ロベルト「じゃぁ、出し方が分かったところで今度は的確な使い方について話すことにしよう。」
ロベルト「根性カウンターに適した技が分かったら、後はカウンターをかけるタイミングだ。」
夏「簡単に言えば確実に反撃するための使い方ね。」
将馬「そのためにはまずは根性カウンターに適した技を捜すんだ。」
もも「それってどんな技ですか?ももちゃんも持ってますか?」
将馬「えぇっとだなぁ・・・・確か・・・・・・えぇっと・・・どうなんだ?」
夏「なぁんだ、将馬もちゃんと分かってないの?」
将馬「ちげぇーよ!ちぃっとばっかしド忘れしちまっただけだ!」
夏「フフ、まぁいいわ。冴えない将馬に変わって、このアタシが教えてアゲル。」
将馬「うるセぇ!」
夏「根性カウンターに何よりも必要なのは発生の早さ、つまり攻撃するまでの時間の短い技がベストね。」
ロベルト「あぁ、たとえリーチがあっても発生が遅かったら出る前に潰されたりガードされたりしちまうからな。」
もも「さっき言ってた無敵時間ってのはどうなるんですか?」
夏「あら、意外にちゃんと聞いてたのね。」
もも「ヘヘン!(なんか知ってないと九郎様に怒られそうだしね〜)」
夏「無敵時間があれば潰されることは少なくなるけど、遅いと結局ガードされちゃうわけだから、やっぱり一番重要なのは発生ね。」
ロベルト「そうだな。リーチや無敵時間は二の次だ。」
将馬「でもよぉ、根性カウンターに必要なのはそれだけじゃねぇだろ?」
夏「それはこれから話すわよ。」
将馬「(こんなセリフでもしゃべっていかねぇと出番が・・・)」
夏「根性カウンターはガード硬直中ならいつでもできるわ。だから逆にいえば相手の連携しだいでは攻撃がくる直前でもできちゃうのよ。」
ロベルト「あぁ。だから根性カウンターを成功させるためにはなるべくガードしてすぐがいいんだ。」
もも「ハイハ〜イ♪つまりそ〜しないと潰されやすいってことですよね〜?」
夏「そういうことね。将馬より飲み込みが早いんじゃない?」
将馬「うるセぇ!オレは最初から知ってるんだよ!」
夏「本当にそうなの?アンタ、さっきから口数が少なくなってない?」
将馬「しゃべるチャンスがねぇだけだ!なんなら次はオレが説明すっか?」
夏「でも、もう根性カウンターに関しては大体しゃべっちゃったと思うんだけど。」
将馬「・・・・・」
ロベルト「まぁ、気を落とすな。次の機会もあることだしな。その時に将馬に活躍してもらおうじゃないか。」
将馬「おう!まかせとけ!」