風雲電影院

アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)

2012年7月6日新宿ミラノ1にて。

 どうも3Dが苦手で、2D字幕版で鑑賞。
 10年ちょっと前、緑内障のために左目の視野が一部欠けてしまったのが原因なのか、どうも3D効果がはっきりと伝わってこない。しかも3Dの画面は暗いので、ますます目が疲れて来てしまうのだ。

 もっとも、この映画、夜のシーンが多いし、昼間のシーンも暗い感じ。どちらにしても観ていて疲れた。

 アクションが物凄くスピーディ。およそ目がついていけないくらい。これなら日本語吹き替え版の方がよかったかなあ。もっとも、日本語吹き替え版は3Dなんだけど。
 画面が暗くなっても、完全に3Dにならなくても、3Dにすれば、もっと迫力があったかもと、ちょっぴり後悔。そのくらいアクション・シーンは迫力がある。

 サム・ライミ監督版は大好きでDVDも買った。1と2のデラックス・コレクターズ・エディション・ツイン・パック。3は映画館でもDVDでも未見。そういえばブルー・レイも出ているんだよなあ。どうしよう。

 サム・ライミ版もいいのだけれど、今回のマーク・ウェブ版も悪くない。また最初っからスパイダーマン誕生のストーリーを観せられることになるのだが、この話はよく出来ているから退屈はしない。サム・ライミ版とはちょっと変わっているが、こちらの方が原作に近いような気がする。
 もともと暗い話なのだが、より暗くなっている。サム・ライミの方がまだアメリカの青春映画の明るさが残っていた。

 こういう、シリーズ第一作というのは、主人公の生い立ちから説き起こさなければならないし、設定の説明に尺を取られることもあって忙しい。今回も上映時間136分と、2時間超え。この中で、さらに最初の事件と、彼女との恋愛まで描かなければいけないのだから、ギュッと無理矢理押しこんだ感は否めない。

 サム・ライミ版のヒロイン役のキルスティン・ダストンは、日本では、可愛くないとか、ブスだとか散々な言われようだったが、私は嫌いじゃないですけどね。アハハ。
 マーク・ウェブ版はエマ・ストーン。役柄はちょっと違う設定になっている。、金髪ポニーテールって、いかにもアメリカの女の子って感じが出ている。性格もキルスティン・ダストンより良さそうだし、って、あくまでも私の憶測ですが。フハハハハ。

7月7日記

静かなお喋り 7月6日

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