風雲電影院

リヴィッド(Lyvide)

2012年6月24日TOHOシネマズ日劇フランス映画祭にて

 終映後、共同監督のひとりジュリアン・モーリーがトークショウで、好きな監督はジョン・カーペンターだと語っているのを聞いて、なるほどなと思った。

 チケットを買ったものの、ホラーだということ以外、印刷物ではどんな映画なのかという事がまったく書かれていない。まったく知識が無いまま映画と向き合うことになった。

 序盤は、いったいどういう話になるのかまったく先が見えて来ない。それが映画が半ばあたりになって突然これが、いわばお化け屋敷ものだということが判明する。
 植物人間状態になっている老人がひとりでいる古い屋敷に、泥棒目的で忍び込んだ若者三人が体験する恐怖。後半はこの屋敷を舞台にして話が繰り広げられる。

 けっこうスプラッター。モーリー監督は、ダリオ・アルジェント監督を意識したと語っていたから、さもありなんといった映画。まあ、カーペンターもアルジェントも、いい意味でB級路線の人だから、そういうのを目指したんだろう。それでいて一番好きな映画は『ジョーズ』なんだそうだが。

 ネタバレになってしまうが、屋敷に忍び込んだ若者たちが泥棒目的だということで、彼らがどうなろうが自業自得なのもスッキリしていていい。善良な男女だと、「なんでこんな目に会わなきゃならないのさ」と思いがあるからねえ。それで助かればいいけどね。助からなかったら後味悪い。今や、ほとんどそんなのばっかりだから。

 今の時点で、まだ一般公開前だから、書くのはこの程度で。

6月28日記

静かなお喋り 6月24日

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