ニュージーランド若大将
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華麗な恋とスキー南半球に大ロケーション!
データ |
1969年7月12日封切 併映作品/ハーイ!ロンドン(監督・岩内克巳) カラー/東宝スコープ/86分/2352メートル/モノラル |
スタッフ |
制作:藤本真澄 ・大森幹夫
脚本:田波靖男
監督:福田純 |
キャスト |
田沼雄一・・・・・加山雄三
森川節子・・・・酒井和歌子 田沼久太郎・・・有島一郎 田沼リキ ・・・・・飯田蝶子 田沼照子・・・・・中真千子 石山新次郎・・・田中邦衛 江口 敏・・・・・江原達怡 |
解説 |
前作「フレッシュマン若大将」の続編。題名通りニュージーランド、オーストラリアへの長期ロケが売りもの。国内のみを舞台とした前作に比べると、躍動感溢れる作風が特色。加えて久しぶりのスキーやクルージングなどここ数作で抑えあれ気味がだった、アウトドア・スポーツの魅力が前面に押し出されている。日本映画ではまだ珍しかった現地へのロケーションが効果を上げ、雄大な自然の風景が見物に。
ドラマ面ではマンネリを打破すべく、コメディ・タッチを強調している。
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楽曲リスト |
ニュージーランドの若大将(作詞/岩谷時子
作曲/弾厚作)
SOMEDAY SOMETIME (作詞/小坂恭子
作曲/弾厚作)
WALTZING MATILDA(作詞/PATERSON・A
B BANJYO作曲/COWAN・MARIE)
大空の彼方(作詞/岩谷時子・作曲/弾厚作)
氷河の上を(作曲/弾厚作)
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音楽解説 |
「ニュージーランドの若大将」 開巻、早朝のシドニー湾をモーターボートでクルージングするタイトルバックに流れた主題化。
「SOMEDEAY SOMETIME」 シドニー営業所の同僚リズとデートする雄一が、シドニー湾の小道でギターを弾きながら歌う曲。
「WALTZING MATILDA」 田能久の丸の内支店で開かれた帰国歓迎会の席上、雄一がギターを手に同僚達と合唱する楽しいナンバー。青大将との掛け合いからいきなり歌に入る呼吸が心地よい。
「大空の彼方」 日東自動車独身寮で、雄一が部屋を清掃しながら歌う。
「氷河の上を」 マウント・クックで雄一と節子のスキー・シーンに流れる、これぞエンディングという感じの軽快な曲 |
あらすじ |
キャピタル・モータース出向社員としてオーストラリアに赴任していた雄一に、本社から帰国命令が。彼は帰国早々、空港で偶然にニュージーランド産業振興会につとめる森川節子と知り合う。宣伝課に配属された雄一は節子と再開し、二人は互いに好意を抱く。
ニュージーランドでの売れ行きがライバル社に押されているのを聞いた雄一は一路現地へ。節子も後を追うが雄一とリズの仲を誤解してしまう。青大将と雪山に出かけた彼女と雄一は仲直り。雄大な自然でスキーを楽しむ。
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興行成績 |
推定番組配収1億8400万円
推定入場人員83万人 |