風雲電影院

マイティ・ソー/ダーク・ワールド

2014年2月10日
109シネマズ木場

 マイティ・ソー・シリーズの2作目。1作目はホントに嫌いな映画だった。なにしろ地球に追放された神様が、地球でドッスンバッタンやってるだけの話で、「お前が地球に来たのが、そもそもいけないんだろ」というツッコミを入れたくなる話で、はた迷惑極まりないと思っておったわけですよ。次にマーヴェル・コミックのスーパー・ヒーロー大集合映画『アベンジャーズ』も実はこいつ、マイティ・ソーのおかげでニューヨークが滅茶苦茶にされるお話。ようするにこいつら(ソーとロキの兄弟)さえいなかったら、何事もなく平和だったわけで、私の中ではもうマイティ・ソーは観たくないと思っていたのだ。

 それがなぜまた観に行ってしまったかと言うと、『エンダーのゲーム』で、すっかりIMAXシアターにハマってしまって、「IMAXで上映されるものなら何でもいい。上映作品が変わるたびに行くぞ」と決心してしまったその一本目だからという理由以外に、これを観に行った理由が思いつかない。それで苦手の3Dであることも克服して観に行った結果、これはやはり観に行かなければよかったと・・・。

 あんまり3Dにする必要性も感じなかったってこともあるのだけど、CDを多用したアクション・シーンも、それほどのキレがなくて、面白く感じられなかった。1作目と『アベンジャーズ』はほとんど地球が舞台だったのが、今回は途中まで異世界。まあ、勝手にやってくださいと観ていたのだが、これがさっぱり面白くない。そして、最後の方でいよいよ地球にやってきての闘いになるのだけど、こちらの方が面白かった。でもまた都市を破壊しまくるわけで、「おいおい、人んちにやってきて、そんなに壊すなよ」とツッコミを入れたくなる。「さて、めでたしめでたし」って、おい、これだけ壊したの、片付けていけよー!

 1作目から、ソーが地球人のジェーン(ナタリー・ポートマン)と恋仲になってしまうのも気に入らなくて、おーい、ナタリー・ポートマンを返せー! って、私が言って、だからどうなんだってことになるのだが・・・。

 今回は弟のロキが良かったな。今まで兄のソーへの対抗意識ばかりで、やっかい者という印象だったのが、「しょーがないやつだなぁ」という感じになってきた。今後、ソーとロキの関係がどうなるのかというのが、このシリーズの面白さになりそうなのだが、さて、果たして3作目も観に行きたいかというと、やはりちょっとそうは思えないんだよなぁ。

2月11日記

静かなお喋り 2月10日

静かなお喋り

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