March.13,2008 納豆一本 なめ茸納豆 男のキムチ納豆 63円

        私は朝食はごはん党だ。しかも納豆は欠かさずに食べる。しかし納豆というやつ、いささかやっかいだ。発泡スチロールの小さな容器から取り出して丼にあけ、ついている納豆のタレとカラシを入れ、ネギを刻んで入れ、箸でグルグルと掻き回す。タレやカラシの袋がうまく切れなかったり、納豆にかけるときに手に付いてしまったり、朝から気分が落ち込む。それでも、掻き回し終わった納豆をアツアツのご飯の上に乗せて食べる快感は、そんな苦労を忘れさせてくれるのだ。丼を洗うのが面倒だと発泡スチロールの容器の中でタレやカラシを入れてかき混ぜるという手もあるが、混ぜにくいんだなあ、これが。

        最近コンビニで売っているこのスティックタイプの納豆は便利だ。納豆のタレもカラシも最初から混ぜ込んであって、ご飯にかけるだけの手間いらず。納豆は極小粒タイプ。納豆だけの納豆一本のほかに、なめ茸と和えているのと、白菜キムチと和えているものが現在売られていて、これはうれしい。キムチ納豆ご飯を食べると、「ようし、きょうも張り切って仕事するぞ」という気になってくる。また、酒の肴に、マグロを買って来てマグロ納豆なんてのもいい。

        ファースト・フードの牛丼屋さんなんかも、納豆朝食なんてこれを出しらどうだろう。朝の慌しい時間、さっとご飯にかけられていいんじゃないかなあ。発泡スチロールの納豆容器は始末に悪いしね。


March.10,2008 ハッシュドチキン〜コッコハヤシ〜 480円 (ampm)

        ハヤシライスとハッシュドビーフとビーフストロガノフの違いってよくわからないと思っていたら、今は便利なものでインターネットで検索すると、そんな疑問にも簡単に答えてくれるサイトがあったりするのだが、どちらにしてもどれもおんなじようなものでしょと大雑把にしか捉えられない私です。

        いずれにしても牛肉をソースに絡めたもので、私などスーパーに行ってハヤシライスのルウとハッシュドビーフのルウを両方買ってきてミックスさせて、ハッシュドハヤシとか、ハッシュドストロガノフ、ハヤシストロガノフ、あるいは三種ミックスでハッシュドストロガノフハヤシなんてものを作って、ガハハハハと笑いながら食べたりしているわけですが。

        今回ampmから発売された、この、とれたてキッチンの新作にはハッとさせられましたね。ハヤシは牛肉なんだということになんで今まで囚われすぎていたのだろう。想像するに、商品会議でハッシュドビーフを作ろうとすると、やはり牛肉はコストが高い。安い輸入牛肉もあるが、肉は硬いし味もイマイチだ。いい牛肉を使ったらワンコインでは売れない。そのうちに、誰かが牛肉じゃなくて鶏肉を使ったらどうでしょうかなんて言い出す。いや、ハヤシは牛肉だろうなんて意見も噴出する。まあとりあえず鶏肉で試しに作ってみたらどうだろうなんてことになる。それで作ってみたら、これは案外旨いじゃないか、これはいけるよなんてことになって商品化。と、勝手に想像しているのだが、いやいや私も食べてみたら、これ旨いのだ。

        ようし、今度はスーパーでハヤシライスとハッシュドビーフとビーフストロガノフのルーを買ってきて、ハッシュドチキンストロガノフハヤシを作ってみよう。


このコーナーの表紙に戻る

ふりだしに戻る