January.1,2001 年賀状

「カバ公、正月だなあ」
「ああ、源ちゃんかあ。そうだよ正月だよ。それがどうしたい?」
「うん。・・・・・・ああ、正月といって何か気が付かないか?」
「正月・・・・・・う〜ん、おせち料理か」
「そうじゃなくてさ」
「モチ」
「最近、実家でも、つき手がいなくてなあ、最近は餅つき機なんて買って、ついてるよ・・・・・・ええっと、そうじゃなくてさあ」
「モチじゃないとすると・・・・・・みかん」
「そうそう、みかんにコタツに猫。これこそ正月の3点セット・・・・・・違うって!」
「凧上げ」
「そうそう、蛸のフライって案外旨いんだ・・・・・・違うって!」
「門松」
「そうそう、オメガトライブ・・・・・・それは角松敏生・・・・・・違うって!」
「源ちゃん、さっきから何ひとりでボケかましてるの?」
「そんなもの、かましたくないわ!! 正月といったら、分かりそうなものじゃないか。お前からまだ貰ってないものがあるだろうが!!」
「ふふふふふ、いつまでたっても子供だなあ。大人には、お年玉あげないの! 自分で幾つになったと思ってるの? そんなに髭生やしちゃって」
「そんなこと言ってるんじゃなーい!!!」
「ありゃま。お年玉じゃないとすると、何だ?」
「このカバ! 年賀状に決まってるじゃないか!」
「ああ、年賀状かあ。それならそうと早く言えばいいのに」
「んっ? もう出したのか?」
「いや、出してない」
「俺の分だけ?」
「いや、一枚も出してない」
「おい、付き合いってものがあるだろうが! お前も年賀状くらい出せよ!」
「う〜ん、今からじゃあ面倒だなあ。正月くらい寝かせろよ」
「お前の前にあるのは何だ?」
「ううんと、ホームページ作成機」
「パソコンだろうが! それ使って、ちゃっちゃっと作っちゃえよ! 何か写真使って、そのカバ頭でも出来るようになった文字の合成すりゃあ、年賀状なんて、あっという間に出来るじゃねえか」
「でも、これといって年賀状に使える写真なんて無いしなあ・・・・・・ええっと、これでいいか。これに文字を入れ込んでと・・・・・・源ちゃん出来たよ」
「どれどれ」

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