January.26,2009 今年もクリスがやってきてくれた
今年もChris Duarteが23日、来日した。これからBluestone Co.と一緒に11ステージの日本ツアーが始まる。それに先がけChris Duarte & Bluestone Co.のアルバム396発売を記念したインストア・ライブがタワー・レコード渋谷店で24日に行なわれた。
3時開演というので10分前に5階の特設ステージに行ってみると、もうすでにかなりの人が集っていて、少しだけ用意されていたパイプ椅子はすでにいっぱい。その後にかなりの人が立っている。これでは正面から観るのは不可能なので右側に回りこんだ。つまりベースの小笠原さんの横。足元を見るとエフェクターがボックスに組み込まれてズラーっと並んでいる。その数10個以上。ギターの住友とクリスのエフェクターが4個。「ギター以上にエフェクターを使っているってどういうこと?」と隣に立っていた人の声が聞こえる。
定刻ちょっとあとに、P−VINEの担当さんのマエセツから、コールがあって、クリスを先頭にしてメンバーがステージに上がる。クリスはTシャツ一枚にジーンズ、レインボーカラーのスニーカーといったスタイル。クリスの「みなさん、元気ですか?」の日本語の挨拶に戸惑う観客。手には日本茶のペットボトルが握られている。もう、何分の一かは日本人だね。
この日の曲目は、
Put Up Or Shut Up
Back In Town
Still I Think Of You
Chattahoochee Side
The Ballard Of Kohima Ridge
すべて、396からのもの。
足元に置かれた曲順表によると1曲目はインストのFunky Mamaになっていたが、変更になったらしい。
アンコールがTexas Sugar/Strat MagicからMy Way Down
音はミキシングされておらず、ドラムとパーカッションはナマ、ギターとベースはスピーカーアンプからの音、ヴォーカルはマイクで拾ってスピーカーから出すという方法。最初のうちは音のバランスがなあと気になっていたのだが、これもまた結構ワイルドで気にならなくなった。
5人全員が椅子に座っての演奏というリラックス気分。4曲目の出だしをとちったらしく、クリスが日本語で「間違えたー」
「東京と横浜でもライブがあるから、遊びに来てね。そっちではもっとラウドに演るから」と小笠原さん。私ももうすでに横浜のチケットは買ってあるのだ。
終演後、サイン会。サインをしてもらいながら、住友さんに「今度のアルバム、まとまりが出てきましたね」と声をかけたら、「ツアーをしてからの録音だからね、バンドとしてのまとまった感じになったんだろうね」との答えが返ってきた。横浜でのライブが楽しみだ。