March.11,2007 ゆでたまご

        なんでコンビニでゆでたまごを買うのかと思われるでしょう。だってゆでたまごくらい自分で作れるじゃないですか。お湯の中に生卵を入れて、時間まで放っておくだけなんですから。料理というほどのものでもない。でも私はコンビニで売っているゆでたまごをよく買う。ビールを買って、ついでにツマミにゆでたまごっていうパターンが多いですね。

        なぜコンビニでゆでたまごを買うのか。それは、このゆでたまご、塩味が付いているからなんです。「な〜んだ、ゆでて殻をむいて塩を付けただけでしょ」と言うあなた、それは勘違いなんです。ちゃーんと殻が付いているのに塩味が付いているのです。

        どーやって殻が付いているのに塩味が付くのかはインターネットを見ればわかるという現代なんですが、それにしてもよくできている。ゆでた卵って、時間がたつと殻がむきにくくなるのに、あ〜ら不思議、スルッと簡単にむけるんですなあ、これが。

        それでねえ、ホントうれしいことに塩味が付いているんですよ。塩をかける手間がいらない。あのさあ、ゆでたまごって、よく塩をパラパラとふりかけて食べるじゃないですか。あれ私、以前から苦手だったんです。だって、そうするとしょっぱい塩分が、大抵かかりすぎちゃうんですよ。適度な塩味ってなかなかできない。しかも、塩の粒々が口の中に入るのが、とーっても嫌だったんです。塩のジャリって感覚、そして血圧の高い身体には悪いだろうなあっていう感じですか。塩と卵が別々に口の中に入ってくるという嫌ーっな感じってありません? その点、この味付ゆでたまごって調理されているっていう感じがするんですよ。

        それでね、またゆで具合が絶妙なんだなあ、これが。半熟ってわけでもなく、固ゆでってわけでもなく、黄身がトローりの一歩先くらいの絶妙なゆで具合なんですよ。これって、なかなかうまくゆでられないゆで具合だと思いません?

        これで、60〜80円なら、手軽なビールのツマミってもんじゃないですか。サンドイッチやおむすびを買って、ついでにゆでたまごっていうのも、よくやります。


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