動機
2002年7月18日。
この日は夏休み商戦に向けて多数のソフトが同時に発売された。
その中で俺が購入予定候補としていたのは「かまいたちの夜2」「ガングレイヴ」そして「スーパーマリオサンシャイン」であった。
(厳密にはマリサンは19日だったが)
そこで俺は一番安牌であろうマリサンを選んだ。
もう1つ理由を付け加えるなら、GCをバイオ専用ハードにしたくなかったというのもある。

プレイ
最初に感じたのはマリオを動かしているだけで面白いということだった。
3段ジャンプやスピンジャンプ、横転跳びなどで跳ねまわったり、普通に汚れを消すのも楽しかった。
次に感じたのはグロい、ということ。
ボスゲッソーの足を引き千切るということや、ヨッシーのジュースがゲロにしか見えないこと。
そういった要素がどことなくグロく感じた。
この2つが初期の感想である。

難易度に関してはヒミツ面や一部の面が若干難しいことを除けば、さほど高くないと言える。
この難しさにはアクション自体の難しさと、謎解きの難しさの2つがある。
前者では俗に言うパチンコと激流、それとフーセン割りが、後者ではヨッシーのフルーツだいさくせん、めいきゅうホテル・デルフィーノ、あかコインとフワフワわたげあたりが3大難関であろう。
まぁそれでも総合的な難易度はシリーズ中最低であろう(2と64は未経験だが)。

というわけでマリサンの醍醐味は、様々なアクションを駆使することと、発見する喜びという2点であろう。

クリア後
ラスボスを倒した後も引き続きデータを継続してプレイできる。
それで取り逃したシャインや青コインを集めたり、クリアしてないストーリーをクリアしたりするのがクリア後にすることなのだが、
すいすい発見できるうちは楽しいのだが、大分行き詰まって2時間やって収穫0とかになってくるとかなり萎える。
これらを全くの自力で全て集めるのはほぼ不可能であろう。
例え実践できたとしても膨大な時間を必要とすることは明白である。
このへんになってくると正直かったるい。
俺はシャイン105個の時点で自力コンプリートを断念した。

その後
ネットで情報を集めてシャイン120枚コンプリートを達成した後は、コイン取得枚数の限界及び最低スコアクリアを目指した。
前者は現在ビアンコ、リコ、マンマの3箇所を残してほぼ理論値に達している。
後者は途中劇的に難易度が高くなる面(ビンのなかのあかコインとか)があったが、2日くらいで達成した。
まぁどちらもそれなりに面白かった。
だが、青コインの場所を調べるためにプレイした周もあるため都合3周している。
さすがにここまでくると飽きてきた感じは否定できない。
従来のマリオシリーズでも3周もすれば流石に満足してたことを考えるとこれで十分なのかもしれない。
最終的な判断は1年くらい経ってからまたマリサンをやりたくなるかどうか、というところまで保留すべきだろう。

世間評価比較
先に悪評を挙げると、
あたりだろうか。
それでは良い点はというと、
くらいしか聞かない。
どうしても面白い点は抽象的になってしまうようだ。
ちなみに、上記の悪評は大体「甘ったれてんじゃネェよ」と言いたくなるものばかり。
それぞれ
ヒミツ面:確かに面そのものの難易度は高めだが、難しい面ほど序盤に1UPがあるため、事実上何度でもリトライ可能。結果難易度は下げられているため、文句言うほど難しくはない。
ボリューム:7×8面あれば十分ではないか?
カメラ:手動でカメラ動かせるのに何言ってんの。
ラスボス:いつものこと。
シャインor青コイン:あくまでコンプリートは副次的要素であるわけで、全部やる必要はない。
ヨッシー:今回のヨッシーは枷だと思え。
ノズル:併用できると切り替え作業が複雑になるのでは?
まぁどれもこれも捉え方次第で変わってくる、というわけだ。
これはゲームに対する考えの相違(GC版バイオの冒頭の質問のような)で評価が分かれる典型例だろう。

おまけ
某所で「ヒミツ面ばかり100面くらいのやつを出して欲しい」みたいな発言を見た。
これには激しく賛同したい。
ただ値段は3800くらいで、せめて4800までじゃないと買わないかな。


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