May.18,2003 味仙の台湾ラーメン

        名古屋の食べ物といえば、ひつまぶし、きしめん、天むす、手羽先、みそ煮込みうどん、みそおでん、みそかつ・・・・・。総て私が大好きなものである。なのに東京ではあまりポピュラーにならない。そしてまだ未経験だったのが台湾ラーメン。ラーメン・ブームの中でも、こちらもあまりポピュラーにならない。台湾ラーメンの元祖は今池の[味仙](みせん)だと知り、その元祖で食べてみようと思った。

        夜は5時30分からの営業だというので、5時30分ちょうどに店に入ったら、すでに先客が何組も入っているので唖然。店に入ったところにあるカウンターのようなところに座り、台湾ラーメンを注文する。私のあとからも、続々とお客さんが入ってくる。相当に繁盛しているお店のようだ。

        まず出てきたのは招興酒のボトル1本に入った、よく冷えた水。水なんてグラスに1杯持ってくればいいのにと思ったのだが、台湾ラーメンを一口食べて、水をボトル1本持ってきた理由がわかった。台湾ラーメンは辛いのだ。台湾ラーメンは麺とスープの上に、挽肉とニラを炒めたものが大量に乗っかっている。それに唐辛子がこれまた大量に使われている。イメージとしては麻婆豆腐の、豆腐とトロミを抜いたものが乗っているといった感じだろうか。

        半端じゃない唐辛子の量、そして味付けも濃いめになされているので、水を飲みながらでないと食べられない。ボトル1本のよく冷えた水はありがたい。そうでないと頻繁に水のお代わりを頼まねばならなかった。台湾ラーメン1杯を食べ終わるまでに、ボトルの水は半分になっていた。

        もともと激辛ラーメンというのは苦手な方だ。あまりに辛いラーメンはスープの味も殺してしまうではないかというのが私の意見。ところが、この初体験の台湾ラーメンは気に入った。辛い中にも、しっかりとダシの味がわかる。確かに、台湾、そして東南アジアの味に近い。量も普通のラーメンよりは少なめなのがいい。もっともこの辛さだと、この程度の量がちょうどいいのかも知れない。

        味仙はラーメン専門店というわけではなく、本格的な中華料理店だ。今度はいつか数人で他の料理も食べに行きたくなった。


May.1,2003 ボブ・サップ弁当

        毎度お馴染み、サンクスの期間限定弁当。先月出したのがボブ・サップ弁当。ボブ・サップがコックさんの格好をしてニヤリと笑ったシールが貼ってある。プロレスラーとしてもタレントとしても面白い才能がある人だ。[三遊亭白鳥とひみつのそば屋]開催当日の朝、元気をつけようとサンクスまで買いに行った。



        いっただきっまーす!



        なっ、なんだ、この弁当は!!

        牛カツ、骨つきソーセージ、サイコロステーキ、ハンバーグ(チーズのせ)、ポテトフライ、ポテトサラダ、スパゲティ、ごはん。

        肉とイモだけじゃんか!! もりもりと元気をつけようと食べ始めたのだが、食べきれなかった。オカズが肉ばかりで飽きるのだ。結局、ごはんは半分しか食べられなかったし、牛カツも半分以上残してしまった。不味くはないのだが、牛カツは少々硬かった。胃に負担がかかり過ぎ。サイコロステーキは柔らかくて美味しかったんだけどね。もう、いい歳のおじさんが食べるものじゃないね。

        朝昼兼用で食べて、そのあと夜にウチアゲに行くまで、まったくお腹が空かなかったのだから、すごいボリュームではあったけどね。

        ごちそうさま。


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