August.15,2001 これで治ったのか?

        8回目の通院。眼圧正常。風を当たる機械で計測しても、右15、左17。この機械で測ると、ちょっと高めの測量値になってしまうが、どちらにしても正常。K先生の顔も明るい。本当に治ってしまったのだろうか? 前回受けた視野狭窄検査も、最初に受けた結果よりも良くなっているという。左の目を検査したときに、後半まったく光が見えない時間が続いたので、やっぱりダメなんだと思っていた。「見えなくなっていた部分が復活しているかもしれませんね」と言う先生の言葉にうれしくなる。

        「よかったですね。夏場に入院なんて、うっとうしいですもんね」と言う先生の言葉に、そうだよなあと、苦くてうれしい笑いを浮かべて診療室を後にした。

        また、しばらく様子をみるということになって、おんなじ目薬の処方箋を受け取る。今度の診察は2週間後。本当に入院、手術無しで治ったのだろうか・・・? だとすればいいのだが・・・。


August.3,2001 視野狭窄検査ゲームマシーン 

        レーザー手術が効いたのか、あるいはステロイド剤が効いたのか、とりあえずは眼圧が下がりホッとしたところだ。次の診察日まではまだ間があるのだが、最初に病院に行ったときにやった視野狭窄検査をもう一度受けてくれと言われて、病院へ行った。

        視野狭窄検査というのは、緑内障にでもかからなければまず経験することのない検査だろう。これをどう説明したらいいのだろうか? 片目を塞いで、半球型の箱を覗く。まずは中心に光が出たら、ゲームコントローラーのようなスイッチを押す。そう、ゲームセンターでゲームをやっているような感じに近い。この光が強く光ったり、弱く光ったりする。まあ、シューティング・ゲームみたいなもの。

        これはオープニングみたいなもので、次からいよいよ本番のようになる。先ほどの光が出てきた位置より少し上に小さなランプがひとつ点いている。必ずここを見つづけなければならない。お椀の底の一点を覗きこんでいるな状態でアチコチに大小、強弱さまざまな光が現れる。これが見えたらばコントローラーのスイッチを押す。これはより面白いゲームだ。ついつい夢中になってしまうのだが、ものの数分でゲーム・オーバーになる。

        この、ゲームのような検査が本当に面白いのかというと・・・面白いです。自分の視野の範囲が落ちているとしたら口惜しいから、チラッとでも見えたらスイッチを押す。なんだか反射神経のテストを受けているような気もするのだが・・・。前回の検査では右目はほぼ正常。しかし左目は右上の部分が見えていなかった。今回も同じような気がする。左目は長時間何も光らない時間がある。

        左目は、ボヤッとした霞みがかかっているような感覚があって、日常生活をしていても気になってしょうがない。まあ別に支障をきたすほどではないので、もっと悪化してしまった人に較べれば、よしとしなければならない範囲なのだろうが・・・。検査結果は、来週の診察のときに発表される。

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