March.6,2004 おはぎとぼたもち

        最近はまっているのが野瀬泰申の『全日本「食の方言」地図』(日本経済新聞社)。こういうテーマって大好きなのだ。

        北海道を中心に、甘納豆を使った赤飯というのが存在するというのにショックを受けたが、どうも甘いご飯というのは抵抗がある。だって、ご飯って、そのものが独特の甘さがあるもの。それに甘みをつけるなんて許せないと思うのよ。本の中でおはぎ(ぼたもち)についてもチラッと言及があるが、私が食べたくないもののひとつが、このおはぎだ。いや、別に出されて食べろといわれたら食べないことはない。そこまで大嫌いというわけではない。

        もち米も好きだし、あんこも好きだ。でもー・・・これを一緒にして食べるのは・・・嫌だ!! なんで一緒にするの? もち米は塩味にしたものがやはり美味しいでしょう!? 赤飯にしてごま塩をかけるとか、おこわにするとか。あんこは嫌だよう。なんであんなものをお彼岸に食べるんだろう。あんこをご飯の上に乗せて食べるなんて非常識だというくらいに思えるのに、おはぎは許されちゃうのかなあ。大福になると微妙なのだが、やはりあまり得意な食べ物ではない。

        だいたい、もち米をあんこで包んだものを手で持って食べるという感覚でさえ嫌だー!!


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