風雲電影院

7デイズ(Inhale)

2012年11月29日
DVD

 幼い娘が肺の難病にかかっている。肺の移植手術が必要なのだが、ドナーを待つ順番を待っていたら命はない。リミットはもうわずか一週間。父親(ダーモット・マローニー)は、妻と娘を連れてメキシコへ渡り、違法な臓器売買を通じて、移植手術を行おうとするストーリー。

 もちろん、一般人がそういった組織と接触しようとしても、おいそれとはいかない。それでもある政治家がメキシコに渡り臓器移植をしてアメリカでピンピンしているということを知り、その政治家を脅してメキシコでのルートの手がかりを聞きだす。とはいえ、当然相手だって警戒するし、手持ちの金だって政治家みたいに潤沢でもない。ほとんど門前払い状態。それでも、娘の命を救いたい一心で、父親はがむしゃらに組織と交渉しようとする。そこでアクション・シーンが生まれるわけだが・・・。

 この映画がアクションを目的にした娯楽作なのか、違法臓器移植をテーマにした社会派映画なのか、微妙な作りになっている。

 結局最終的に問題になってくるのは、結末をどうするか。娘は助かるのか助からないのか。

 それがこの映画のこれまた微妙なところで、これ以上書くとネタバレになるので書かないでおくが、「これは参ったな」という展開になっていってしまう。さあ、どうするんだ、おとうさん!!

 なんだかねえ、スッキリしないラストなんだなあ。もうこういうテーマを選んでしまった時点から、ストーリーをどう転がしても、最終的にシコリが残るのは、わかっていたようなものなんだけど。

 アクション映画として、ただ楽しみたい人には不向きだということだけは言えますね。

12月2日記

静かなお喋り 11月29日

静かなお喋り


このコーナーの表紙に戻る

トップ アイコンふりだしに戻る
直線上に配置