August.12,2003 第16週 頑固は店の守りなり?

7月14日
        お客さんの注文があってから、うなぎを捌く方式をとっているこころのうなぎ屋。ところがお客さんからうなぎが出来てくるのが遅いと催促が来る。近くに500円でうな丼を売る店もでき、おかみさんの伊藤蘭はそれを脅威に感じる。そのため、うなぎはあらかじめ捌いておこうと言い出す。あのねえ、500円のうな丼を食べる人は、ハナから高級なうなぎを期待してないのよ。客の種類が違うんだから。普通のそば屋と立ち食いそば屋の違いみたいなもので、食べに来るお客さんが期待しているものが違うんだよね。

7月15日
        予めうなぎを捌いておくことになる。裂き担当の勝俣州和は、それが気に入らない。予め裂いておくことなど出来ないと言い出す。「うな重の松を頼んだ人がいたら、『ああ、何かいいことがあったのかな? それとも嫌なことがあってパッと景気つけたいのかなあ』 お客さんの顔、想像しながら裂いてるんだ」 へえ、そんなこと考えて捌いているんだあ。・・・・・余計なお世話(笑)。

        モト冬木の銭湯を、サウナ、露天風呂、楽しいアトラクションバスなどを完備したスーパー銭湯にしようという話が持ち上がる。へえー、あのスペースにどうやったらそんなに、そんないろいろなものを置けるわけ? しかも駐車場付きだって。無理だって!(笑)

7月16日
        予めうなぎを捌いておくようになったのだが、裂きの勝俣州和に山谷初男が「急いでいるのはわかるが、裂きが雑になった」と注意する。ありゃりゃ、先に裂いておくんだから時間はたっぷり取れるようになったんじゃないの? 逆に丁寧に裂けるようになったと思うんだけど(笑)。

        モト冬木の娘羽田実加の夫東貴博は信用金庫で働いているのだが、これを辞めてしまい、銭湯で働くと言い出す。あらあら、こっちもだよ。いのかい? 信金で働いていればそれなりの収入も入ってくるのに、銭湯で働くって、この家族の生活はどうなってしまうのだろう?

7月17日
        予め捌いておいたうなぎを食べた犬塚弘が、伊藤蘭に苦言を呈する。うなぎ屋で早くしろと請求する方が野暮なんだよね。お客さんには時間がかかる旨を説明するとか、うな丼だけは予め捌いておいたうなぎを使って、うな丼ならば早く食べられますとかって方式にすればいいのに。

7月18日
        隅田川花火大会。あらあら、やはり店を放り出して観に行っちゃうのね(笑)。仕事しないのね、稼ぎどきなのに(笑)。

7月19日
        やはり、うなぎはお客さんの注文があってから捌く方式に戻る。ごくろうさま。


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