フレッシュマン若大将
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若大将は新入社員!青大将は副社長!仕事に恋に猛特訓!
| データ |
| 1969年1月1日封切 併映作品/クレージーのぶちゃむくれ大発見(監督・古澤憲吾) カラー/東宝スコープ/89分/2450メートル/モノラル |
| スタッフ |
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制作・藤本真澄 ・大森幹彦
脚本・田波靖男
監督・福田純 |
| キャスト |
田沼雄一・・・・・加山雄三
高木節子 ・・・酒井和歌子 田沼久太郎・・・有島一郎 田沼リキ ・・・・・飯田蝶子 田沼照子・・・・・中真千子 石山新二郎・・・田中邦衛 江口 敏・・・・・江原達怡 |
| 解説 |
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良きマンネリズムもあって、7年間(11本)の長きにわたった「大学編」に続き、若大将のサラリーマン生活を描く「社会人編」の第一作。雄一は社会人1年生となり、親友の江口は妹の照子と晴れて結婚。大学を中退あいた青大将は父親の会社の副社長となって登場し、ライバル関係は社会人になっても持ち越されるまた、マドンナが澄子役の星由里子から節子役酒井和歌子に交替するなど、様々な面で心機一転。以下シリーズはこの基本設定にそって進むことに。邦画全体の斜陽を反映してさしものシリーズにも陰りが見え始めた時期だが、大森幹彦と安武龍の若いプロデューサー二人を中心にスタッフは様々な試行錯誤を重ねていく。 |
| 楽曲リスト |
フレッシュマン若大将(作詞/岩谷時子・作曲/弾厚作)
いい娘だから(作詞/岩谷時子 作曲/弾厚作) りんどう小唄(作詞/小桜葉子 作曲/弾厚作) 他挿入歌(作詞/久野征四郎 作曲/弾厚作) |
| 音楽解説 |
「フレッシュマン若大将」 晴れて社会人となった喜びを表すかのように明るい希望に満ちた主題化。
「りんどう小唄」 酒場のマダム・めぐみに失恋した久太郎を慰めるべく雄一が歌った曲。作詞は加山雄三の実母・小桜葉子によるもので、のちに加山雄三のアルバム「演歌流し歌」にも収録。
「いい娘だから」 雄一と節子のふれあいを表す、ムード歌謡調のナンバー。
他挿入歌一曲あり。 |
| あらすじ |
日東自動車の入社試験当日、雄一は若い女性・節子に親切にしたことから試験に遅れるが、猪俣社長の計らいで採用される青大将は父親のコネで、日東の取引先である東西オートの副社長に就任していた江口は照子と結婚して多能久を継ぎ、久太郎は店そっちのけでバーのマダム、めぐみに熱を上げている。雄一は空港のレンターカー会社に働く節子と再開する。
サービス課に配属された雄一に青大将が泣きついてきた。得意先である北海道の北斗観光が日東製の車に事故が多発したため、契約を打切るというのだ。雄一は北海道にへ渡り、ライバル会社の中央モータースの仕業であることを突きとめた。トラブルを収めた雄一は、節子の待つ東京へ戻った。
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| 興行成績 |
推定番組配収3億9200万円
推定入場人員176万人
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