June.5,2003 第8週 突然の別れと永遠の愛

5月19日
        新潟の父のところに帰っていた仲村トオルのところに、怪我人が出たとの通報がある。行ってみると、その怪我人は山に妻と子供を置いて来てしまったと言う。外は吹雪。かなり危険だとしか思えないのだが、仲村トオルはひとりで助けに行くと言い出す。止める人たちに対して「オレは医者だ!」って。いや、医者だろうがなんだろうが、少なくとも、ひとりで行くべきじゃない。二重遭難の危険性が高いというのは、山男だったいう設定の中村トオルだったらわかりそうなものじゃないか。

        だいたい、山に妻と子供を置いて来てしまったお父さんって何だ? 息子は喘息持ちだと言うのだが、冬の山に小さい喘息持ちの子供を連れて行くというのがわからない。単身で山に入った仲村トオルは、ふたりを発見する。どうやらこの親子はスキーをしに来て迷い込んでしまったらしい。喘息の子供を連れて山スキー? ゲレンデで滑っているのならまだしも、こんな天候の悪い中、そんな親子がスキーするかあ?(笑)

        ふたりの手当てをして、仲村トオルは救助を求めて、また単身戻って行く。だからあ、ひとりで行動しちゃだめだって。その母と子供だってポツンと置かれちゃったら、どうしようもないでしょ。ホントに山男だったのかあ、仲村トオルは。危ないよ、勝手に動いちゃだめだあ! ・・・・・笑えなくなってきた・・・。ふう。

        一方、東京に残っているこころ達。さっちゃんはお父さんが約束を破って新潟に行ってしまったことを不満に思い、お父さんと絶好状態だったのだが、反省をしている。おとうさんを駅に迎えに行って謝ろうと思う。そのために、学校を早退すると言い出す。そんなこといいから、勉強しなよ。そこまですることないでしょ。ふう。

5月20日
        結局、仲村トオルは遭難。だから言わんこっちゃない。取り残された母子は発見されて助かるが、仲村トオルは見つからない・・・・・なぜかというと、どうやら雪崩にやられたらしいという説明。このスキーの親子たちは、よっぽど山奥でスキーをしていたらしい。喘息の息子と一緒に。ふう。

        「この吹雪はまだ2〜3日続くでしょう」という。捜索隊に頭を下げる仲村トオルの父親。あらあら、ギックリ腰はすっかり治ったのかな? 私もギックリ腰を以前やったことがあるけれど、当分の間は、腰を曲げて頭を下げるなんて動きは痛くてできないよ。

        こころの母伊藤蘭も、現地に行くと言い出す。嫁いだ娘の夫が遭難したからといって、母親が行くかなあ。過保護すぎないかあ? あんたが行ったって、何か好転する材料ないでしょ。それに家業のうなぎ屋はどうするの?

        吹雪の中、半狂乱になったこころは山に向う。人騒がせな行為だよなあ。あんたが、行ってどうなるの? しかも夜。懐中電灯も持たないまま・・・・・って、何も見えないでしょ!!

5月21日
        捜索隊がこころが倒れているのを発見して連れかえる。三日間熱を出して寝込むことになる。なんとも迷惑な奴! しかも寝乱れもなく静かに寝ている。熱出したら、そんなにキチンと寝ていられないって!

5月22日
        スキーの最中に遭難して助けてもらった親子が謝りに来る。いったいどういう理由で、そんな状況になったのか、是非とも教えていただきたいところだが、詳しい説明は無し。それじゃあ、困るんだよね。こころたちも納得いかないだろうし、観ているこっちがとっても気になるの! そんなんで遭難した仲村トオルが浮かばれないでしょうが!

5月23日
        仲村トオルは死体で見つかる。ありゃりゃ。まさか本当に死ぬとは意外な展開だった。ええっ! ということは、年末に結婚して、2月に夫を亡くしてしまうのかあ。なんだか暗い展開になってきたなあ。笑マークを付けられなくなってきた。うーん。

        実家のうなぎ屋でのうなぎを捌いているシーンが少ないのが不満だったが、板前役の勝俣州和がうなぎを掴むシーンが出てきた。掴んだのだが、おっとっと、手からすり抜けてしまう。それがどう見ても、もう死んでいるうなぎ。下に落ちても拾わない。ちゃんと拾いなさい!

5月24日
        仲村トオルが死んで、遺体まで発見されたのだが、お葬式のシーンは無し。これだから、ややこしくなる。下の息子に父親の遺体を見せて、父親は死んだのだと説明してやらないから、下の息子は、いずれ父親は帰ってくると勘違いしてしまう。しかも、板前の勝俣州和や阿部サダヲが、父親からの手紙だと、いい加減な手紙を書いて息子に渡すから、誤解が生まれる。「おとうさんから手紙をもらったんだ」と息子が漏らしてしまうと、さっちゃんがキレて、「嘘吐きー!」と叫ぶ。あのねえ、きみはもう中学生でしょ。そんなにムキにならなくてもいいじゃない。誰かが、弟さんのことを思って手紙を書いたんだろうということはわかっているんだから。

        ツッコミを入れるのも、あくまで明るいドラマならいいのだが、展開がこうなってきちゃうと、どう書いたらいいのか困ってしまうのだよ。ふう。


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