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客席放浪記

J亭スピンオフ企画
白酒・三三・一之輔 大手町二人会
スタートスペシャル三人会

2018年3月8日
日経ホール

 開口一番は、二ツ目の入船亭小辰『金明竹』
 前座さんがよくやる噺だが、さすがに二ツ目ともなると上手い。大阪弁を東京人には聞き取りにくく喋る。前座さんだと、きれいに聞き取れてしまったりするからな〜。

 
春風亭一之輔『蝦蟇の油』
 途中で、前に『金明竹』が出て、言い立てがある噺は普通しないことにき気がついたようだがそのまま。酔っぱらった蝦蟇の油売りが、金明竹の言い立てを始めてしまうのはナイスフォロー。
 しかし酔っぱらった後は実に自由な『蝦蟇の油』。蝦蟇の油が蛙の汗になってしまうのには笑った笑った。

 小辰が今日楽屋に入ってる前座金原亭乃ゝ香のとことを話したものだから、高座返しに出てきた乃ゝ香が恥ずかしそうにしている。それに客席から拍手が起こった。
 出てきた柳家三三が「何の拍手ですか?」。
 一之輔の自由すぎる『蝦蟇の油』のあとは、キチッと『五貫裁き』
 それでもここでも『金明竹』の言い立てを入れる余裕もあって客席を笑わせる。

 昨年度の文化選奨、大衆芸能部門文部科学大臣新人賞を受賞した桃月庵白酒。マクラでたっふりと白酒風にこれを茶化してくれた。落語家の受賞の喜びの表現はこうでなくちゃ。
 白酒の『お見立て』は以前にも聴いている。とにかくテンポのいい『お見立て』。通常のサゲには行かず、立川雲黒斎家元の墓から、黒柳徹子・・・まだ生きている!までを一気。この噺はテンポが大事だなと、つくづく思う。

3月9日記

静かなお喋り 3月8日

静かなお喋り

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