN−P&PIL(以後敬称略)のチーム名である。
    というわけでうちらの戦いである。

    ジャンケンの結果我らは連邦軍を選択することに。
    相手チーム名が「ザクザクドムドム」であったことからザク&ドムでくることが予想されたため、
    連邦圧倒有利のベルファストを選択。
    そして我らはガンダム×2にて出撃。

    だが試合が始まってみるとドムが水上スタートではないか。
    見事に作戦が無駄になってしまった。
    やむを得ないので敵機との距離の関係からDAN−Pがザク担当、PILがドム担当ということになった。
    というわけで俺は水中のザクにむかって適当にビームを撃つ。
    だがザクもがむしゃらに上陸しようとせずに粘る。
    粘られると弾がムダだなァ、という思いからいったんドム側のほうを向いてみる。
    するとドムとのタイマン勝負は容易ではないらしく、てこずっているように見えた。
    そこでここはまずドムを落とそうとザクに上陸を許してドム側を狙うことにした。

    ドムを2人で追うも、ドムが意外と粘りザクが上陸してくる。
    ザクが横槍を入れてくるので再び俺がザクを担当することに。
    そのザクはマシンガン装備だったので負けるようなことこそなかったが、それなりに削られてしまったがなんとかザクを落とした。
    順番はやや失念したが、ドムもほぼ同時期に落ちている。
    だがこの時点で俺の体力は半分程度、相方はそれよりさらにしたまわっているくらいか。
    そこでまずはPILに先に落ちてもらおうと俺はやや逃げモードに。
    だがザクがしつこく追いまわしてくる。
    ここでザクを落とすのはたやすいが俺も確実にいくらかのダメージを受ける。
    そして今ザクを落としても勝利とはならない。
    その思いからザクを振りきりつつドムを狙うことにした。
    ドムをサーチしてみるとあとビーム1発で落ちる体力。
    ここは多少危険をおかしてでもドムを落とそう!
    その判断が間違っていた・・・
    俺がドムを落とそうとやっきになっていると先にPILが落ちてしまった。
    そしてそこには俺を囲むザクとドムがいた・・・
    復活したPILの援護がくる前に、俺は2人の十字砲火を受けて落ちてしまった。
    こうしてチーム「ドウブツのモリ」は初戦敗退という結果で本大会の幕を閉じた。

    *注目*
    ガンダム×2のチームにおいて死ぬ順番というものは非常に重要である。
    対ガンダム×2としてはほぼ同時に両方を落とすのがベストなので、連邦側はそれを避けるべく体力の多いほうが逃げるべきなのだ。
    だが今回はお互いが同程度に減らされてしまったこと、そして色気を出してドムを狙いにいってしまったことが敗因だろう。
    「瀕死でもドム」
    ミンナモキヲツケヨウネー

    幕間
    俺は3rdに興じたり。
    10数連勝ほどしたらユンに殺されたり。

    準決勝「西スポ代表」
    今回は俺が3rdで連勝街道に乗ってしまったので、というかもう面倒だったので途中の試合は記録せず。
    よっていきなり準決勝からのレポートである。

    で、西スポ代表はジャンケンの結果ジオン軍を選択。
    使用MSはカツオ=赤ゲル、白兵=赤ズゴと前回同様の布陣となった。

    ステージはジャブロー地上にてスタート。
    今回は白兵の動向に注目することにした。
    まず白兵駆るシャア専用ズゴックは水中スタートとなる。
    例え水陸両用機体であっても水中は不利なので上陸を試みる。
    一度中州を経由して、すぐに連邦側の比較的広い場所に上陸することに成功した。
    ここでカツオのシャア専用ゲルググと敵ガンダム×2を交えた混戦となる。
    数刻後、一方のガンダムに交互ビーム連が決まりガンダムを秒殺する。
    もう一方のガンダムは水際におり、それを追う。
    どうも復活したガンダムが水中にいるらしく、もつれて水中戦になる。
    瀕死のガンダムを目の前にするも、相方ゲルググが落ちてしまう。
    急遽1対2の状況になってしまい、白兵もあえなく落ちる。
    両者ほぼ同時に復活となり、しきりなおしに。
    だが敵は瀕死のガンダムを抱えていたため長くは持たず、
    結局はゲルググのビームが刺さって終了となった。

    *注目*
    今回はやや解説どころが見当たらず。
    結束の力の勝利ですか?

    決勝「西スポ代表」
    ジャンケンの結果再びジオン軍を選択。
    場所もまたジャブロー地上で決勝戦開始となった。

    使用MSは自軍敵軍ともに準決勝と同じである。
    そしてまた序盤の展開も似たものとなった。
    まず白兵のシャア専用ズゴックが中州を経由して連邦側へ上陸。
    ビームと頭部ロケットを巧みに使いこなしガンダムを追い詰める。
    が、ここでほぼ同時期にカツオゲルググと敵ガンダムが落ちる。
    もう一方のガンダムもゲルググとの交戦で手負いであったため、シャア専用ズゴックがそれを追う。
    ここでもビームと頭部ロケットを使い分けてついにガンダムからダウンを奪うことに成功。
    あとは起き攻めが成功すれば勝利である。
    白兵赤ズゴは起きあがりに空中頭部ロケット砲を重ねるも、ガンダムはこれをジャンプで回避。
    だがそこによこからゲルググのビームが突き刺さり作戦終了。
    チーム「西スポ代表」の2連覇の瞬間である。

    *注目*
    実は白兵の赤ズゴに見とれてて試合内容をあまりメモれなかった。
    巷に溢れる有象無象のシャア専用ズゴックとの違いというのは「作業にあらず」といったところだろうか。
    具体的に何が違うと言われたら答えに窮するが、何かが違う。
    この何かが、その強さの秘訣なのだろう。
    まぁ、ぶっちゃけた話よくワカンナカッタってことです・・・

    総評・おまけ
    結果は大方の予想通りに西スポ代表が優勝となった。
    やはり前回の時も言ったと思うが、個人技もさることながらそのチームワークこそがその強さの所以であろう。
    このチームに関してそれ以外特に言うことなし。
    かわって荻窪勢の傾向としてはバズーカ起き攻めに代表される個人技の高さだろうか。
    だがそのバズーカ起き攻めにこだわりすぎて負けている場面も少なからず見られた。
    他には前回同様グフねーちゃんも出場していた(今回は初戦敗退だったが)のも印象に残った。
    てゆーか俺はこの大会でベルファストで2連敗なので鬱。


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