恋泥棒は琥珀色 
 〜WIND IN THE GLASS,A STORM OUTSIDE THE ROOM〜
2003.11.30 クレオ大阪東大ホール
作・演出  断寝俊太郎氏清
振  付  femme fatale
照  明  高橋健二郎
音  響  田中千恵子・藤原太郎
音  楽  小西岳史(KUMAMAROOM)
舞台監督 菅野正隆
舞台美術 福井樹男・田中出
衣  装  山田幸子・鵜野かおり(femme fatale)
道  具  菅野正隆・小林祥子(femme fatale)
宣伝美術 金井智代
制  作  坂本美貴・奥田結花(femme fatale)
ヒカルは囚われの身。いつも宛先不明のラブレターを
書いている。彼女の頭はベラドンナの毒でイカレている。
ヒカルが身にまとう空気はネオンの香り。 DANCE!
DANCEよ! 場所は変わって公安委員会の聴聞室。ぼったくりの罪
にてヒカルら店の従業員一同取り調べられる。
「左から順番に名前を言ってください。」
「ニコール・キッドマン!!」
唄って踊れるホステスなのよ、私たち。
ミュージカル仕立ての自己紹介をかます。
「貴様ら、公安なめてんのかぁー!!」
ホステスらの所業にブチ切れる虎田主査。
しかし、逆に丸め込まれてしまう。
女なんて一枚仮面を剥ぎとりゃ、みんな同じってことよ。 下手舞台袖から取った珍しい写真です。
本番中に撮ったりしちゃダメよ。
ヒカルらの店はボッタクリスナック。
今日もまた一人、裸にされた客が舞う。
ホステスたちの過去。
暁闇のバス停にて始発を待つなり。
ホテルはやっぱりリバーサイド。
ラブショの写真なかったの(TOT)
ヒカルにいつもまとわり続ける影。
逃げる事ができないヒカルの業。
ヒカルに興味を示す公安の浜島。 ヒカルの狂気を求めて自らベラドンナを口にさす。 3人のモイラの女神の幻が浜島に糸を絡める。
女神アトロポスには近づいちゃなんねぇ。
命を突然に断ち切られてしまうだよ。
スナック恋泥棒に裁判所から営業停止命令の
仮処分命令。
「こうなりゃ最後の作戦よ!」ベラドンナ片手にヒカルは
言った。気持ちはもう宇宙旅行よ!(なんでやねん)
公安を呼んで飲まして吐かせての大作戦。
さてそううまくいきますかな?
今日はタダで飲み放題で〜す。
ちなみにお酒にはベラドンナの毒が入ってま〜す。
三杯飲んだら死んじゃいま〜す。
「それは何だ?」「ラズベリーリキュールですわ」
「そんなもの入れるのか?」「最近の流行なんですよ」
「お仕事大変なんでしょ?」「うむ。まあな。」
「ささ、どうぞ一息で。」「うむ。」と毒入りの酒を一気で
あける。
「じゃあ、帰るわ。」「まだ私と遊んでな〜い」「えっ?」
酒を飲ませるためのホステスの必死の攻撃が始まる。
すでにいい気分で酔いが回っている龍川。 初めてのスナックに緊張気味に酔い始めている浜島。
アヤちゃんの攻撃。「お名前は?星座は?血液型は?
動物占いしってます?」 虎田飲まず。
シズカの攻撃。「ここは砂漠。のどが渇いた・・・。
水割りをくれぇ・・・」 虎田飲まず。
マイちゃんの攻撃。「私の血液型何型か当ててください」
「A型?」「ガタガタ」 かわいいオッサンギャグに虎田
撃沈。思わず飲んでしまう。
酔いが回ればこっちのものさ。虎田の意識の中を幻が
回りだす。
モイラの女神の糸が虎田の身体を絡め取る。さながら
中世の魔女裁判の様相を呈す。
秘密を暴露するまで執拗に拷問を繰り返す。
「アンパンマンパンツ・・・」虫の息の虎田から零れた
彼の秘密。
危うく虎田を殺しかけるもシズカの説得を聞き入れた
ヒカル。男達の屍を踏み台に明日への再起を誓う。
「店の中に風を入れるよ!」重い扉を開いた彼女達の
目の前には希望の光が差し込んでいる。
Finale femmefatale sellblock tango
machikado-otome&RIKA&RYO KATSUKI オールスターキャストでございます。
次回こそは劇場でお会いしましょう。
表紙へゆけ!!