風雲電影院

楊家将〜烈士七兄弟の伝説〜(Saving General Yang 忠烈楊家将)

2013年12月31日
シネマート六本木

 歴史物って苦手なのだが、一応、香港・中国映画ということもあって観に行ったら、面白かった。元になった『楊家将演義』の内容は知らないから、この映画が丸々その映画化なのか、それともその中の一部なのかわからないが、アクション映画として実に面白い。元も子もなくザックリ言っちゃうと、敵に捕らわれた父親を、七人の息子が救出に向かうが、途中で父親は死んでしまう。それでもその亡骸を母親の元へ届けようと七人は追手を食い止めながら逃げる。しかし、次々と兄弟たちは死んでいってしまうって話。

 なにしろ相手の数は物凄く多くて、多勢に無勢なんてものじゃない。到底無理でしょというくらいに圧倒的に多い。この辺がいかにも中国らしいのだけれど、七兄弟たちはそれぞれ得意な武器があって、それで戦っていく。そのアクションシーンがなかなかに面白い。投石器で石というより岩といったものがブンブン飛んでくる。また、木で出来た家などはガンガン破壊されちゃうなんていうスペクタクルから、一騎打ちなんていうものまで、最後まで飽きさせない。弓の名手同士の闘いのシーンなんて怖いし、映像もきれいだった。さらに最後の六男の闘いなんてもう、ついに格闘技。なんだかすべての闘いのアクションをいっぺんに見せて貰った感じ。

 でもねぇ、なんか最後にひっかかるのは、意地の張り合いとはいえ、父親の遺体を故郷に持ち帰るのに、こんなたくさんの犠牲を出す必要があったのかという点。そのために息子たちが死んでいってしまうなんて父親が望んだとは思えないのだがなぁ。

2014年1月1日記

静かなお喋り 12月31日

静かなお喋り

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