February.26,2003 全国かあちゃん弁当

        ニッポン放送と、コンビニの[サンクス]が提携して作る期間限定のお弁当。今回は、今までになく豪華な気がする。『うえやなぎまさひこのサプライズ!』でリスナーから自慢のお弁当レシピを募集し、中から13品を厳選。さらに3品を加えて作ったのが、[全国かあちゃん弁当]。

        有頭エビフライ、あさり入りかき揚げ、味噌レンコン団子揚げ、鶏唐揚白ゴマ入り、カレーライスオムレツ、塩キンピラ、うずらウインナー、さば磯辺竜田揚げ、豆腐ハンバーグ、明太レンコン、煮物のそぼろあんかけ(里芋、人参、大根、インゲン)、タラタマ(たらこ玉子)、わさび醤油牛丼、麦飯おにぎり、香りご飯(紀州梅)、漬物(おかか大根)。

        これで580円は絶対に安いでしょう。気に入ってしまったのが、わさび醤油牛丼。ツーンとわさびの香りのする牛丼で、この味は新鮮だった。いやあ、食べた食べた。これだけ食べれば元気一杯! 全国のおかあちゃん、ありがとう!!


Feburuary.5,2003 節分太巻き丸かぶり

        知らなかった。節分の日に、太巻き寿司を、毎年違う恵方に向って丸かじりすると、その年一年が健康で過ごせるという行事。最近では、コンビニに節分の日に行くと、太巻きに豆撒き用の大豆まで付けてセットで売っていたりする。

        なんでも明治時代からある関西での習慣なんだそうで、それが関東にも最近は進出しているんだそうな。「へえー」と思ったが、東京生まれの江戸っ子気質からすると、「まぬけな事やってるなあ」としか思えないのである。大の大人がである、イスラム教徒じゃあるまいし、全員同じ方角に向って立ち、大真面目に太巻きを丸かじりする光景というのは、どう考えたって吹き出してしまうではないか。食べやすく切ってしまった太巻きでは効果が無いそうで、一本を丸かじりしなくてはならないんだそうだ。本当にこんな習慣が一般的に行われていたのか、神戸出身の江戸(?)半太くんにお教え願いたいところだが、どうやらバレンタインデー人気を当てにした海苔の業者が仕掛けているというウワサもある。

        だいたいさあ、太巻きって何が入っているかというと、干ぴょうとかキューリとか卵焼きとかシイタケとかタクアンとかデンブなんかでしょ。なんであんなにたくさんの具をいっぺんに巻いて食べるの? 江戸前の感覚だと、海苔巻はやっぱり細巻きじゃなくちゃあという思いが強い。具は一品。干ぴょうなら干ぴょうだけ。キュウリならキューリだけのカッパ巻き。これをパリパリの海苔で細く巻いて、4つから6つ程度に切って食べる。巻きたての海苔巻は海苔がパリパリで旨い! 実際、太巻きの丸かじりってやったことがないけど、疑問に思うのは干ぴょう。切らないでそのまま巻いてしまったら、食べる時に噛み切れないって! 干ぴょうだけ、ぬぬぬぬぬって出てきてしまうでしょ!

        もともと関西の押し寿司自体があまり好きじゃないということもある。薄っぺらく潰れた具に、ギッチリ押し固めてしまった酢めしの寿司。干ぴょうやらデンブが入った甘い海苔巻。あれは、江戸前の寿司で育った人間には、まったく別のものとしか思えない。世の中に押し寿司と太巻きばかりが回ってくる回転寿司屋が出来たら、はたして繁盛するだろうか? うううっ、考えただけでも胸がやけてきた。


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