July.28,2001 入院か、放免か・・・

        眼圧の測定機は、一般的には目に風を送るタイプのものを使う。これで眼圧を測り始めてからもう2ヶ月以上になるが、いまだにこの風が目に当たる感じがイヤだ。風を目に吹きかけられるという感覚を知っていると緊張感が走る。本当にこんなんで測れるのかなあと疑問も生まれてくるほどだ。

        6回目の通院。レーザー治療が効いたのか、はたまたステロイドが効いたのか、とりあえず10日前の診察では、眼圧が正常値に下がっていた。しかし、予断は禁物なのが私の目。この2ヶ月以上、一旦下がっても、また上がっていたなんていう事の繰り返しだった。なんだか心持ち目が重いような気がする。朝一番の予約をとって病院へ向かった。自宅で食事をする時間がとれなかったので、朝食は外で摂るしかない。コンビニでオニギリかサンドイッチでも買おうと思ったのだが、商品を目の前にして、食欲がさっぱり湧いてこない。やっぱり、いよいよ入院宣告がありそうな気がするからだろうか・・・。

        看護婦さんに眼圧を測定してもらい、待合室の椅子に座って、名前を呼ばれるのを待つ。文庫本の小説に目を走らせるのだが、さっぱり頭に入ってこない。心配事があると、他のことには頭が回らなくなるのが私の悪いクセだ。

        10日ぶりにK先生の前に座る。先生が忙しくて10日後の予約しかとれなかったのだが、患者のこちらとしては不安でいっぱい。10日も放っておいて眼圧が上がっていたらどうするだのと思う。先生、看護婦から回ってきたカルテのファイルの表紙を見て、「ハハ、眼圧シールが貼ってない。これは検査の結果で、眼圧は高くなかったということです」 「眼圧シールなんてあるんですか?」 「そう、検査で異常があると、表紙にシールが貼ってあるの」 へえー、そんなシステムなんだあ。

        「どれどれ」とK先生、ファイルを覗きこむ。「ほお、右18、左17。いいですねえ」 良かったあ、正常値だあ。「一応、もう一度、眼圧測ってみましょうか。もう少し正確に測定する機械がありますから」 これは、最初にこの病院に来たときに使った機械だ。目薬を差し、光を当てて眼圧を測定する。「ふーん、右15、左14。いいですねえ、10代の前半ですからねえ。風を当てて測定する機械は風が当たると緊張感から目を閉じてしまったりして、ちょっと高めの数値が出ちゃうんです」

        この日は、K先生の隣に若くて美人の白衣の女性が座っていた。「あっ、この人は研修医の人ですからね」と私に言って、研修医に説明を始める。「この患者さんは、緑内障なんですが、今までいろいろと目薬を試してみたんですが、一旦下がってはまた上がるという繰り返しで、右目のレーザー治療をして、炎症防止の目薬をお出ししたところ眼圧が下がったという、稀なケースの方です」 う〜ん、やっぱり私は珍しいケースだったらしい。

        「それでは、もうしばらくこのまま様子を見ましょう。まだ、再び上がってしまう危険が皆無とは言いきれません。そのあと、今3種類出している目薬のどれが効いているのかわかりませんので、ひとつづつ外してみるということをやってみましょう」 やっぱりステロイドが効くという、ヘンな例なのかもしれない。

        ほとんどの緑内障患者は、入院して手術を受けることになる。これは眼球に穴を空けて、人工的に目の中の水分を外に出すようにする手術だ。できれば、目玉にメスが入るような事態は避けたい。それがどうも、このままでいくと手術は無しという可能性が高くなってきた。私の場合、ごく稀な症例ということになるらしい。病院を出て駅へ向かう。足取りが軽い。ゲンキンなものだ。一月ちょっと前は、絶望感を感じて足取り重くこの道を歩いていた。

        ダイアモックス飲まなくてよくなって、ビールが旨い。仕事を終えて、缶ビールを開ける。暑い夏の日、仕事の汗もこの冷たいビールが旨くてこそ引っ込む。お天道様に感謝。バッカス様に感謝!


July.24,2001 利尿剤と炭酸

        築地市場のある鰹節屋で、毎夏恒例の、ラムネ・サービスが始まった。この店で買物をすると、よーく冷えたラムネを1本、その場で飲ませてくれるのだ。鰹節は別の問屋で仕入れているのだが、[おろしそば]に使う[いとがきかつお]だけは、毎週月曜日に築地に買いだしに来たときに、ここで仕入れている。夏になると、このラムネを飲みによるのが私の密かな楽しみなのだ。しかし、今年のラムネは美味しくない。これは別にラムネ自体の品質が落ちたというわけではない。緑内障治療のために飲んでいるダイアモックスという利尿剤のせいらしいのだ。これのせいで、ラムネの味が変わってしまう。

        ラムネだけではない。前々回に書いたように、ビールでも同じ結果。はたと気がついた。ラムネとビールに共通すること。それは炭酸だ。ダイアモックスは炭酸の味を変えてしまうらしい。コーラでは試していないが、きっと同じ結果だろう。まあ別にラムネやサイダーやコーラが不味かろうと、どうでもいいのだが、ビールが不味いのは辛い。仕事あとの冷たく冷えたビール一杯。これが不味くては勤労意欲も減退しようというもの。

        先週の眼圧検査の結果が良好で、「思いきって、ダイアモックスを止めてみましょう」というK先生の言葉はありがたかった。ビールの味が変わるだけじゃない。いろいろと副作用のある薬だ。飲まないですむに超したことはない。しかし反面、不安感も残る。止めてしまって、それが原因でまた眼圧が上がってしまったら・・・。

        次の診察は、K先生が多忙だということで、10日後になってしまう。途中、町医者のH先生のところへ行って、眼圧を測ってみてくれと言われていた。それで眼圧が上がっていたら、ダイアモックスの服用を再開しなければならない。久しぶりでH先生の病院を訪ねる。事情を説明して眼圧検査。

右22、左19。

        う〜ん、微妙な数値だ。ほぼ正常な数値なのだが、前回の、右16、左17に較べると明らかに上昇してしまっている。H先生、「この数値なら、ダイアモックスはとりあえず飲まなくていいでしょう」

        大丈夫だろうか。少ーしづつ、また眼圧が上がっていく傾向が見られる。今週末の検査でまた悪くなっていなければいいのだが・・・。


July.18,2001 目の皮膚病?

        緑内障だと言われて、ふと思い出したのが築地の豆屋の旦那のこと。築地の場外市場に小さな店を持ち、いつもひとりで店の奥で客を待っている70歳近い人だ。ちょうど1年ほど前だったろうか、「手術で来週から1週間ほど入院するんで、買うのならいつもより多めにしておいてよ」と言われたのだ。「えっ!? どこが悪いんですか?」 「緑内障なんだ。とりあえず片目を来週。それから、また来月もう一方の目の手術でまた1週間。その間、店閉めなくちゃならないんだ」 この時点では私には緑内障の知識といえばゼロといってよかった。「お大事に」とだけ言うしかなかった。数週間後、またこの店を訪れると片目に眼帯姿のご主人の姿があった。

        豆を買うついでに、このご主人に話を聞いてみよう。今週の始め、私はこのご主人に話しかけた。「旦那さん、実は私も緑内障になっちゃったんですよ」 「へえー、どこの病院? あっ、そう。私と同じだね。で、レーザーで焼いたの? そう。幾らかかった? 28000円! やっぱりなあ。私はね、もう老人医療だから安く上がったけどね。これから、入院して手術だろ? けっこう金かかるよ。でもね、あんた緑内障だけ? そう、ならいい方だよ。私なんてさ、糖尿病から目に来たからさ、緑内障だけでなくて、白内障、それに眼底出血まであったんだぜ」

        そういえば、病院の待合室で診療室での声が聞こえてくるのを、なんとなく耳にしていると、いくつかの眼病を併発している人がいるのに気がつく。そうかあ、糖尿の人は緑内障だけで済む問題ではないんだなあ。私なんかまだ恵まれているではないか。緑内障だけなんだもの。それを入院、手術と聞いただけで取り乱してしまったりする。我ながら自分が情けなくなってくる。

        7月5日に右目をレーザーで焼いて、ステロイド系の目薬で手術後の炎症を抑えてきた。ステロイドに合わない人がいるので、その結果を見てくれたのが5日後の7月10日。その時点で眼圧が、右14、左17と正常値になっていたことは前回書いた。さて、次の診察は1週間後の7月17日。診察日の2〜3日前から不安が襲ってきた。どうも目が重く感じられるのである。K先生曰く、「眼圧が高いと目が重く感じるはずです。反対に低いと軽く感じますよ」 どうも重い気がする。目蓋の上から目を触ってみても、巨峰ではなくリンゴのように硬い。これはまた眼圧が上がっているように思えてならない。家族の者に、どうも入院が確定しそうだからと、入院中の私の仕事の引継ぎの話を持ち出す。「店のことは心配しなくていいから、心置きなく死刑判決受けといで」と励ましてくれてるんだかどうなのか分らない声を背に病院に向かう。

        看護婦さんに眼圧を測ってもらう。例によってさわやかなスマイルを浮かべるのみ。これが怖いのだ。眼圧が高かろうが低かろうが表情が読み取れない。死刑判決を待つ気持ちで待合室で名前が呼ばれるのを待つ。入院といっても、病室はどこでもいっぱいなのが現状。入院できるのは約一ヶ月後だという。とすると、今からだとお盆すぎだろうか? それまでに私にしかできない仕事を今から他の人に教えておかなければ・・・とあれこれ考えていると、名前を呼ばれた。死刑か・・・K先生の前の椅子に座る。いよいよ判決が下る。「ほほう、いいですね。右16、左17ですよ。前回とそんなに変わっていない」 ええっ! 執行猶予かあ。

        K先生、隣の診察室の先生を呼ぶ。私が最初にこの病院に来たときに担当した先生だ。私の眼圧を見て、即入院を考えてくれと言い放った先生なのだ。それを、聞いていたK先生が、「その患者さんは私が診ますから」と回されたのだった。「ねえ、見てくださいよ、この人。ねっ、最初にサンピロとトルソプト出して一旦下がったのに、またダメで、レーザーで焼いてステロイド出したら、下がっちゃったんですよ」 どうも、こういうケースは珍しいことらしい。隣の先生も「ヘエー」とカルテを覗きこんでいる。

        K先生、「やっぱりレーザーがよかったのかなあ。それともステロイドが効いたのだろうか? だって、今回は手術後の炎症を抑えるステロイドの目薬ばかりで、眼圧を下げる目薬は1種類しか出してないんだものなあ。それではですね、井上さん、もう少し様子を見ましょう。それで、今回は思いきって、ダイヤモックス錠を飲むのを止めてみましょう。あとは、前回と同じようにね。これで安定してくれといいんだがなあ。でも、安心は禁物ですよ。また上がってしまう可能性も大きいんですから」

        気が抜けたようになって病院を出た。まず95%まで、入院を覚悟していたのだ。それが、こんな形になるなんて・・・。ダイアモックスを飲まなくて済むのは助かる。あんな副作用の多い薬は飲まないに越した事はない。しかし、それによってまた眼圧が上がってしまったら・・・。まあとりあえずは、良かったではないか。ステロイドが緑内障に効いたのかあ? 私の頑固な持病である皮膚の乾癬。それにステロイドを使っているわけだが・・・そっ、それじゃあ、私の緑内障は皮膚病なのかあ!?


July.13,2001 イチかバチかのステロイド

        新しく出された3種類の目薬は、主にステロイド成分のもの。どうして、ここでステロイドを使うかというと、右目のレーザー手術による炎症を抑えるのが最大の目的。また、ステロイドによって眼圧が下がるという例もあるらしくて、これを使ってみようというわけである。ただし、ステロイドには危険が伴う。ごく稀な症例として、ステロイドを使うことによって、逆に悪化する体質の人がいるらしいのである。

        私は乾癬という皮膚病にかかっていて、常にステロイドの軟膏を体中に塗っている。ひょっとして、皮膚から入ったステロイドが原因で緑内障にかかったのだとしたら・・・、それを直接に目薬で目に差そうというのである。ちょっと怖い。「そのステロイド軟膏は、もう何年くらいつけてるんですか?」 「そうですねえ、ざっと10年以上になると思います」 「それなら、おそらくステロイドが原因ということはないと思います。このステロイド系の目薬を試してみてください」

        乾癬という皮膚病も厄介だ。根本的に治す治療法というものが無い。対処療法・・・つまり軟膏を塗りつづけるしかないのが、今のところ医学の現状らしいのだ。これがまた頑固で、なかなか良くならない。さらに厄介なのは、私の場合、夏と冬では出る場所が違うのだ。夏は手の甲。冬は顔と背中。まったく1年中追いかけごっこと言っていい。なるほど10年以上もステロイドを使いつづけていて、最近になって急に眼圧が上がってしまったとは考えにくい。

        思いきって、ステロイド系の目薬を差し続けることにした。副作用の多いという錠剤ダイアモックスは、倍の量になった。これは主に利尿剤である。尿を出す事によって目の方に水分を行かせないようにするためらしい。「トイレが近くなるはずですよ」と言われたのだが、これがまったく普段と変わらない。倍の量になって、少しは近くなるかと思ったが変わらない。夏なのと、肉体労働をしているために汗で出てしまうからなのだろうか? そうそう、これは薬のせいなのだろうか、毎晩缶ビールをひとつだけ飲んでいるのだが、このビールの味がヘンなのだ。はっきり言って不味い。舌の感覚がおかしいらしく、ヘンに甘いような苦いような味がする。不味いのなら飲まなければいいのだが、このへんが酒飲みの意地汚いところ。心配だった他の副作用も別に感じない。手の痺れもあんまり気にならなくなってきた。

        4回目の通院。眼圧検査を看護婦さんにやってもらう。これが毎度のことながらポーカー・フェイスなので、眼圧が高かったのか低かったのか、その表情からは読み取れない。軽いスマイルを浮かべているその顔を見ていると、「やっぱり、高かったみたいだなあ」という気になってくる。待合室で待ちくたびれたころになって、やっと名前を呼ばれる。K先生、カルテに附けられたきょうの眼圧検査の結果を見て、「おっ! きょうはいいですね。右14、左17ですよ」 やったあ! 正常値だあ! 「どうもステロイドが効いたみたいですね。それでは、もう少しステロイドを続けてみましょう」 よかった。本当によかった。ステロイドは悪者じゃなかったんだ! 「本当に良かったですね。きょうもし、相変わらず眼圧が高かったら、即入院のスケジュールを決めなければならないところだったんですよ」

        「それじゃあ、また1週間後」というK先生の言葉を背に、診察室をあとにする。よかった。しかしまだ予断は許されない。町医者で一回、この大病院で一回、一度下がった眼圧が再び上がってしまったという経験がある。ぬか喜びは禁物。喜んだあとでの悪いニュースは、まるでどん底に突き落とされたような気分になるもの。来週上がっていたら、いよいよ入院が現実のものとなってしまう。まあ、緑内障にかかったほとんどの人が、最終的には入院して手術を受けるそうだから、私の場合もその線が濃厚なのだ。覚悟だけはしておかねば。


July.6,2001 リンゴか巨峰か?

        眼圧の高い低いは、なかなか自覚症状に出てこないので厄介だ。病院へ行って、そのつど測るしかない。たまたまテレビを見ていたら、緑内障のことを取り上げていた。目を目蓋から触ってみて、巨峰くらいの柔らかさがあればOK。反対にリンゴを触ったときのように硬い感触だったら、眼圧が高い証拠だという。

        3回目の通院。町医者にかかったときも、目薬で一時的に下がったものの、何週目かに測ったときには、眼圧は逆戻りしていた。また上がっていなければいいのだけれど。そっと自分の目を押してみる。どうもシロートでは、果たして巨峰なのかリンゴなのか分らない。巨峰でありますように。リンゴはイヤだ。眼圧が20以上だったら、即その場で右目のレーザー手術だ。

        眼圧測定をして、診察の順番を待つ。診察室に通されると、K先生、測定結果を見て、「う〜ん、戻っちゃってますね。右45、左24」。ああ、リンゴだ。「とりあえず、お約束どおりですから、今から右目のレーザー手術をします。これは簡単な手術です。眼球の水分の通り道のデコボコをレーザーで焼いて、通りをよくしようという手術です。すぐ終わりますし、痛くありませんから安心してください」。あとで精算表を見たら[隅角光凝固術]となっていた。

        右目に目薬を差され、レンズをあてがわれる。カチッ、カチッと音がして、そのたびに眩しい光が目に飛び込んでくる。なるほど痛くはない。ただ、ちょっと目の下あたりに、かすかにチクッ、チクッと軽い痛みがあるくらいか。ほんの数分で終了。

        「こうなるとですね、やはり入院して手術というのも視野に置いておかなくはならせなくなってきましたね」。そうかあ、やっぱりなあ。「きょうは、このあと点滴をやっておきましょう」と別の部屋に通され、点滴。点滴なんて顔面骨折で入院した30年以上前にやって以来。あーあ、本当の病人だあ。当たり前だけど。ベッドに横になりボンヤリと考え事をする。いったい何だって、こんな病気になっちゃったんだろう。点滴の瓶は[マンニットールS]というラベルが貼ってある。眼圧をさげる点滴なんだそうな。それにしても点滴というのは時間がかかる。1時間もこんなものに付合わなければならない。もうそろそろ帰らないと店の昼時が始まってしまう。イライラしながら、早く終わらないかと待つ。

        点滴終了後、もう一度、眼圧検査。右32、左19。処方箋を受け取り、「ではまた、来週の火曜日に来て下さい」の声でダッシュ。診察予約係に伝票を渡し、コンピューターに入力してもらう。今度は会計へダッシュ。うわー、並んでいる! イライラと待つこと10分。ようやく自分の番が来て、請求金額を聞かされてビックリ。28.040円。そうだ、きょうは手術をしたんだ。前2回が1.000円程度で済んでいたので、てっきりその気になっていた。そんなに持っているか? ポケットの小銭まで総動員して、会計の皿に千円札だのジャラ銭だのを積み上げる。会計係のオネーさんのびっくりした顔。だって、それしかないんだよ。金額は足りてるはずだ。

        外に飛び出すと、11:50。もう時間がない。タクシーを捕まえる。店までついて、「ちょっと待ってね。お金取ってくるから」とバッグを残して店へ飛び込む。店はもう昼の忙しさの真っ最中だ。レジからお金を借り、タクシーの運転手に払う。

        仕事が一段落してから、処方箋を持って薬局へ。目薬は、また違うものが3種類。ハイバジールコーワ、フルメトロン、ブロナック。最後のは手術あとの炎症を抑える薬だそうだ。そして、あの厄介な副作用薬ダイアモックスが、以前は朝晩半錠ずつだったのが、朝晩1錠ずつになった。今回の目薬はステロイド系らしいのが、ちょっと心配。ステロイドは効く人と、逆に悪化する人があるらしい。私は皮膚病で長年ステロイドを使っているのだ。もし、ステロイドが体に合わないとしたら、この皮膚病治療のせいで緑内障になってしまったとも考えられる。そのステロイドを直接目に差すわけである。果たして、これが吉と出るか凶と出るか・・・。

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