風雲電影院

７日間の恋人（Ｒｅｐｅａｔ　Ｉ　ｌｏｖｅ　Ｙｏｕ　影子愛人） ２０１２年１２月１６日 新宿武蔵野館 　韓国のスター、クォン・サンウ主演の香港映画だが、私はもちろんセシリア・チャンが見たいがために行ったようなもの。セシリア・チャンは二役。 　笑っちゃうくらい陳腐とも思えるラヴ・コメディー。クォン（クォン・サンウ）は若き青年実業家。共同経営者であり婚約者でもあるパリス（セシリア・チャン）と仲たがいしてしまい、パリスは姿を消してしまう。パリスという女はとにかく性格が悪そうな人物で、どう考えても一緒に会社を経営していくのもたいへんだろうし、傍から見て結婚なんて願い下げに思えるのだが、このへんはこの手の話にありがちな誇張ですね、 　そんなとき、クォンは街で花屋で働いているパリスそっくりなサム（セシリア・チャンの二役）に出会う。クォンはパリスが戻るまでの身代わりになってくれとサムに頼む。ベタでしょ。 　どうなんだろう。いくら金を積まれたからといって、こんな誘いに乗る女性なんているだろうか？　だいたい、身代わりを作らなければいけないという理由が弱い気がするのは私だけなのだろうか？ ｊ　まあ、そんなこと言ったらラヴ・コメディーは成り立たないわけだが。シンデレラ・ストーリーって女性が一番憧れるんだろうねぇ。 　でもそんなことも許す。私はセシリア・チャンが見られれば、それでいいんだもん。ミーハーなんだよねぇ、私。クォン・サンウを見に来た韓流スター好きのオバサマたちとあまり変わらないな。 　予想通りの結末で、ハッピー・エンド。まっ、いいか。セシリア・チャンは相変らずきれいだったし。 　私は観ていないのだが、『プリティ・ウーマン』と話が似ているらしい。そういえば、大きな目や口のセシリア・チャンはジュリア・ロバーツと共通しているような。 　サムのおばあさんの話が出てきて、なんだか余計なエピソードのような気がするが、中国人と韓国人との結婚という話なので、おばあさんのエピソードでそれを後押ししようということなんだろう。突然、日本語が出てきてびっくりしたけど。 １２月１７日記 静かなお喋り　１２月１６日 静かなお喋り このコーナーの表紙に戻る

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